電子限定描き下ろし付き
キスからはじまるドキドキ青春DKラブ!
上下巻で発売されたこちら、上巻のみ読み終えた時点での感想です。
高校2年になったつばさ(受)の、純情片想い…というお話かと思いきや!
思ったよりずっとずっと、攻め・勇士の想いと
あらわになっていく独占欲が強く、ニヤけてしまうお話でした◎
目新しい設定や、あっと驚く展開…はないものの
安心して読める、”片想い”に見せかけたDK両片想いもの。
女子から告白された勇士が、
「お前(つばさ)のこと好きだって言ってる奴知ってるよ」
「お前のこと好きだっていう奴とお前が付き合ったら、
俺は石川からの告白を断る」
と、謎の交換条件を出してきて始まる二人のお付き合い。
素直に”好きだ” ”付き合ってくれ”とは言えない攻めの不器用さ、
青さが眩しくて愛おしい・:*+.
そのことで後に「あれ…俺、好きって言われてない…」と
つばさが悩むことになるとも露知らず( ̄∀ ̄)
グッと距離を縮めてくる勇士の言動に、いちいちドギマギしている
つばさの様子が可愛いです。
リレー競走で曲がるべきところをまっすぐ走ってしまったり。
(その結果コケて保健室へ連れて行かれ、先生不在の保健室で
ドキドキするのはお約束❤︎)
こうすれば顔が見えない!と、勇士の腕を握って
ぎゅぎゅっと体を寄せてみたり。(そっちの方が緊張しそうだけど…!?笑)
それにしても、渋谷センター街で不意打ちのキスを仕掛けてくる
勇士の大胆さがニクい〜〜〜!
ナチュラルに人を惚れさせる男の見せる独占欲と甘さに
頬が緩みました//
そして、二人の仲を邪魔する当て馬になるのか!?と危ぶんでいた、
勇士と同中の同級生・真殿。
このキャラが案外(ごめんなさい!;)いい奴でしたw
そんな彼のアドバイスにより、
”今度のお泊まり旅行で勇士に「好き」って言わせよう作戦”が
始動するのですが、果てしてー!?
というところで、下巻へ。
描き下ろしは二人の高1時代の雨の日エピソード(勇士視点)、
そしてそれと対比するような現在(高2)のある雨の日のエピソード。
ちょうど今大雨が降っているので、ぴったりだな…と
思いながら読みました笑
これからあまり大きな事件が起こらず、
二人のあまあまが見られるといいな…と思いながら、
続く下巻も拝読したいと思います。
★修正:tn縁あり白抜き(電子シーモア)