ドライフラワー店の店長と記憶をなくした宇宙人の 切なくも温かい、種族を超えた愛のかたち

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表題作リトル・バイ・リトル

明瀬 潤
ドライフラワーの店オーナー
ゼレム・イシュメ
記憶をなくした宇宙人

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下(あとがき・「その後たくさんデートする二人」)

あらすじ

ドライフラワーの店を営む、明瀬 潤(みょうせ じゅん)。

定期的に登っている山に、いつも通り花を持って向かうと
謎の乗り物とたくさんの金属片に囲まれ怪我をしている人を発見する。
急いで助けようと車に運んだが、すでに傷は治っていて…。

明らかに人間ではない、記憶をなくしたゼレムと名乗る宇宙人。

過去のトラウマから、人とは一定の距離を保ってきた潤だったが
ゼレムを放っておくこともできず…

「記憶が戻るまでここに居ろ。帰れなくなったら困るだろ?」

トラウマを持った無口なドライフラワー屋の店主と
記憶をなくした宇宙人の奇妙で優しい同居生活がはじまる。

作品情報

作品名
リトル・バイ・リトル
著者
すずくこま 
媒体
漫画(コミック)
出版社
インテルフィン
レーベル
PriaLコミック
発売日
電子発売日
ISBN
9784892124501
4.1

(29)

(11)

萌々

(15)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
119
評価数
29
平均
4.1 / 5
神率
37.9%

レビュー投稿数7

愛ほど身勝手に苦しませるものはないけれど、けれど愛がふたりを救ったBL!!

トラウマ持ちのドライフラワー店の店主である潤×記憶を失くした宇宙人のゼレムとのお話。


花を持って定期的に山へ登る潤が、いつものように向かうと、そこには見慣れない金属の破片と、傷だらけの人が倒れていた。

助けようと慌てて車へ運ぶと、すでに傷は消えかけており、、、
その人は、人間ではなく宇宙人だと名乗り、、、

記憶を失くし、感情を持たない宇宙人のゼレム。
過去のとあるトラウマから、他者との関わりを避けてきた潤にしてはめずらしく、手元にゼレムを置き、記憶が戻るまでお世話することに。

学習能力が高いゼレム。
感情など持たないはずだというのに、潤やお店のお客さんたちと触れ合うたびに、感情というものが芽生えてきて、、、
という展開。


感情が生まれたゼレムが、次第に潤へ好意を示す姿や、無邪気に迫る姿に戸惑う潤の姿は、まるで作中の山の中の澄んだ空気のように、尊さしかそこにありませんでした。


その後、ゼレムがなぜ地球にやってきたのか。

その原因が明らかとなり、ふたりは別離してしまいます。
感情を覚え、愛というものを知ってしまったゼレムと、トラウマをゼレムによって少し乗り越えられた潤との、ようやく始まっただろう恋物語が、強制的に終了させられて、、

しかも、ゼレムはおそらく元の世界へ戻ったら、いずれ用無しで棄てられてしまう可能性もあり、
この別離は永遠のものだと予感をします。

この展開が、かなり切なくて切なくて、、涙涙


ちなみに、第五話のラストページのモノローグの一文が、ゼレムが観た立場違いの恋の映画をなぞりながら、愛を知ってしまったことでのなんとも言えないゼレムの後悔と、それだけ潤のことを好いた強い想いが伝わってきて、滝のような涙が出ました。


で、その後、離れ離れとなったふたりはどうなったのかというと、、?!!


この続きはぜひ、ご自身の目でたしかめてみてください!
タイトルの、リトル・バイ・リトルの意味を噛み締めながら、優しい時間が流れていく、切ないけれど愛にあふれた再会Loveでした!!



追記: コミコミさんの有償特典小冊子の後日談のふたりが、めちゃ尊かったので、ぜひ特典があるうちにそちらも読んでいただきたいです✧!!

0

愛を知れる作品

久々に読み終わっあとに大号泣したし、何度も読み返したくなる大切な作品になりました!
人間を知るためにやってきた宇宙人ゼレムと愛を拒むお花屋店主の潤さんのお話。
誰とも関わることをやめ一人で生きてきたお花屋さんの元に宇宙から落っこちてきたぜレムくん、人間を知り自分の星に帰るまで一緒に過ごすことに。
過ごしていくうちに言葉を知り、感情、表情、そして愛を知っていく過程がとても丁寧に綺麗に描かれていていつか来る別れがほんとに切なくなりました。映画を見て学び、潤さんとの会話や生活一緒にお店に立ってさらに学びを深めていく。
最後別れのシーン感情を知りたくなかったって自分の星に帰っちゃうシーンはほんとに泣きました!

0

恋を知った宇宙人

トラウマもちの男と記憶喪失の宇宙人、
風変わりな組み合わせのちょっと不思議で優しいSFファンタジー。

ドライフラワーを扱うお店の店主・潤はある日、
山の中で事故で怪我を負った青年と遭遇します。
目を覚ました青年はゼレムと名乗り、自分を宇宙人だと言い出して…。

ゼレムのいうことを疑いながらも事故で負った傷が消えているなど、
人間離れした現象から彼を信じざるを得ない潤。
そして、成り行きでゼレムを居候させることになります。

過去のトラウマから他人に深入りすることを避けていた潤でしたが、
ひとりでは何もできないゼレムについつい世話を焼いてしまいます。
そうしているうちに少しずつ人間らしい感情や表情を身に着けてゆく
ゼレムに絆されてゆくのでした。

言葉は拙いながらも笑顔を浮かべれるようになっていったり、
潤の気持ちを思いやって行動するゼレムにじわじわと愛おしさが
募ってゆきました。
最初はそっけなかった潤もゼレムへの愛情を自覚すると、
人が変わったように情熱的で優しくなりますが、
本来の彼は愛情深い人だったんだろうな、と思えました。

途中離れ離れになり切ない展開もありましたが、
優しいエンディングに温かい気持ちになりました。

0

No Title

前作ブルーイルドープキスが好みどストライクで楽しみにしていた今作・・!
作風がガラっと変わり読むのが楽しかったです。

潤とゼレムが一緒に過ごすうちにふたりとも良い方向に変わっていく姿にきゅんとしました。

人間じゃないゼレムが人の感情を持つようになる流れや展開はなんとなく想像できてしまい新鮮さでいうと前作のほうが強かったです。
ですが、こま先生の描かれるきれいなお顔とSDのバブみあるお顔のギャップがやっぱり可愛い~!!となりました。

0

優しさと切なさに涙する純愛

すずくこま先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。

個人的、各項目5段階で
純愛 5
切ない 3
素直 3
エロ 1
な感じだと思います。

潤さん×ゼレムくんのカプです。

今作は、見た目は人間と同じ感じですが、受けのゼレムくんは記憶を無くしてしまった宇宙人で、攻めの潤さんは人間なので、種族を超えた、愛の物語りです。

過去のトラウマから、人と距離を取り深く関わろうとしない潤さん。しかし、記憶を無くした宇宙人のゼレムを見つけてしまい、相手は人ではない宇宙人で、感情の起伏もあまり無く、人形のようだからと、記憶が戻るまで家に住まわせることにします。

攻めの潤さんは、人と深く関わろうとしないようにしますが、ゼレムくんの距離の近さや思い掛けない行動に振り回されながらも、何だかんだ世話を焼いてあげます。
過去のトラウマや自身を責めている言動に対して、ゼレムくんの真っ直ぐな言葉に少しずつ心が軽くなっていき、ゼレムくんへの意識も変化していきます。

受けのゼレムくんは、記憶を無くしているのとは別で、感情というものがあまりなく、人間を観察するということで、色んな映画を観て少しずつ言葉や感情や表情を覚えていきます。
潤さんの指示や言葉に、素直に言うことを聞くので、無表情だったり感情の起伏が激しくないけど、終始素直なゼレムくんが庇護欲をそそられて凄く可愛いです。何気に雷に警戒している姿とかも可愛いですね。

ゼレムくんが地球に来た理由、思い出した記憶、ゼレムくんを連れ戻しにきた仲間の所為で、潤さんの身も危うくなる中、ゼレムくんが覚えてしまった感情と我が身を危険に晒しても潤さんを守ろうとする言動が切なくて、潤さんを想って涙を流すゼレムくんの姿に、読んでいて胸が苦しくなりました。

勿論最後には結ばれる潤さんとゼレムくんですが、個人的には先生のあとがきで書かれていた様に、その後たくさんデートをしたり、幸せに過ごす2人がもっと見たかったですね。少しずつイチャラブを覚えていくのかなと思うと、めちゃくちゃ読みたいです。

人間と宇宙人の種族を超えた純愛。お互いの言葉や想いが傷を、心を、癒す救済。切なさと感動で涙すること間違いなしなので、是非とも読んでほしいです。

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