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小説
今回は辺境伯と伯爵家令息のお話です。
冷遇されて冷酷な攻様に嫁いぐ事になった受様が
攻様の元で受様を見舞った事変に対していく本編と
幕間的な短編2話を収録。
王国の貴族は多くが体内に魔素を宿しています。
魔素の質で使える魔法の属性が決まり
強い魔素を持つ者は魔法が使えます。
伯爵家に生まれながら魔素を持たない受様は
父や継母、義妹に冷遇されています。
この度王命で王族派の筆頭である辺境伯の花嫁が
王族派と対立する貴族派から選ばれる事となり
受様の婚姻話となったようです。
辺境伯が今回の攻様です♪
受様の意志は訊かれぬままに婚姻準備は着々と進み
受様を追い出すのに最低の日取りと旅程が決められ
ひと月後には家門もない古い馬車に護衛騎士2人
馭者兼雑務役の下僕3人で送り出されるのですが
その5日後受様一行は夜盗と思しき者達に
襲撃されてしまうのです!!
攻様の幼馴染で右腕でもある騎士団副団長は
伯爵家の意向でやたら急に来訪が決まった受様を
迎えるために受様一行の元に向かっていましたが
襲撃現場は土砂降りで騎馬隊の機動力も活かせず
族の捕縛は難しいばかりか騎士と下僕3体のの遺体は
損傷が激しく、馬車は容赦なく破壊されています。
馬車そばには引きずられたような痕跡と血だまりがあり
生存の可能性は低そうですが遺体は見つかりません。
せめて遺体をと探し始めた副団長が見つけたのは
幼い男の子で!?
冷酷と噂される攻様と花嫁候補の受様の
ファンタジックラブコメディになります♪
攻様は従兄である王を支持する王族派の筆頭ですが
地位と資産目当ての貴族達にうんざりしていて
自分に関する悪評を広めさせて縁談を防いてきました。
今回不本意ながらも政略結婚をすることとなりますが
無能なくせに選民意識が地良く非合法な遊びの噂のある
貴族派の中でも最も嫌いな伯爵が
引き籠りの長男を厄介払いとばかりに押し付けられたため
とりあえず結婚はして、適当に離縁する気でいました。
そんな中
信頼する副団長が連れ帰ってきたのは
幼児化した受様だったのです!!
かろうじて助かった下僕の証言で
受様が賊に斬られた事は確かなようですが
副団長が見つけたのはなぜか幼児化した受様で
最初は受様を受様本人とは認識していませんでしたが
理由はわからないままでも受様を連れ帰ったのです。
どうして受様が襲われたのか
どうして受様が幼児化したのか
謎ばかりで始まるお話でしたが
幼児化した受様の言動が可愛すぎて
攻様も攻様に仕える人々も即落ちなのが
とても楽しいお話でした (^-^)/
かわい先生のイラストが物語世界にベストマッチで
謎解きとなる下巻が待ち遠しいです♪
八千代ハル先生の可愛らしすぎる表紙イラストに惹かれ、
表紙買いしたこちら。
頑張るちびっこ、優しく見守る周囲の人々、
”氷血の辺境伯”と呼ばれる攻めの絆されと、あっっっまあまな溺愛...
クスッとどころか、時には声を上げて笑って読んでしまう
自分にとって最高レベルの「癒し」の物語でした✨
疲れた心にキュッと効きます...
実の父親・継母・異母妹から冷遇され、
冷血と噂の辺境伯・年上のレオンハルト(攻)のところへと
嫁に出されることになった伯爵家令息・ユーシア、20歳(受)。
嫁ぐ道中、賊に襲われ馬車から引き摺り出された後、
斧で首を切られて殺害…されたはずが、気づけば小さな幼児姿の
”ユーチア”になっていてー!?
と始まる、魔素や魔法の登場するファンタジー物語です。
ムーンライトノベルズでの掲載に加筆修正され、
書き下ろしの「はじめてのおちゅかい」が加わり全350P強。
そして、続きものでもあります。来月「最愛」編が発売とのこと。
…ということで、主人公ユーシアを襲った黒幕退治などは
次巻に続く…という展開でこちらの一冊で完結、というわけではないのですが。
ボリューム大だけれど冗長にも感じず、全く飽きずに読み切れたのは、
彼が小さくなってしまった秘密や黒幕、その裏事情などが
次第に明らかになっていく過程に「おおお!」と驚いたり、
なるほど、と納得する”盛り上がり”ポイントがあったから。
もちろん、ちびっこユーチアの可愛さにもやられました!!
(これが一番の萌えポイント♡)
中身は20歳の青年なのに、舌足らずな話し方で幼児の特徴が出てしまい、
思いが隠し切れず「しゅき...」が溢れ出ちゃうユーチア、とにかくとにかく
かんわいいいいい…!!!
ブフッと声が出、天を仰ぎたくなるほどの可愛さでした。
そんなユーチアに見事に心掴まれ、絆され、メロメロン(笑)になってる
レオンハルトにも、萌え萌え(*´∀`*)
ちなみにこちらの攻め様・レオンハルトですが、
全っ然「氷血」ではありません。
敵の生首を門に並べて飾ってる…という噂の真相、
実は独特すぎる絵柄の生々しい”てるてる坊主”だったー
というオチには笑ってしまった〜〜!!
キリッとしたイケメン辺境伯がてるてる坊主を
作り作りしてる姿、シュールで可愛くて…大変萌えます♡
ユーチアが眠っている間にユーシアの姿に戻るー
というシーンがあるのですが、その美貌を目にしたレオンハルトが動揺してしまう
様子、そしてまた幼児姿に戻ったユーチアのために、
その夜一晩中部屋にこもって作り上げた”三輪車”のお話なんかも、
本当にツボ!(*´艸`)
三輪車をキコキコ運転するユーチアの姿、想像するだにニヤついてしまう〜〜
その他にも、ユーチアが最初にレオンハルトの名前を呼ぼうとした時の
「レモンタルトしゃま」が刺さりすぎて、笑って萌えて
心の中でひとり「くうう〜!!!!」とドタバタ騒いでいましたw
八千代ハル先生のイラストも、物語の雰囲気にぴっっったり
ハマっていて悶えます。
表紙イラスト、後ろ手に花束抱えて見上げるユーチアと
優しく見下ろすレオンハルトの微笑み、本当に何度見てもキュンキュン//
”魔力を持たない”ことで実家でバカにされ続けてきたユーシアの、
特異能力。
その能力が、なぜ”幼児の姿になる”ということに繋がったのか?
が中盤明らかにされるのですが、
その説明も説得力があり、なるほど!と唸りました。
キスもまだしていないウブカプだけど、
すでにお互い溺愛デレデレな二人。
続く「最愛」編でこの距離感がググッと近づくんですよね!?と、
今から楽しみでなりません♡
ユーシアの父親たちの悪事がいかに暴かれ、
”勧善懲悪”となるのかー
という点もしかり。
”可愛い!!”レベル100%だけれど、決してそれだけではない
興奮のファンタジー物語、来月の下巻発売を、首を長くして待ってます☺︎・:*+.
ふみもん
失礼します。
イラストは八千代ハル先生ですね( ^-^)