【完全版】【電子限定描き下ろし付き】
兄弟失格読ませていただきました。
私はジャンルの中で実の兄弟モノが1番好きで、できる限り漫画を集めておりこの作品に辿り着かせていただきました。
まさに圧巻でした。実の兄弟でしか描けない要素が満載で、本当に兄弟モノはこれだー!という感じでした。
まず一つ目に、この作品は兄が受けだと思いますが、しっかりお兄ちゃんしてたところが最高でした。自分の幸せよりも弟のことを1番に考えてるからこそ、離れる決断をする。兄弟モノの中でもこの選択ができる兄こそ私は限りなく深い愛があると思います。そこに実の兄弟の葛藤が出ており素晴らしかったです。
また、弟の方も、急に意識し始めたという訳ではなく、ずっと兄の本質も含めて愛していたことが伝わりました。親の代わりに自分が全てを背負っていること、気づかないうちに自分を蔑ろにしてしまうこと、このお兄ちゃんは一見陽気なのでこのお兄ちゃんの心の奥は弟しか守れないなと感じました。
お兄ちゃんが家を出てからの弟との電話のシーン、1番愛してる人を守るために、手放す決意をしたシーン、痛いほどお兄ちゃんの気持ちが伝わってきて声を出して泣きました。
正直心の奥底では弟にどうかこの兄を今度はお迎えに来て欲しいです。
ですが、すぐにハッピーエンドになる作品よりも、この葛藤が血の繋がりには必要だと思います。
この読み終わった苦しい気持ちもそれが全て作品を完成させているなと感じました。
だけどやっぱりお兄ちゃんを迎えに来てね!!!
素晴らしかったです。ありがとうございました。
シンプルな絵のタッチ、受け攻めの好みは生憎範囲外で最後まで読めるか分からず読み始めたものの、漫画の描き方がスッと頭に入ってくる形だからか、とても先が気になる展開になりました。
スポーツものの二次創作とかたくさん描いてたのかな?と思うようなスポーツ漫画に慣れてる感じで、次巻で攻めがどう成長して、受けがどう受け入れるのかとても気になるところです。サブキャラたちも設定がしっかりしていそうで、今後スピンオフとかも出てくるのかなとそこも気になります。
面白かった!最初の引きがめちゃくちゃ気になって、すんなり読み始められた一冊。
終盤はちょっと駆け足感あったけど、全体のテンポ感が良くて、「弟と兄」の感情の空気感というか、曖昧な“間”の描写が本当に良かった……!読んでる間ずっと心臓がじわじわ揺さぶられる感じだった。
この先の話ももっと読みたい……続き出てほしい…!
物心ついた年齢でまだ赤ちゃんの弟(ヒロ)と共に母親に捨てられた兄(キハチ)のお話。
母親に捨てられた事を理解している兄と、その存在すら知らずに育った弟の気持ちを思うと本当に胸が痛くなります
自分の人生全てを弟に捧げ『弟だけは自分が幸せにする』というキハチの兄としての強く大きい愛がお話を通して伝わってきました
また、一方で、母親の愛も知らず、頼りにならない父親の元で兄だけの愛に育まれたヒロの、兄に対する感情の波にあっという間に引き込まれてしまいました
あることがきっかけで家族愛の線を越え、お互いひとりの人間としての愛に気付きますが、兄はやはり弟の将来を第一に考える方向に辿り着きます
第9話の遠征に行く弟を兄が見送るシーンは何度読んでも泣けます…兄にとっては自分を含めどんな犠牲を払ってでも優先されるべき存在が弟で、その弟のためにする愛ゆえの決意が数ページに見事に凝縮されていて心臓を掴まれた感じでした
続編がスタートして間もないですが、1話進む毎に一巻を読み直しその度に号泣しています
どうかふたりが幸せになれますように…
