電子限定特典付き
最高に魅了されました。
まずなんと言っても描写力がすごいです。美しいんですよ人物が。
いろいろ魅入っちゃうシーンはあるけれど、私的1番はラストの「暴いてごらんなさい」っていう唯真さんですね。なんじゃあの透明感。洋装じゃないから、袈裟の広い袖がいい感じにはだけてて、それで頬づえついてあのにっこり顔はもう、優艶通り越して鼻血出そうでしたね(?)これでも言い尽くせないんですが、そのくらいあのシーンは、インパクト大でした。
最初の入りがかなり絶望的状態だったので、だからこそ笑えてる主人公っていうのは印象的でした。もう完全に人生のどん底、みたいな憂いを帯びた主人公が、少しずつ絆されて絡んだ糸がほどけて、最後は朗らかに陽光みたいにあったかい雰囲気をまとってるっていう、変わり様がすごく見どころだと思っています。感情があらわになって、人間味を取り戻していく様が嬉しいというか、いや人間味は元からあったけど、もっと優しくて自然体な唯真さんになっていくところに魅せられました。
人に是非オススメしたい!!!!!
カッコよくて美しくて意地っ張りで可愛い男子を描かせたら右に出る者はいない、わぎもこ先生。
唯真くんの言葉選びや言い回しがとっても洒落てて気品があるのにスン…と辛辣だったりお下品だったりのギャップに翻弄されてしまいます。
かと思ったら、さらっと甘々な言葉を落としてくるバランス感覚がたまりません。わかってあげられるよ、田鍋くん。
言葉遣いや表情、指先で語る仕草が繊細に描かれていて、2人のちょっとしたやり取りなんかもとっても愛おしい。田鍋くんを見つめる唯真くんの頬杖の仕草めちゃくちゃ好き。
また、エロシーンが芸術的に美しく非常にエロすぎる。書き下ろしも素晴らしすぎて…。
各書店さんの特典のお話を読むと、ますます2人のことが大好きになりますので、ぜひ全てのお話読んでほしいです!!めちゃくちゃ可愛い…!
主人公が抱えた闇や哀しさをそのまま認めて包んで、やさしく溶かして受け入れてくれる感じ、アフターグロウでも泣きましたがこの作品も泣けてしまった。
エロいのに泣けるわ笑えるわ、わぎもこ先生の描かれる人物達が愛おしすぎて尊い。
私にとって歴代NO.1に圧倒的大好きな作品です。
わぎもこ先生の作品は質感がすごい。
艶と重量と、心に何かしっとりみっちりと伝わる世界観が構築されていて、今作は特に憂いと情が厚みを持っていたと思います。
大切な幼なじみを亡くした僧侶の美人受けと、
可愛がられてた後輩でお日様のような攻め。
幼なじみ(片想いの相手)を亡くし泣くことすらできず暗い内にさまよっている受けの救済物語。途中まで憎いがエネルギーになってるので少々暗い雰囲気ですが、受けが攻めへの好きを自覚する辺りから徐々に軽さも出てくるようになって、作り方がお上手だなぁと思いました。
だいぶ拗らせていて面倒くさいタイプの受けなのに、攻めは真っ直ぐ包み込んでくれて…これはうん、落ちちゃいますよ。
どっしりとしたエロシーンも健在で、とにかく見応えがある。
リアルな体型で男同士というのを感じさせてくれるわぎもこ先生の作画大好きです。
今回受けが女性との性行為のシーンもあって、普段は女性相手に雄みを出してる顔も大変良かった。そして攻めに組み敷かれている可愛い顔とのギャップもこれまたグッときました。
意地っ張りで分かりにくい受けが攻めに心を開いたとき、可愛すぎました。
心からの可愛い笑顔を見せるのも、しかし途中スンッとするのも、ツンとデレがヤバイ。気を許した相手(攻め)にだけ見せていると思うと堪らんです。
受けにハマっちゃう攻めの気持ちがよく分かりました!
女性と関係してたことがバレちゃう描下ろしも最高です。
黒い法衣にきちんと身を包んだ美人がはらりと涙をこぼす表紙。ど真ん中を少しはずして、物言いたげにかすかに頭を傾けていて、ほくろが色っぽい。添えられている清浄な白い蓮華とは対象的に背景の赤は煩悩の象徴のようで、この表紙とタイトルに心惹かれてページをめくりました。
BLの受けというと、以前は女性よりも女らしいキャラクターが多かったけど、わぎもこ先生の描く唯真さんは艶っぽいけれどもしっかりと男性の肉体で描かれていて画力に圧倒されました。
「拈華を待っていた」はどういう意味で描かれたのか、考えながら読みました。羣司さんに幼い頃から想いをつのらせながらも伝えることできないま彼を喪った唯真さん。仏教用語「拈華微笑」の解釈は色々あるようですが、まっすぐに唯真を求めてきて優しく微笑む田鍋に、「私がほしい言葉を余すことなくくれる」と言っていますよね。
なので、自分を受け止めてくれる手が差し出されことを切望していた、という感じでしょうか。
女王様なのに待ちの姿勢?とも思いますが、同性ということと、禁欲的であるべき僧侶という立場ゆえの自制もあってのこととでしょう。
そこも唯真さんの魅力になっていました。
意味を考えながら、これから何度も読み返したい一冊です。
麗人で毎回とても楽しみにしていたお話でした。
連載当初、僧侶と刑事の組み合わせが斬新で素敵で“さすが吾瀬わぎもこ先生だー!”とドキドキ興奮したのを覚えております。
田鍋さんは、先輩の羣司さんが幼馴染の唯真さんのことを凄く気に掛けていたことを知っていたから、羣司さんが亡くなってからの唯真さんのことを凄く心配していたのでしょうね。本当は自分も傷付いていたでしょうに…。
いつも自分のことより唯真さんのことを気に掛けて思いやってあげる優しくて強くて素敵な田鍋さん。
そんな田鍋さんだから、唯真さんも自然に自分の思いを吐き出せたり、涙を流すことができるようになったのでしょうね。
田鍋さんと唯真さん、亡くなってしまった羣司さんを想いながら、語りながら、抱き合いながら、ぶつけながら、辛い気持ちが癒えて愛に変わっていく様子に胸を打たれました。
田鍋さんの優しく包み込んでくれるような笑顔がとても印象的でしたし、発言も行動も裏表なく本当にまっすぐな光!という感じで大好きでした。
吾瀬わぎもこ先生の描かれる肉体がやはりとても美しく迫力があって体温や湿度がこちらに伝わってくるようでしたし、表情にも引き込まれました…!
