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表題作はじまりは契約から

八代理一
会社員
渚唯
フリーター

あらすじ

ある日、セフレの家を追い出されてしまった唯は
バイト先の客である理一の家に""条件""つきで居候することに。
その""条件""とは、恋人という設定で一緒に暮らすことだった…!
お礼に持っているテクを駆使して身体でご奉仕しようとするが、冷たく断られてしまう。
不安に思いながらも始まったニセの恋人生活だったが――…。

「素敵です、きみは」
一緒に過ごしていくうちに冷たいと思っていた理一の優しさに惹かれていく唯。
この関係がいつか終わってしまう契約上のものだとわかっていても、
理一とずっと一緒にいたい、そう思っていた矢先…!?

作品情報

作品名
はじまりは契約から
著者
比谷 
媒体
漫画(コミック)
出版社
ジーオーティー
レーベル
Bivy comic
発売日
電子発売日
ISBN
9784823608773
4.2

(40)

(17)

萌々

(14)

(9)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
168
評価数
40
平均
4.2 / 5
神率
42.5%

レビュー投稿数8

【みんなができる普通が、俺にはできない(唯)】


エロス度★★★★

おやおや。恋人契約のはずがお互いを本気で好きになっていく2人がかわいいですね(I)。

理一のエリートで敬語攻め・唯の純粋無垢な青年受けが美味しく、冷たい印象だった理一が唯に対して過保護だったり優しく接する姿に胸キュンしまくりでした。また、自分とは正反対の唯の素直で真っ直ぐな人柄に惹かれ、大切にしたい想いが芽生えていくのが尊い。

唯も他の人と同じような普通のことができない苦しさ・体で奉仕することが自分にできる事と歪んだ認識をしてしまうのが切ないけれど、理一の優しさに救われるのが胸熱。

1

最高の溺愛エンド

エリートサラリーマン×金欠純粋青年の物語!
表紙絵から幸せそうな雰囲気が伝わってもうここから最高!
似ているようで違う辛い過去を送ってきた2人が出会い、幸せになっていく流れは見ていて飽きません!
特に、理一さん(攻)はエリートサラリーマンと紹介されていますが「いやいやいや、…えっ?」ってなるくらいおもしれー男です。唯(受)の常識人っぷりが際立ってそこの噛み合わない感じにめちゃくちゃ笑えました!
SD絵多めらしいですが、もちかわな絵柄なので癒されたい方にはおすすめです!
書き下ろしもどえっちな内容なのでぜひ!!

0

エリート×金欠男子

エリート×金欠男子の、じわじわ甘くなるハートフルBL!
ある日、セフレの家を追い出されてしまった唯。途方に暮れる彼を助けてくれたのは、バイト先の常連客・理一だった。
ただし、その“お礼”はちょっと特殊――「恋人として一緒に暮らすこと」が条件!? 身体で返そうとする唯を、理一はまさかの拒否! え、何その誠実対応…逆に不安になるんですけど…!?
そこから始まるのは、偽りの恋人同士としての奇妙な同居生活。最初は“契約”だったはずなのに、優しさの裏にある理一の本音を知るうちに、唯の心はどんどん惹かれていきます。
「「この関係、終わってほしくない」そんな想いが募っていく、切なくて優しい展開がたまりません!
理一は一見冷静なエリートサラリーマン。でも読み進めるほどに「いや待って、それが本心!?」「ちょっと理一さん、天然じゃない?面白すぎる!」とギャップにどんどん惹き込まれます。
一方の唯は、純粋で一生懸命な“常識人”タイプ。そんな彼のツッコミがテンポよく効いてて、ふたりのやり取りが最高に笑えて癒されます! また、もっちり可愛いSD(スーパーデフォルメ)絵が多めなのも嬉しいポイント。シリアスとコミカルのバランスが絶妙で、読後は心がふわっと温かくなりました。

0

自分を愛せることの大事さ

エリートリーマンが金欠で困っている貧乏な青年に「恋人の振りをしてくれたらしばらく家もお金も面倒見るよ」と持ちかけ、一緒の時間を過ごすうちに、やがて愛が生まれるお話。

最初はポップな感じの始まりからだったので、このままコメディタッチで進むのかな?と思っていたんですけど、読み進めたら唯の抱える過去が案外重くて、なんだかしんみりしてしまいました。

唯はいろんなバイトを掛け持ちし、体も売りながらお金を稼いでいるけど、稼ぎの多くを親に仕送りしてる。
親とはいがみ合っていたわけじゃなく、ただ唯が親の期待に上手く応えられない自分に対して自信が持てなくて、距離を取ってしまったんですよね。
唯は人より物事の習得に時間がかかる子で、唯の両親は彼らなりに愛情を持って一生懸命に唯をサポートしていたんだろうけど・・・

親の期待に応えられない事が唯にとってプレッシャーになってしまったのは不幸だった。
確かに双方愛情はあったはずなのに、すれ違ってしまって。
唯の仕送りを、両親はどんな気持ちで受け取っていたんだろう?と思うと切なかった。

一方の理一は、厳しくて子を褒めることをしない父親と、父親の言いなりな母親の元で育ったため、彼は彼なりに親の温かな愛情に飢えていた。
価値観の合わない両親とは永遠に分かり合える事は無いだろうと、理一は理一で親と距離を置きましたが、これもまた切ない事ですね。

唯はとても優しく穏やかで、親と疎遠になっても親の愛情に感謝し、仕送りまでしてしまう子。
唯の素直さや優しさ・愛情深さに、理一は人として惹かれていくわけですが、理一は何せ感情が分かりづらいし愛情表現も分かりづらい。笑

二人の想いが通じ合うまで、本当ヤキモキしました!
言葉が足りなすぎるよ理一。笑

唯と両親との再会シーンは、家族のわだかまりが解けてとても良いシーンでした。
唯と両親が分かり合えて良かった・・・。

唯と理一のエチシーンも、唯がたくさん愛されているのを実感出来るようなエチで、胸が温かくなりました。
唯はきっとこれから、両親や理一からの愛情を糧に自分に自信を持つ事ができるようになっていくんだろうな。
大事な事ですよね、自分を愛せるって。
理一も両親と分かり合えたら良かったけれど・・・。

タイプ的には王道のシンデレラストーリーかつハピエンで、どなたでも読みやすい作品だと思います。
BL初心者さんにもおすすめ。

0

唯くんに幸あれ〜〜〜!泣

比谷先生の可愛らしい絵と何かしらの過去トラウマ持ちのキャラが救われていくストーリーが大好きで毎作追いかけています!
今回はエリートサラリーマン理一(りいち)と金欠フリーター?(バイト掛け持ち)家なし子唯(ゆい)。
2人は唯のバイト先のコンビニでの常連客と店員という関係でしたが、理一のある条件をのむ事で家に住んでもいいという契約を交わします。
何かお返しを…と思う唯は理一の布団に潜り込み!?

理一さんも決められたレールの上を歩んで来て親の言いなりの自分から抜け出したいと思う人でそれなりに苦労してるのですが、それ以上に唯くんの生い立ちがしんどすぎて読んでいて辛かったです。家庭環境にはなんの問題もないのですが、何をやるにも不器用で不得意なものばかり。次第にお金を出してまで何か得意な事を探そうとする親と不甲斐ない自分から逃げ出し、流れついたのが売り専という泣
無邪気で無垢な心を持っている彼がふと自分を大事にしない、他人事のように扱う瞬間があってそうでもしないと心が保てないのかなと思うととても辛くなりました。

理一さんを交えての両親との話し合い。思っていたよりも温かい家族で、帰る場所も見守ろうという気持ちもある事にほっとしました。唯くんには誰よりも幸せになってほし〜!!

描き下ろしのえちえちがとってもえちかわでした♡
電子白塗り

0

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