ボタンを押すと即立ち読みできます!
おいーーーー
ばれちまうやろがいーーーー!!!
と手に汗握りながら読んでいた人はきっと少なくないはず…。
スレ違いの悲しさも、どきどきのいちゃつきも
カメラマンに対する「てめぇなにしとんじゃあ!」で吹っ飛んだ。
同じように感情が追いつかなかった人はきっと少なくないはず。
AVがどうこうの1巻目からこんな真面目な話になるなんて誰が想像できただろう。
しかし夜になるとスイッチが入るけーくんはマジでメロいですね。ありがとうございました。
エロス度★★★★★★★★
season2の下巻。おやおや。ラブラブだった2人のすれ違い、ハラハラしますね。
智秋は仕事の失敗でナイーブになったり、嫉妬した慧に無理矢理抱かれたことでトラウマ再発。
焦るあまり空回ったり性悪ドSな狼森のちょっかいもあったりして下巻はめっちゃシリアス感たっぷりでしたが、智秋の成長や慧の激重過ぎる愛・狼森に揺さぶられても揺るがない2人の想いがとても胸熱で、慧の前で弱さを見せる智秋の計算高さや慧のやばすぎるド執着なオチもツボ。
捕まえられたのは智秋の方だったり・・・・・・。
一巻で心配していた事が二巻であれよあれよと、不協和音になって二人はギクシャクしてしまいます。
慧も智秋もちょっとした自分の見栄から仕事が忙し
くなってしまい、二人の時間が少なくなってしまいます。そんなギクシャクしてる二人が相談したのが、光輝なんですよね。そして、直斗も良い働きしてくれています。慧の職場の桜井さんも戸田さんもみんな素敵な人でした。(女性キャラは二人にちょっかい出すんじゃないかとちょっと心配でしたが、ニコさんを始め全員素敵な人でした、、変に疑ってしまい申し訳無かった)
そんな中で狼森が、慧の居ない間に智秋にちょっかい出した為に、慧が怒ってしまいます。智秋くんもやっぱりどこか軽率なんだよね。
でも、怒った慧を見て、そこで智秋が過去のPTSDが出てしまうんです。
母親に捨てられた過去がある智秋は、好きになっただけ別れた時に傷つくって事が心に刷り込まれていたのが不憫でした。
元はと言えば、慧は高校生の時に優しくしてくれた智秋を好きになったのがキッカケだったし、
智秋はAV男優としてのKEIから好きになったっていう。
この二人の好きになったタイミングがお互いの気持ちに自信が持てなかったんですよね。そうだよね、、
ただ、お互いが一番大切なものって、、智秋と慧のAV出演していた事の身バレの危機とか、智秋も慧も職を失うんじゃなんて危機的な事を考えるまでに至ると、何を一番失いたくないか?ってことがハッキリ見えてきて。
この二人の気持ちの確認し合う様子がとても良かった。
1度目は2人とも色々失敗ばかりしていて、でも2度目にはちゃんと成功している。そういう事の積み重ねがちゃんとこの続編にも生きていて、その事実で二人で生きていく自信に繋がっていったのが、タイトルも踏まえてとても良かったです。
慧のモデルの仕事の場面や、狼森に最後ドン!と釘を刺したシーンや、そして二人のエチエチなシーンなど見所が沢山ある大満足な作品でした。やはり上下巻になっていたので慧の魅力も思う存分発揮されていたし、なんと言っても智秋の心がトラウマを乗り越えられた事が嬉しかったです。
モデルのことも、智秋さんの自分磨きも、仕事のことも、狼森さんのことも、全部に二人が向き合って解決しいく下巻です!
狼森めー!!という感想ですが、はっきり断れる智秋さんかっこよかったー!だし、色々姑息なことしてくる狼森を、自分の実力というか正攻法で打破したけーくんがめちゃくちゃかっこよかったー!会社の子をフォローしてあげていたことが、ここで生きてくるとは…けーくんの誠実な人柄のおかげだよね!って、なんか私が誇らしかったですw
今回智秋さんの過去のトラウマも垣間見えて、いつもにこにこ元気な智秋さんの裏に辛い過去があって、それを抱えながらのあのふるまいだったのかと思うと、めちゃくちゃ健気で胸を締め付けられ…でもクソ重けーくんに愛されて愛されて愛されを実感しまくって、心からの智秋さんの笑顔で過ごしてほしいななんて思った下巻でした!
ちなみにHはしっかりえっちなので、とっても期待できます!けーくんのピアスがなんかさらにとてもえっちでした!←
正直、途中まで評価を☆いくつにするか悩んでいました。
それほど、ふたりの現状にクエスチョンマークが、、、
というのも、ゲイビ界を去ったふたりの、ただ恋人同士となったふたりのすれ違いを見せられているのかなあ、、などと錯覚してしまったまりあげはが悪かったのですが、、(切腹)
そして個人的には、狼森さんの極悪当て馬感、めちゃ良きでした。
ここ最近読んだBLの当て馬がソフトすぎたせいか、狼森さんの容赦なさ具合の当て馬が震えるほど良きでした。
イケメンエリートの当て馬、ホントに良き!!(完全に好みの問題)
で、す、が。。。
途中より、
そうだ、、
そういえば、智秋はトラウマ抱えてる人だし、慧は智秋に告白した後輩だったし、と、思い出し(遅すぎる振り返り)、
大いにすれ違って修復難しそうなタイミングで発令された、ふたりの共依存モードから、いよいよ面白くなりだし、
いやいや、これは共依存でくくっちゃいけない話だよね??
となり、
共依存と見せかけた、STEP.8で慧が智秋に、自分の成長のためにモデルをやるとメッセージを送ったアンサー的に、智秋の、、
というより、ふたりの前向きな成長を描いたサクセスストーリーじゃない?!!
となり、
やっぱりニカさんは、慧の過去を知ってたし、
一回目は失敗しても、二回目は成功しやすという結果がカタチとして現れましたし、、、
これはやはり、上下巻だからこその読み応えだったのではないでしょうか。
愛する人が弱点。
だからこその強み。
そんな成長したふたりの姿に、とても感銘を受けました。
なお、メイトの有償特典小冊子での巨tnは、より白短冊が細くなり、慧のtn…が魅せる表情が、より生々しく、拝めてよかった!! と平身低頭となったことをここへ記します。
令和七年、七月某日、まりあげはより。