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ズタズタの腕にキス

zutazuta no ude ni kiss

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表題作ズタズタの腕にキス

茅ヶ崎 蓮
大学1年生
人見 信ニ
就職浪人中のフリーター,23歳

その他の収録作品

  • after story

あらすじ

コミュ障大学生の人見は、ある日大学見学に来ていた好みドンピシャの年下美形・茅ヶ崎に一目惚れする。勇気が出ず声をかけられないでいたが、目が合った瞬間茅ケ崎に怖がられ、失恋に終わる。しかしその2年後、想いを諦めきれず、茅ヶ崎が所属したサークルの新入生歓迎会に潜り込んでしまう。周りから浮きまくっていた人見だが、酔った茅ヶ崎に傷痕のある腕に嚙みつかれて…!?
Sっ気ベビーフェイスイケメン×一途な地雷系男子によるフェチエロラブ爆誕!

作品情報

作品名
ズタズタの腕にキス
著者
サノアサヒ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
東京漫画社
レーベル
MARBLE COMICS
発売日
電子発売日
ISBN
9784864425360

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26

4.4

(29)

(18)

萌々

(8)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
128
評価数
29
平均
4.4 / 5
神率
62.1%

レビュー投稿数7

きっかけは“イカ焼き”

一途で健気で、愛が暴走しがちな陰キャ男子と
誰にも言えない秘密を抱えるワケありイケメンの
笑いあり、秘密あり、切なさありの迷走純愛ラブコメでした~!

目つきの悪さがコンプレックスでコミュ障の大学生・人見はある日、
オープンキャンパスでやってきていた高校生の茅ケ崎に一目惚れ。

それから2年後-
大学を卒業したものの未だに就職できないでいた人見は
諦めきれなかった想い人の茅ケ崎が自分が通っていた
大学に入学したことを知り、サークルの新歓に潜り込むことに。

酔った茅ケ崎にリスカ痕を“イカ焼き”と勘違いされて噛みつかれ、
なぜかそのまま自宅に連れ込み一夜を過ごすことに。

一途で健気な人見ですが、陰キャを極めすぎたゆえか、
その努力の方向性がちょっと斜め上で終始笑わされっぱなしでした。
茅ケ崎に対しても積極的なのか、ただの盲目なのか…
とてもコミュ障とは思えない謎の行動力から目が離せませんでした。

はじめはそんな人見にただただドン引きするばかりの茅ケ崎でしたが、
彼の純粋さや予想外の行動力に絆されてゆき、
気付けば人見に愛しさを感じていた茅ケ崎。

バイト先の店長から暴言&暴力を受けていた人見を庇い、
茅ケ崎がキレ散らかすシーンは人見への無自覚な愛や
ずっと抑圧してきた茅ケ崎の素顔が露わになっていて
はじめて本当の意味で茅ケ崎が魅力的に見えたシーンでした。

そこからはもう人見への気持ちを認めざるを得ず、
潔く観念して人見を溺愛してくれる茅ケ崎の豹変ぶりに
キュンときてしまいました。
ずっと努力を重ね続けてきた人見の片想いがようやく実ってよかった!

最後の最後は実は二人がすれ違っていたことが判明します。
まさかの2年前からの両片想い発覚に嬉しい驚きでした♪

0

結局、このふたりは相思相愛だった、、、?!!

また一作。

サノアサヒ先生が、とんでもない救済作品を発表しましたね。

今回の受けは、攻めにイカ焼きと間違えられるズタズタの腕を持つ就職浪人してフリーターのメイク男子の人見。

人見は、自分の容姿にコンプレックスを持っているため、化粧してないと会話どころか外出すらできない。

そんな人見が遡ること二年前。

オープンキャンパスに来ていたDKの茅ヶ崎に一目惚れ。
けれど、目が合った瞬間に怖がられてしまい、失恋してしまう。


卒業したというのに、茅ヶ崎が入学しているだろう年にその茅ヶ崎が参加した映研の新歓に参加。
酔った茅ヶ崎にボロボロの傷跡の腕を見られ、イカ焼きと間違われたリ〇カの痕に食いつかれ、、、
という冒頭。


茅ヶ崎には憧れの人がいて、最終的にそれが誰だったかと判明するオチは、なんとなく流れで想像できるのですが、そこへ至るまでの過程と言いますか。


どうしてイケメンな茅ヶ崎が素朴な格好しているだとか、段々とパズルのピースがはまっていくように明かされていく事実や、性癖。

また、人見にとっての茅ヶ崎という存在に一目惚れしたことにより、その瞬間から今まで、人見が救済されたエピソードなど、
どこか狂気を孕みつつ、人の弱い部分をタブーとしないで丁寧に切り込んで描き、きちんとキャラ全員を救っていくサノ先生の救済技法? は、さすがだなあと思いました。


そして、このテーマで描ききれたのも、さすがレーベルがマーブルさんだからこそだろうなあと、勝手に憶測し、一方的に拍手したいお気持ちとなったすげぇ一冊でした。(上から目線すみません!切腹!!)


そして、えちです。
茅ヶ崎が巨tn…です。
紙コミックスのtn…の修正は、ぐじゃぐじゃの白消しです。



0

【痛めつけたい。無力で不器用でオドオドしてる・・・ヒトミさんみたいなかわいい人・・・・・・(蓮)】


エロス度★★★★★★★

おやおや。好きな人に振り向いてもらうためにメイクを完璧に仕上げる信二くんはかわいいですね(I)。

蓮と信二が紡ぐ祝福の恋物語・・・・・・開幕。

2人が繰り広げるドタバタなラブコメ要素が面白く、信二の健気すぎる可愛さや信二に対して心が揺らいでいく蓮の様子が魅力的でした。

かわいいものに対する性癖を持った蓮の葛藤や無難に生きようとしていたのに信二との出逢いでぶち壊されていったり、自分の性癖を受け入れて許してくれる信二の愛に蓮の心が救済されるのもたまらなく、首絞めプレイが癖にドストライク。

1

No Title

楽しかったです。字の多いマンガでした。なので読んだ感があります。
ちょっとおかしな主人公がおかしなことを真面目にやって、
一生懸命に生きている様が逆に笑いをさそって良かったです。主人公がなにを選んでもうっすら気持ち悪くて、(夏におしることか)ギャグセンスが高いと思いました。
最後素顔が見れますが、別人すぎて驚きました。
でも私もこっちの顔好きでした。
なんでも前向きに生きている主人公が健気だし、見ていて心地良かった。

2

不器用で可哀想で一生懸命で愛おしい

サノアサヒ先生のギャグのセンスにメロメロです。登場人物が病んでるからこそギャグもより一層輝くのだろうか?

カバー下やばすぎて何これ呪文?てなりました。ありがとうございます。
腕にイカ焼きがあるバチバチメイクの人見(ひとみ)が見た目爽やかイケメンの茅ヶ崎(ちがさき)のこと【メガ崎】と呼んでるのも大好きです。

と同時に、しっかりキュンや切なさもあるんですよね。書き下ろしで「◯◯◯になろうかな」と人見が冗談で言っていたけど、まぢでなって欲しいです。不器用だし見た目あんなんだけど優しいし人の痛みが分かる人だから信用できる。ばっちりメイクすればスピーチも出来るのではなかろうか?

※シーモアで読みました。
 修正は白抜き。

1

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