電子限定かきおろし付
※ネタバレは極々少なめです
一度目は読み終えてからどばっと涙が出て
二度目は悲しい所つらい所で度々泣き
三度目は幸せな所でも涙がでました
ネタバレOK派の方もつらい事があるとだけふまえて、
見どころの詳細は知らずに読まれたほうがいいと思います。
特に司(受け)の頑張りと礼(攻め)の格好良さは初見で堪能してほしいです。
許せない奴がでてきます。
素敵な仕事の相棒と友人がでてきます。
読んで良かったと思う、
夜明け属性の素晴らしい作品でした。
もうこの後はひたすら幸せになってほしい…
でも続編連載が始まると聞いて戦々恐々としています。
オメガバースは互いが唯一無二でなくちゃ嫌だ!という人、この作品オススメです!!
αの中のαである特級αとして生まれてきた攻め
Ωの受けに出会い、接点が無くなってもあらゆる手を使って繋がりを作ってくるところ…
まさに執着って感じで最高でした
Ωとして生まれたのに子どもがうめないジレンマを丸ごと愛してくれるα…
そんなことはどうでもよくて、あなたしか有り得ないってことをずっと伝え続けてくれる攻めはまさに求めてたαです!!
続編欲しかったので始まると聞いて楽しみです!!
先生が描かれた「アンノウン」「大切な人」大好きなのですが、先生がオメガバース!?と、コミックスになる迄首を長くして待っていました。
オメガバースなのですが特級という概念が登場します。
特級の礼…鼻につくかと思いきや…特級で特別扱いされることにうんざりしており、そこで出会う自分を特別扱いしない司……そういうの王道だけどこれがとてもいい d(˙꒳˙* )
多くの人が妊娠しにくくなった世界で、妊娠しやすいΩが代理母をするというような(多分αとΩという括りでなく、β達が妊娠できなくなったという設定)理解するのに少し読み返しましたが、それがあるからこその新技術のドナーに司が抜擢されるという(礼の策略)に繋がって重苦しくそして切ない感情になりました。
もしかして…もしかして…という展開が突拍子もないようで「産みたかった」という司の願いを叶えられるのは自分である事を伏せてでも、特級である自分しかいないと思ったんじゃないかと。(実際は身体というよりは、司の隠していた過去に理由があるココロの部分)
先生の美しい絵はもちろん、紡がれるストーリーが好きなのですが、ギャグっぽい日常のやり取りの中で自然と惹かれ合う等の緩急が素晴らしく、ハラハラドキドキ…あぁもうそうじゃなくて!って何度心で叫んだか!!
えっちありきの作品も嫌いじゃない…いやむしろ好きですけどww、行為描写は沢山なくともそっかそっか…良かったと思わせる表現力!
(神波先生の描かれるエチシーンって攻めから受けへの愛が有り余り溢れて可視化されたようですっごいいいのですよ。過去作のアンノウン~大切な人読んだらわかる!!できたら同人扱いの紙本をお勧めする!ファンボで読めた二人のその後がたくさん読める※電子でも全部読めるのかなぁ…)
そしてそして、高橋さんのアッパーもお見事でした最っ高!!
先生の漫画にでてくる女子たちはどの子も嫌味がなくて、読者である我々の感情を代弁してくれる存在で、そこに参加しているような気持になれるんですよね。
お互いを大事に思うからこその、すれ違いが神波ワールド!!!
読みながら私が二人のすれ違いに身をよじりながら大満足の読み応え…コミックスまで我慢してよかった最高でした。
まだ続きが読みたいなぁと思ってたら続編…心の底から嬉しい!!
「特級α」という概念があるオメガバース。
主人公はその「特級α」の高校生・礼。
どこでも特別扱いで息が詰まりそう。
そんな時、逃げ込んだ美術室で独りで絵を描いていた司と出会う。
司の隣で初めてリラックスした時間を過ごすけれど、ある日突然司が学校を辞めてしまう。
それから10年後…
…と展開していきます。
再会は思いがけない場所で。
司は契約済みの代理出産ができず、トラブルに遭っている。
礼は驚くけれど司は案外あっさり。これ、どういう再会LOVEになるのかな?と思って読んでたら…
これが思いの外重い。キツい。酷い。悔しい。許せない。
礼と司の恋愛BLとしては、萌えるし、良かったなぁって思う。
でも全体の世界観は読めば読むほどよくわからない部分が多い。
バース性の提供って?
Ωが代理母になるのはわかるけど、αは精子提供してるんですか?バース研究はひたすら生殖科学ですか?途中なぜ司が新技術のドナーになるのですか?などなど。
この辺引っかかってるけど…
評価は萌と迷ったけど「萌x2」で。
オメガバースは大好きで色々読みますが、特級とは、よく考えたものだ。
そして、絵が、うますぎるほど上手い。
程よくコメディタッチで、シリアスで、そしてキャラが、とてつもなく魅力的。
続編決定を聞いて、歓喜しました。
既に今年読んだ作品で一番スキな作品。