電子限定かきおろし漫画付
最強のラスボス×ゲームの世界に転生したヘタレ主人公の激重執着ラブ!!
コミック
星名あんじ先生、初読みの先生でした☺︎
タイトル(長い!!)が物語あらすじになり
説明してくれているお話。
普段全くゲームをしないので、パーティやら魔王やら、
RPGに関しては本当〜に疎いのですが;
それでも全く問題なく、笑って楽しく読むことのできる一冊でした✧
社畜オタク・トワ(受け)はある日、
ゲーム世界にチート主人公として転生。
いずれ闇落ちラスボスとなるフィリア(攻め)に対し、
”魅了”能力を使って懐柔しようとするのですが、
なぜか友人を飛び越えて「恋人宣言」されてしまいー!?
と始まる、絆され×絆され、絆され同士の異世界ファンタジーです。
これ、面白いな〜!と思ったのが、
フィリアには実はトワの持つチート能力「魅了」が効いていない…
というところ。
てっきりトワの”魅了”が効いて
あっという間にフィリアが恋に落ち、執着攻めに変身!!という
お話かと思いきや!
思ったのとは違う方向にお話が動いていくことに
「おお?」となり、前のめりに続きを読みました( ̄∀ ̄)
で、可愛くてキュンと萌えたのが
攻め・フィリアの天然クーデレっぷりです。
表情はほとんど変わらないながら&「魅了」が効いている
わけではないにもかかわらず、
「他の者とは違う」トワに興味を持ち、
そのうち拘束魔法をかけて自分のそばから離れられないようにし、
結果トワにずーーーっとついて回る姿が
なんだか可愛くて、にまにましてしまった〜!
トワへの興味関心が、彼との交流が深まるにつれて
いつのまにか”恋と執着”に変わっていく様が良い〜✨
孤高の存在として遠巻きにされ
孤独を感じていたからこそ、
無邪気に(ちょっとアホめに笑)絡んでくるトワが
気になって仕方なくなっちゃったんですよね(*´艸`)
物語自体は、ほぼ受けであるトワ視点で進みます。
なんとか闇落ち前にフィリアを懐柔しようと打算で動くトワの方も、
だんだんとフィリアに惹かれ絆されていく過程も存分に楽しめました。
(フィリアのことを恋愛的な意味で好きになるのは、
まあ...”BL”だもんね!という感じはするけれど、楽しさ可愛らしさが
あるためそんなに気にならず)
なんとか闇落ちを防ごうとしたトワだけれど、
ウイルスを注入されてしまったフィリアはどうなるー!?
という物語終盤、まさかのチートスキルが
そっちに役立つ!?という展開も楽しく、クスッと笑いながら読みました◎
あっ、そして。
Renta!には特装版(有償)と通常版があるのですが、
ちみっこキャラお好きな方にはぜひぜひ!特装版をおすすめします!
フィリアが錬成魔法に失敗(?)し、
ちみっこトワを生み出してしまい(何の役にも立っていないところがツボ)
相方として自分のちみっこキャラも生み出したところー
と続く小話、ちみフィリアにも本人の人格が
反映されているその可愛さにキュンと萌えました。可愛い!♡
★修正:白抜き(電子Renta!)
社畜でゲームヲタのトワが、徹夜続きでゲームをして寝落ちしたら、ファンタジー学園RPGの世界の主人公へと転生していて、、、
という冒頭。
いや、正式な冒頭といえば、、
そのゲームに出てくる闇堕ちして、トワと対峙するラスボスであるフィリアの激重愛を肌色シーンでぶつけられている濃密シーンでしょう///!!
紙コミックスの修正多め。
あまりよくtn…の詳細は分からない、短冊多め仕様でした。
タイトル通り、主人公のトワがフィリアを闇落ちさせないように、魅力ステータスを使って仲良くなることを目標にするのですが、
そもそもフィリアには魅力ステータスが効かないということを、トワは気付いておらず、、、
ただ、フィリアは変わり者のトワを気に入り、一緒に初級ダンジョンに行ったり、トワの言葉を反芻し、分からなければトワの周りの人たちに訊いてみたり、、、
誤解はあるけれど、闇堕ちさせないように少しずつフィリア自身も変化してきており、、、
そして、トワが魅力ステータスを使っているせいで、周囲を魅了させてしまい、その反応にフィリアが嫉妬し、顔が無なのに、独占欲強強になるパターンがめちゃ痺れました♡!
個人的には、縛る魔法でトワを束縛し、絶対離れないようにさせるくらいトワのことを好きな(無自覚なところもある)立派な執着攻めに成長した姿に、ニンマリ舌なめずりしてしまいました。(当方、執着攻め大好きマン!)
すべてなにもかも能力は超越しているクセに、コミュニケーションが著しく赤ちゃんすぎて、周囲から孤立してしまう強強攻めが、受けと出逢って興味を持ち、恋に落ちて自分なりに努力して好かれようとした結果、愛重めすぎて囲ったり縛ったりするお話がお好きな方に、オススメの一冊です♡!!
ちなみに、フィリアが闇堕ちしてしまうきっかけの戦いで、そのようにはしないぞとトワが魅力ステータスを振り切らせ、敵を自滅させる手法には、知恵が働きすぎて頭良すぎでは?!! と、感嘆したまりあげはでした。