【完全版】【電子限定描き下ろし付き】
いい感じに力の抜けた伸びやかな線で描かれる人物。適度なユーモア。建物も定規で引いた直線でなく手描きのゆるやかな曲線で描かれていて、すんなり読み進めていくことができました。
読み始めたとき、ゲイビに出演していたキハチに対して「何、自分の嗜好でこんなことして弟に迷惑かけてんの!」と正直イラッとしました。
けれど番外編で、なぜキハチがゲイビに出演することになったのかを知り反省。そうだったんですね。
弟思いのキハチの初めての相手が右京さんのような優しいイケメンで本当に良かった!
「すぐ連れていくから」に爆笑しました。
まず、絵が自分的には刺さりまして、兄弟のお話はたくさんあるので、なんとなく大体のストーリーが頭に浮かび、まあ、面白そうだなと思って、ちょっと様子を見ていたのですが。他の方の評価が結構高く、興味もわいてきましたので購入しました。たくさんの作品を読んでいると、新鮮味がなくなってくるのは、致し方ないのでしょう。
なんて思っていたのですが、この作品の切なさ度が非常に良くって、思わずググっと引き込まれました。心情がリアルというか、自分的にシックリ来て、終わりまで納得のストーリーです。続きも気になりますが、こういうのはない方がいいかも。
良作でした、ありがとうございました。
商業化まえから、おすすめされていて、
このたび本になっていたので、購入しました。
おすすめしてくれた人には、凄く良いといわれていて、ちるちる内での評価も高く、コミコミさんでは売り切れ
ということで、
ハードルがかなり上がっていました。
そしてついに読んだ本作。
ガチの兄弟カップリングで
私にとってはメリバエンド。それか、この状態で終わるなら未完結(というか中途半端)だと思いました。(あくまで私の主観です)
ただし巻末の書き下ろし等読むと、希望はある終わりかたにはなっているのかなとは思います。
こういう終わり方は苦手なのですが(わかっていたら読まなかった)、神評価の理由は、上記の理由があるにしても、良い本だと思ったからです。
兄弟ものなので敬遠していたけど、表紙の素晴らしさと評価高かったのが気になり購入。やっぱり、初めから心鷲掴みであっとゆう間に終わりがきた。読み終わってからも、キハチの心情やヤヒロの思いに想いを巡らせていた。最終的には、あるあるで本当は血のつながらない兄弟なんでしょ、なんて思っていたらガチ兄弟。個人的に「えっ?!」となりましたが、読み終えてからも考えさせ、心に残る素晴らしい作品でした。願わくば、色んな概念とすっ飛ばし、想い合ったふたりがハピエンになることを願うばかりです。
題材はちょっと重めに感じた。
心のどこかで、本当は兄弟ではない設定を期待しながら読んでしまった。本当に兄弟同士の…だった。
だったら読むなよという話なんだが、試し読みが面白そうだと感じてしまったのだから仕方がない。
萌えとは行かなかったけど、あのタッチとか話の雰囲気とかそういうのはとても好きでした。
重いけどキャラクターたちの雰囲気がそうさせない感じ。
AVに出る理由や流れもなんだかリアルだった。
作者さんの別の話が出たらまた読んでみたいです。