電子限定かきおろし付
下野圭先生、はじめましてでございました。
うわ!首の墨、めっちゃ痛そう…!でもすごいキレイだな~!という第一印象。首が長く見えますが、このくらい長くないと蝶々のデザインが映えない…ので…やむなしですね。
ワタシはBL漫画で墨を見るのが大好きなのですが、こちらの墨は「アート」枠。893的な裏社会を象徴するものではなく、はたまた部族ライクなトライバル系でもなく、イマドキ感あるオシャな墨です。
「ショウケース」…なるほどです。イヴの体のタトゥーは全体のバランスがとても良くて、デザインが美しい!繊細さも際立っていましたし、水彩タトゥーも見たかったな~なんて妄想したり、それだけでも楽しかった…!
と、お話おいてけぼりになってしまいましたが、シンプルな、幼馴染みの両片思いモノです。当て馬がかなりあざとくて、イラっとさせてくれます笑
攻めのユラの最大の理解者はイヴ…ハタから見るとスキがダダモレ。イヴはイヴで、作品としてユラにカラダ差し出してますからね…笑もうなんで付き合ってない!?!?という完全に膠着状態の2人なので、わっかりやすい当て馬が必要だったんでしょうね…笑イカツイ見た目の2人、ハピエンとってもかわいかった…笑
墨入れてるヒトって見せたいからか薄着になりがちなのですが、この2人はわりと長袖着用率が高くて、最後のエッチシーンにてやっと脱いでくれて墨を堪能させてもらえました…期待を裏切らず、めちゃくちゃカッコイイ墨のデザイン(タコ~!ホネ~!)で、2人のカラダがすごくキレイだったので、もっと見たかったです!!!
培ってきた信頼関係があるはずだから、あのくらいのこわっぱ当て馬じゃ動かないイヴが見たかったかも…というワタシの勝手な願いが邪魔をしてしまい、萌2にしてしまいましたすみません~ッ!!!
下野先生、美しすぎるタトゥーの世界をありがとうございました…!最高でした…!
気付いていないのは本人たちだけ。
そんな誰から見てもダダ漏れすぎる両想いに悶えっぱなし!
バーを経営する伊吹は身体中タトゥーだらけ。
それはタトゥーアーティストで片想い相手の
由良のモデルや練習台を務めているから。
由良が仕事以外でタトゥーを掘るのは自分にだけ、と
想いは伝えられなくても由良の“特別”であると感じていた伊吹ですが、
ある日、由良の弟子兼恋人志望の彰が現れて…。
首から腕、背中…とチラ見えする肌一面にタトゥーがびっしりで
パッと見の印象はいかつい伊吹ですが、
その実態は伝えられない恋心を秘め続ける健気受けでした。
対する由良もまた伊吹への片想いを拗らせていて…
とは言え、由良の方は伊吹への甘ったるい台詞からも
由良の伊吹への好意やら執着がダダ漏れなのですが、
それでも気付いてもらえず。
由良に彫って貰ったタトゥーを由良からもらった宝物と愛おしげにする伊吹。
一方で由良の気持ちを知ってしまえば、伊吹の身体中に刻まれたタトゥーも
由良の伊吹への執着の証にしか見えません。
自分の手で相手の身体に刻み込むってなかなかの愛の重みですよね。
ただ一言「好き」と言ってしまえば、間違いなく両想いであろうに
その一言が言えずに長々と“一番の幼馴染み”という特別ではあるのに
恋人ではない関係に留まってしまっている二人にじれもださせられました。
ただ、当て馬の彰からどれほどぐいぐい迫られても
眼中にないと言っていい程に揺らぐことのなかった由良には好感でした。
そんな由良の心中がわからない伊吹は由良を奪われたくない!と
ヤキモキしていたけれど、由良の鉄壁ぶりを見せてあげたかった…!
想いが通じ合った後はこれまで抑えてきた分を爆発させるくらいに
あまあまオーラを巻き散らかす二人にご褒美気分を堪能させていただきました♪
幼なじみの彫り師であるユラに昔から片想いしているイヴ。
好きな想いを隠し、ユラのタトゥーモデルをし、全身に宝物のようなタトゥーが刻まれていった。
そんなある日、ユラのことを好きな、ユラの弟の友達の彰が猛アタックしてきて、、、
というお話。
どう考えても両片想いです。
ええ。
どう考えても、お互いがお互いを好きです。
お互いがお互いに対して、独占欲強めだと思っています。
タトゥーという、消すにも困難を極めるタトゥーを彫り、彫られているわけですから。
ですので、ポッと出の彰がふたりの仲を引き裂けるわけがないのです。
案の定、終盤で彰は当て馬かと思いきや、むしろ恋のキューピッド的な存在へと転換してましたね。(大いなるネタバレ笑)
微妙に言葉足らずというか、見た目派手目なふたりですが、出会ったDK時代の頃から恋に関しては初々しいままでしたので、かえって彰の登場は、ふたりがハピエンになるために不可欠だったかもしれませんね。
イヴの手の甲のタトゥーエピソードは、なんかイイ! 初めてってイイ! エモい!! と、なんだか甘酸っぱいむず痒さに身悶えました。
表紙が綺麗だなーと手に取りました。
あらすじは毎度のことながら読んでません。
ページを開くとうわぁ…、絵が苦手かもしれない。首が太いしなんか首が長い。
身体付きとお顔がバランスが悪くて、あの〜安定感がない?独特の味があるヘタウマ系ではなくてまだ未完成な感じがする。
幼馴染で親友の由良はタトゥアーティスト、伊吹はバー経営者なんてニッチな設定だけど、中身はド定番な両片思い。
練習台として全身に由良が彫ったタトゥだらけの伊吹。プライベートでは伊吹にしか彫らない由良。
自分が経営するバーの奥に由良のタトゥルームがあってバーには由良の彫った作品写真がズラリと展示されてる。
どれだけ由良に尽くしてるんだよ〜、身も心も。
でもお互い口では好きと伝えてないから両片思い拗らせてめんどくせー当て馬大学生が2人の仲を引っ掻き回した事でやっと素直に気持ち伝え合ってゴールイン。
いつタチネコ決めたんよ?と思うけど、当たり前のようにお互いのポジションが決まっててスムーズにイン。初めてで手こずらずに気持ちいいってあるー???(って思ったら描き下ろしに答えがありました。自己開発してたんだって。抱かれたかったんだね、伊吹は)
めちゃくちゃ少女マンガ的展開でした。
あと、ファッション、音楽などセンスを問われるジャンルを扱う場合、それなりに説得力が欲しいんだけどどうも、にわかに感じてしまった。
なんとなくダサい。センスある感じに見えない。
無理して頑張って描いてるように見える。
自分は絵も物語も描けないのに偉そうなこと言ってすみません。
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ライトセーバー修正
タトゥやバーなど
ちょっとほの暗い世界が舞台ですが
さほど裏社会のにおいはなく、とっつきやすい設定です。
お話もわかりやすく、読みやすいですし、絵柄も好まれる部類だと思います。
タトゥを彫るシーンが何度もあるのですが、その表情などが見事です。
が、たぶん動きのある絵が苦手なんでしょうか……
特にえっちシーンが全部「止まって見える」ので
勢いを感じられず単調に感じてしまいます。
効果音とかはしっかりあるんだけど。