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表題作毒にくちづけ 上

クロウ
真霜柊

あらすじ

元警察官の真霜は、動物の特性を持つ《亜人》を相手に便利屋を営んでいた。
ある日仕事で亜人たちが暮らす街を訪れた帰り、昔の恩人であるヘビ亜人・クロウに再会する。
衰弱した様子でうずくまるクロウを介抱しようとする真霜。
ところが、ヘビの特性を持つクロウには、冷えた体を性行為によって温める習性があって!? 
クロウに組み敷かれ、一夜を共にした2人。体を重ねるのはこれきりだと思っていた真霜だけど、どうやらクロウは真霜を気に入ったようで…?

作品情報

作品名
毒にくちづけ 上
著者
doji 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックスDX
発売日
電子発売日
ISBN
9784866538617
4.2

(7)

(4)

萌々

(1)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
30
評価数
7
平均
4.2 / 5
神率
57.1%

レビュー投稿数1

なんっっっっって愛おしい蛇………(の亜人)!!

doji先生、たぶん初読みだったのですが滾って滾って仕方なかった…!
まさか、蛇(※の亜人です)がこんなにも可愛く思えちゃう時が来るなんて。

以下、上巻のみ読み終えた時点での感想です。

人外(蛇亜人)×マフィア×再会もの。

この上巻では二人の間に恋愛感情が芽生えつつあるものの、
あくまでもまだ”契約”関係で恋人同士にはなっていません。
(もーーー下巻はどんなふうに甘くなってくれるの!?と楽しみでならない)

人と、動物の特性を持つ亜人とが共存している世界。
主人公は元警察官・現在は便利屋として働く
人間、真霜 柊(ましも しゅう・受)。

彼は警察官時代にマフィアに捕まり殺されそうになったところ、
そのマフィアメンバーであるヘビ亜人に、
すんでのところで命を救われたという経験が。

そんな真霜が警察官を辞め、便利屋として働いていたある日のこと…

亜人たちが暮らす街を訪れた際、偶然2年前自分の命を救ってくれた
ヘビ亜人・クロウ(攻)と再会します。
衰弱した状態でうずくまるクロウ。
ヘビ亜人でヘビの特性を持つ彼は寒さに弱く、
なんと冷えた体を性行為によって温める、という習性が。

そして気づけばクロウに組み敷かれ、その後ほぼ無理やり”契約”を
結ばされることとなってー

と続く、シリアス(だけど可愛かったりちょっとコミカルだったり)なお話です。

蛇…ってちょっと、いやだいぶ苦手な方ではあるのですが、
読んでいるうちに、なんかちょっと可愛く思えてきてしまって…

まず、二人を再会させる手助けをした蛇が可愛くって!!
序盤に登場するのですが、可愛いもの好きな自分のハートに刺さりまくりました。
おいでおいで、っていうような仕草が可愛すぎるんじゃーー…!

プラス、攻めの蛇亜人・クロウの魅力も大爆発しておりました。
2メートル近い大きくて屈強な体を持つのに、
体温めないと弱っちゃう…って、可愛すぎんか。

そして真霜の体は執拗に求め、ぬくぬくするくせに
キスしないなあ、と思っていたら。

ひと噛みで命を奪えるほどの強力な毒をその牙に持っている彼は、
(コントロールできるとはいえ)
今まで色々なパートナー達に怯えられてきたのですね。

真霜のことを試すように、「じゃあさ 毒蛇とキスできる?」と聞き、
真霜が言葉を失っていると「ごめんね からかっただけ」と言って
サラッと会話を終わらせようとする。

もーーーーここに、彼の抱えてる寂しさが見える気がして!!
可愛い!←

真霜じゃないけど、自分も読みながらどんどんどんどん
クロウに絆され愛おしくなっていって、”好き…!”って気持ちが溢れそうでした。

で、もどかしいのが
真霜はこれが”再会”だって初めからわかっているけれど、
クロウの方は当初は再会だと気付いていないこと。

そしてそこに関連して最高に萌えたのが、この上巻ラストです。

自分がつけた真霜の腕への噛み跡に
優しく口づけ、

「俺のだ」


…くーーーーーーーっ、この一言の破壊力たるや!!!


真霜の方は、自分の命の恩人だから…と体を差し出す決断・契約を
したわけですが。
こんなカッコよくてちょっと放っとけない蛇亜人さん、
そりゃあ一緒にいたら絆されてしまうわ…と納得です。

身内組織から狙われてしまったクロウ、
彼の願いである弟との再会は果たして叶うのか。
そしてクロウ×真霜、二人の恋路はどうなる!?

と、気になりすぎて即座に下巻もカートに入れました。

シリアスながら萌え転がってしまう場面もある人外×マフィアもの、
このワクワクドキドキした気持ちのまま、下巻に進みたいと思います…!

★修正:トーン+白短冊/白抜き(電子シーモア)

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