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表題作青と陽炎 2

和谷鷲介/白鳥北斗
高校3年生,野球部マネジャー,キャッチャー
南真琴
高校3年生,野球部エース,ピッチャー

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

野球部のエースピッチャー・真琴は、元バッテリーの幼なじみ・鷲介に恋心を抱いていたが
フラれてしまう。鷲介への想いを忘れようとする真琴は現バッテリーの北斗に「この夏でもう野球辞めるから」
と告げるが、そんな真琴に北斗は自らの想いを打ち明ける。一方、鷲介は真琴の告白を聞いてから、なんだか調子がおかしくて…。
それぞれの想いを胸に高校3年生、夏の大会が幕を開ける―――。

青春×野球×三角関係、至極のボーイズラブ、第2巻!

作品情報

作品名
青と陽炎 2
著者
ドンドン 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
ハニーミルクコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784065388167
4.7

(100)

(78)

萌々

(20)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
30
得点
473
評価数
100
平均
4.7 / 5
神率
78%

レビュー投稿数30

海、夏の大会、そして恋…キラッキラなアオハル満載の2巻!!

3巻発売を機に1巻から読んでいます。1巻すごく面白くて、2巻はどうなるんだろうとワクワクしながら読みました。以下ネタバレありますのでご注意ください。全201ページ。

1巻で真琴が鷲介に告白するも、鷲介は振ってしまった!でも鷲介の心臓はドキドキしていて…の続きです。

2巻でも鷲介は真っ赤でドキドキしてるし、何か進展あるのかと思ったけど、そんなことはなく…。真琴はスンとして真っ黒な瞳で「忘れてほしい」と…それでいいの?!お二人さん!

北斗と鷲介が腹を割って話をする。
鷲介が野球を辞めた経緯が詳細に語られる。この回想が…つらくて、切なくて、悲しくて…泣けてしまった…。

部活が一日休みになり部員達が海へ行く。アオハル〜!海ではっちゃけるDK達が可愛いww

鷲介は真琴を意識してまたドキドキ。
でも「こんな俺のことなんて さっさと忘れた方がいい」。海に北斗と真琴を二人きりにする。
鷲介は真琴とどうにかなりたい気持ちは全然ないんだな…。鷲介推しとしては切ないよ〜。゚(゚´ω`゚)゚。

真琴は北斗に「この夏で野球を辞める」と宣言する。鷲介が野球を辞めたからと…。
激昂した北斗は勢いで告白する!
ああ〜〜とうとう〜〜!!
「俺にしろよ」「お前の気持ち 全部塗り替えてやる」!!
っか〜〜、告白も男前だ〜〜!キラッキラしてんね!こりゃ鷲介は敵わねぇ〜。゚(゚´ω`゚)゚。

そして夏の大会が始まる。
1巻より野球シーンが多くて、野球BLという感じ。試合のシーンはすごく描写に迫力があって感動しました!
(1巻のインタビューによると、先生はそこまで野球に詳しそうじゃないのにすごいな〜。)

なんと決勝に進出!
しかし真琴がピンチに。真琴と話す鷲介。
「鷲介と一緒にいるために(野球をしてきた)」という真琴に鷲介は…
「もう違う」「俺のためじゃなくていい」「大丈夫 真琴なら」
自ら真琴から自分を切り離すように諭す鷲介に、また泣いてしまった…。
あの引っ越しさえなかったら、鷲介だって一緒に野球ができてたかもしれないのに…。鷲介の涙が切ないよ〜。゚(゚´ω`゚)゚。

北斗はランニングホームラン!どこまでかっこいいの〜!
そして真琴の瞳に光が戻った!!
鷲介の言葉と、北斗の行動で、真琴は元の真琴に戻れたんだなぁ…。

夏の試合が終わり、打ち上げの帰り道、北斗は真琴の気持ちを訊く。
北斗は「真琴の中の鷲介への気持ちごと、真琴を大事にしたい」なんてセリフを…。
もうこれ見て、天を仰ぎました、私は。この子は本当に、どこまで男前なヒーロー気質なの〜!!これに絆されない人いる?いやいないわいっ!ww

でもそんな北斗と真琴を見ても、私の心はほとんど動かず…。自分は完全に、北斗に帰り道を譲っちゃう鷲介推しなんだと、思い知らされたのでした…え〜ん、鷲介〜〜。゚(゚´ω`゚)゚。

ラストは意外な人物が出てきて、なんだか波乱の予感?という感じでおしまい。続きはどうなるのか?!

2巻は、海、夏の大会、そして三角関係…とキラッキラなアオハルが満載でした!
新刊の3巻もすぐに読もうと思います♪

4

三角関係がお好きな方は是非!

1、2巻纏めての感想です。
普段野球に興味がない為スルーしてしまっていたんですが、試しに読んでみたら三角関係じゃないですか…!
知らなかった!そして面白い…!!!
男同士であっちでもこっちでも恋してるのは現実的に考えるとないなぁと思うのでBL的展開ではあるのだけど、BL展開に敏感で冷めがちな私でもこちらの作品は楽しめています!

目が合うことだけで心臓が速まり、ラッキースケベにドキドキする各キャラの初さのおかげもあって爽やかで(でもすごく汗臭さも感じます。臭いのことがよく出てくるからかな。)、エロではなくピュア、甘酸っぱさと切なさが味わえるお陰かもしれません。

バッテリーという関係の夫婦感と特別感には惹かれましたし、そこに元キャッチャーと現キャッチャーという元彼と今彼のようなおいしい図式と飛び交う矢印…どうなるんだろうとワクワク。

そして、人が人に感銘を受ける姿を描くのがとてもお上手でした。
キラキラ、キラキラ。
暗闇だった目には輝きが戻り、憧れた彼が戻ってくる。
こんな目を私はもう随分できていないけど、あの頃の私はこんな目をしていたのかなと読みながら昔の自分と重ねて懐かしんでしまいました。
青春だなぁ。

「こんなんじゃ…やめられない…っ!!!」
野球をやめると言っていた真琴の気持ちの変化と、宣言通りその決意を変えることができた北斗の嬉しさがとても伝わってくる画面づくりが素敵で、とても好きです。
野球題材だからこその関係性を見せてもらえるので、野球のよさに触れる機会にもなっています。

最初は鷲介が優勢だったのに、北斗が逆転していっているような…あぁでもまだまだ分からない。
突き放してしまった後で自分の本当の気持ちに気づいた鷲介が…切ない。
個人的には北斗と結ばれてほしいのだけど鷲介を選びそうな気もして…あぁ〜〜〜早く続きが読みたい。
出会うのが遅かったけど、これからはリアタイで追いかけます。
今後の動きがとても楽しみです。

1

鷲介派です

BLで三角関係って中々珍しい気がします。
初見では北斗が当て馬なのかなと思っていたのですが、2巻の終わりでわからなくなってきました。
この巻では鷲介推しとしては辛い展開が続いていて、自らの手で真琴を解放するんですよね。きっと真琴のキャッチャーは自分であってほしかっただろうから鷲介には辛かったと思います。それでも、真琴のためを思って背中をおす鷲介の愛情に心を打たれました。
この先恋愛面はどうなっていくのかドキドキしています。鷲介には早く本気出して欲しい。でも、ラストがなあと。
北斗の頑張りや想いはわかるけど、真琴がそんな心変わりするこだとは思えないし、鷲介への気持ちはどうなったのか少しモヤモヤしています。
次巻も楽しみです。

2

恋人北斗!キャッチャー鷲介!追記あり

ああ、眩しい。海で戯れる北斗、、、

やっぱり表紙が北斗なので、真琴の恋人路線強いのかな?期待させて後で落とされるとか、本当に勘弁してほしいところ(笑)
この三角関係は秀逸すぎる。薄汚れたおばはんの脳内を純愛に引き戻すすんごい作品。伏線やキーワードになるようなコマを探しまくって何周熟読したかわからない。

今のところすごく気になっているコマは、真琴がテストでアか、ウか、それともイ?っていうテストの何気ないセリフなんだけどね。これってもしかして鷲か北か、それとも違う方向を選ぶってこと!?と悶絶したね。

真琴が鷲に振られて北斗が介抱するシーンには雨上がり紫陽花の描写があったよね。紫陽花の花言葉も調べたけど「移り気」「辛抱強い愛」だってもんだからこれもまた悶絶したね!ここで北斗に絶対気持ち傾いたもんね!単話の表紙!

海で真琴がグミで魚を釣ろうとしているが波(海)にさらわれた。真琴はさそり座、さそり座の別名は魚釣り星。そんで海の比喩は北斗よね。グミは鷲介がすきなものリストに書いてあった。鷲介は波に阻害されるから釣れなかったんよな。
その後素手で魚を捕まえる北斗。真琴を捕まえるんかなと勝手に考察。

鷲も家庭環境やケガで生い立ち辛いよなあ、けどな、かわいい真琴を振り回しすぎ傷つけすぎてな、真琴がかわいそうやわ。しかもキスははじめてじゃないってことは、彼女いたんだろなぁと推測できるし…

北斗も中学からずっと好きだった相手にやっと振り向いてもらえたのに鷲介の存在がでかすぎてそれでも真琴への愛は変わらず…ってなんて一途で健気なの!?

この巻は、北斗が真琴に攻めて、攻めて、攻めて、攻めまくる巻です。

真琴が野球辞めるって言った、野球を続けてきたのは鷲介がいたからとはっきり言うた中でのよ?このショッキングな事実を聞いてもなお、攻めに攻める姿に感動してしまった。
海での告白は、全北斗ファンが絶叫やら喘いだことでしょう!
わたしは、読みながら立ち上がり、ガッツポーズを決めた!(笑)
中学から好きなんだもんね、気持ちが抑えられないよな、感情溢れた北斗に真琴も頬を赤らめる。部室での部員たちの会話聞いてたけど、まさか本当に自分のこと好きだとは思わなかったんやろな…
告白されて、やっと意識したんやな!真琴も鈍いよね~
鷲介と一緒似たもの夫婦なのかしら?
あぁ!アオハル!たまらぁーん!

この巻は、映画化してもおかしくないよね~!
大阪組が関東行きを決めるシーンで終わります。

以下、三巻のお話も入ります
三巻が感情えらいことんなって書ききれなかったため。


鷲介に、「昔も今も鷲介が大事だよ」からの…真琴が北斗のところへ息を切らしながらかけよるシーン…振り向いた北斗がこれまたいい男なんだわ!このカット好き!カラー化してポスターにしたいくらい!くうぅ~(涙)歯ぎしり止まらん!

そして真琴に走りよって力強く抱き締める。苦しいほどに…
「いやだ」「花火なんていい」
からの「好きだ」2回もいうた!!表情も切なすぎて辛すぎ!こんだけ真琴のことが好きなのに、鷲介のところに戻ってしまうのかという不安が駄々漏れで、辛い!真琴も、早く北斗に好きって言って?仕返ししてあげて!頼む(涙)辛い!花火を見ると結ばれるっていうのに一緒に見たの鷲介!
これはねバッテリーとして再度結ばれるという伏線なんやないかな?と読み取った

バッテリーって夫婦ともいうもんな、名前の意味も鷲介と真琴は夫婦星だもんな。

優男風を引き出したのは夏輝やで。夏輝は、鋭いよ!なんでも見抜いてんのよ、自分とのバッテリーで府抜けた野球されて腹立ってんのに2送で球当てられたらそりゃキレるわな。しかもそれで野球やめてしまった鷲介。自分のせいと高校時代ずるずるずる引きずってとうとう東京まで出てきたんか。そりゃ鷲介に対する言動はよろしくないよ?でも晶と本当はバッテリーでいたかったのに、鷲介が番号かっさらっていったから、悔しかったんだね。野球に対して真面目やし、仲間にも健気すぎん?ねぇ?わたしゃ鷲×夏の路線も諦められない!

私は完全に北斗×真琴。真琴メス落ちしてくれ!?って汚れた心がざわつきます。

最新表紙は鷲が真琴の左腕つかんでるね、これは左投げの真琴だから、バッテリーが戻ることを意味してんのかな
北斗は晶にも、「へぇ?キャッチャーで?」て言われてたしな?インスタ交換したんは今後なんか絡むんか?え?
名前の伏線として南斗六星と北斗七星の神話絡みであれば、19歳までの少年の寿命を99歳まで伸ばす説があるんよね。南と北斗は対なんで、鷲介の野球寿命を伸ばすのかな?とも予想出来るし。ドンドン先生!本当にこれどうなるの!?

考察止まらない!!

そして身体は北斗ががっちり掴んでるね!?期待していい?恋人は北斗継続でそのまま真琴メス落ち(2回目)確定路線期待してええんか!?こんなに切なくて辛くて楽しみな漫画BL歴25年だがはじめて!

この漫画をみながら、藤田麻衣子さんの
真琴目線「蛍」「二人の彼」

北斗目線「君が呼ぶのなら」

っつー曲聞くと、感情ジェットコースターになるの確定やで。おすすめです。


真琴が二人を選ばない選択肢もあるが…


北斗にだけ見せる涙も、ツンデレも、真琴のすべてが愛しくてたまらんのです。

真琴が目に輝きを取り戻し

「あぁ…やっと…」

の北斗のシーンは

北斗良かったね…ずっとこの瞳を追いかけてきたんだもんね!?良かったねぇええー!と涙なしでは見られませんでした!
本当にこのシーンよかった!!

あとな
北斗の袖をひっぱって、こんなんじゃ終われない!
このあふれる涙の真琴の表情に…やさしく北斗が抱き寄せる!丁寧に描かれている描写が…!!!

愛しさと切なさと心強さと…!!!w

ここも大好き!!真琴の美しすぎる涙が…
うぅ…

胸が熱くなります

二巻も熱く、深堀りしながら読ませてもらいました

本当に良作!
全人類に読んでほしい!

3

全然安心できないこの感じ…

三角関係二巻目、真琴と北斗がイイ感じになったっぽいけど、全然安心できないこの感じ…なんなの。ラストに、全然違うとこから不穏な気配が迫ってきて、ええぇーってなりました。平和が壊れちゃうのかなあ。
今回印象的だったのは、あの定番セリフ!「俺じゃだめか」って、あれをそんな使い方するなんて!とシビれました。「俺にしろよ」って野球の話してるのに、めっちゃ萌える三角関係になってて、もうすごい。熱すぎて眩しくて溶けそう…。
で、やっぱり一番の見どころは真琴の瞳。ホラーじゃないのに光のない目でずっと気になってましたが、なるほどこの瞬間のためか、と納得して感動しました。その瞳の向かう先が北斗なのも泣けるし、鷲介のサポートあってこそってのも良い!
鷲介と北斗はこれでやっと一緒のラインに立ったんじゃないかと思いました。真琴が北斗の告白に応えても不安が残るのは、真琴の中で二人が同じくらいの比重を占めているように見えるからかな、と。
めちゃくちゃ引き込まれる作品。この三角関係をぜひ最後まで見守らせて欲しいです。

1

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