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原作既読。
いい意味で原作とは雰囲気の違う作品となっており、別の味わいを楽しみました。
五十嵐樹を演じた坂田将吾さんの、全編通じて低体温っぽい、粘度高めっぽい話し方と、志田への恋心絡んだときの温度高めの話し方のギャップがすごく素敵でした。
志田諒を演じた鈴木崚汰さんの、全編通じて明るく楽しくまっすぐな感じの話し方と、後半、志田側からの物語になったときに、内に秘めていた思惑、気持ちが少しづつ伝わってくる話し方の違いがすごかったです。
特に、再会したときの、志田の、何年ぶり?5年ぶりくらい?という呼びかけと、五十嵐の、8年、という戸惑いながらも即答する言葉、このやりとり、後半、最後で、とても効いてきます。
趣味も将来の夢も写真で、友人付き合いよりも写真、と人と関わらないで過ごしていた五十嵐のところに、ある時から急に、そして毎日、ぐいぐいと距離を縮めて友人付き合いをするようになった志田。
最初はかなり一方的な交流で、2人の話し方にその温度差がよく表れています。
志田からぐいぐい来たことで始まった友人関係だけれど、気づいたら相手のことを好きになってしまっていて、恋心を抱いていることがばれたらもう一緒にいられない、と悩みつつも、相手が好きだから一緒にいたいという気持ちもある五十嵐の気持ちがとても切ないです。
低体温っぽい話し方は変わらず、気持ちがにじみ出てくるようになってきます。
好き、大好き、と何度も言われてうれしいけれど複雑な気持ちを抱いている様子がなんとも切ないです。
原作ではさらっと描かれていた、五十嵐がいつまでも持ち歩き続けている(保管ではなく)、志田が無理やり撮影して待ち受け設定した2人の写真が残っているガラケーの存在が、ドラマCDだとかなり印象深くなっているのが、とてもよかったです。
酔っぱらった勢いで身体を交えて、それ以降、身体の付き合いもするようになっていく2人。
2人ともきちんと言葉にしていないから、踏み込んだ会話をしないままだから、セフレのような関係のまま月日が流れていきます。
高校時代から想いを自覚して自分から線引きをした五十嵐だけでなく、志田の数々の友情なんだか愛情なんだかと迷ってしまう台詞、行動にもやもやさせられます。
五十嵐のアシスタント、ルカの登場、かなり強烈な言動、身近でカップルになってしまうくだりは、志田と五十嵐が結ばれるためのものだったとはいえ、省略しすぎていきなりすぎる印象でしたが、ドラマCDではもう少し、様子がわかるようになっていました。
お互いがお互いを大好きだけど、関係が壊れそうで勇気が出ない、身体を重ねているのにちゃんとした恋人同士になれないまま、というのがなんとも切なく感じました。
ようやくお互いが気持ちを口にして両想いになるシーンは、身体の関係を持つきっかけが酔い、で、今回は夢かと思った、という、都合のよすぎる展開続きだったのには興ざめしましたが、2人がたくさん言葉を重ね合って、気持ちと伝えあっていくところは素敵でした。
この2つの要素が、個人的に好みでなかったので、☆の数少なめに評価させていただきました。
最後に志田が、今度は思い出じゃなくて記念に撮ろう、と五十嵐に呼びかける台詞は、大円満のハッピーエンドにふさわしい、素敵なものでした。
すごく良かった〜!!高校生の頃の志田と五十嵐の感じと大人になったふたりの声のトーンの感じが違っていてときめいた☺️
特に志田は高校生の頃は明るい陽キャ!という感じなんだけど大人になると落ち着いたトーンで五十嵐には少し甘さもある話し方で……2人の関係が️変化したからこその話し方だよなぁと。高校生の頃の2人も志田が無邪気な感じで五十嵐に絡んでいて五十嵐がだんだん恋心を自覚していく過程がとても好き!
坂田さん出演作品は彼が攻めをやっているのを聞いていたので、今回の受けはどんな感じなのか楽しみにしてた!そしてすごく好きでした〜クールでかっこいい男なのに志田にはうまく振る舞えなくなる感じとか、るかには野太い声だして叱ったりとかwww
2人の♡♡♡シーンは、初めての誘う夜から五十嵐の声が切なかったり…だし、ラストの志田の「愛してるって言わないとわかんない?」でひゃ〜ってなったし
描き下ろしの初めての素面の️は五十嵐のドキドキがこっちまで伝わってきちゃったかっわいい!
そしてハ…もね志田の攻めた感じの声が色気たっぷりでかっこよかったー!!楽しかったです。ふたりのキャストトークも出だしからせーので可愛いし、元気があって好き
