恋も、キスも、初めて知った

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14

うたかたの庭

utakata no niwa

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表題作うたかたの庭

木坂宵智(松野緑)
小説家、32歳
鈴木水景
大学1年生、18歳

その他の収録作品

  • after story
  • 描き下ろし
  • あとがき

あらすじ

好きだよ──
水景のこと 大事にしたい

大学生の鈴木水景はある日、父の遺品の中から
一通の手紙と見知らぬ少年の写真を見つける。
切手を貼ったまま仕舞われていた手紙に
興味を持ち、水景は手紙を届けに行くことに。
訪ねた先で知り合ったのは、
花だらけの家でひとり暮らす小説家・木坂宵智。
水景の父と宵智は、
かつて教師と生徒の関係だったという。
宵智とひと目会った瞬間、
水景は彼に恋をして──?

年上無愛想×ひたむき年下のじれピュアラブ♥

作品情報

作品名
うたかたの庭
著者
村崎もよ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics CRAFTシリーズ
発売日
電子発売日
ISBN
9784813034438

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14

4.2

(83)

(54)

萌々

(12)

(7)

中立

(2)

趣味じゃない

(8)

レビュー数
15
得点
341
評価数
83
平均
4.2 / 5
神率
65.1%

レビュー投稿数15

おすすめ!

この作品で初めて知った先生です。
1話の試し読みを読んで、1話の終わり方がめちゃくちゃドラマチックで、先が気になって仕方なくなり即ポチしました。
途中までは水景パパと宵智さんとの関係がすごく気になってドキドキしつつも、全体を通してとても穏やかな空気感だったのが印象的です。
BLを初めて読む方にもとても良い作品だと思います。
今回は電子で購入しましたが、紙でも読んでみたいと思える作品です。紙の質感がきっと物語の雰囲気にも合う気がします。

0

ずっと見ていたい二人!

秘密の花園のような花に囲まれた庭で、初々しい初恋と、忘れられない初恋が交差する胸キュンストーリー。
透明感のある美しい表情に、シーンの随所に散りばめられた花々がとても素敵で、胸が締め付けられました。

宵智さんに不意に触れられてドキドキしてしまう水景が本当に可愛い!
淡々とした表情なのに色気の溢れる宵智さんと、真っ直ぐでかわいいのにしっかり芯のある水景。
付き合った後の生活ももう少し眺めていたいなと思わずにはいられない二人です。

0

何度読んでも涙が。。

もよさんの商業初コミック、発売おめでとうございます!
お話は水景君のお父さんの一周忌後から進みます。
始まりから数ページ進んだら宵智さんと一緒に泣き、どうなって行くの?!と読む手が止まりませんでした。
写真の少年と現在での出会い、お花を通じての心の近づき、気持の変化、なんてキレイに読み進めてしまうの!?ってくらいストーリーに引っ張られて進めばまた泣かされた。。
編集者の寿さん、べっぴんさんで行動力あって2人には必要なキャラがまたいい仕事してくれるんです!
もよさんの手描きセリフにフッっと笑いました!
この作品、多くの方々に読んで欲しいなぁ~!!
after storyで水景君のお願い事を聞いて「えっ!2年も?2人は?!」と同じ驚きを感じる仲間が増えますように。
(すいか)

1

切ないけど優しくて美しい素晴らしい作品❀.*・゚

村崎先生のお話しは初めて読みました。
購入を迷った時に、頼りにしているちるちるのレビューアーさんが神評価で絶賛されていたので、リアル書店で即買いしました。
素敵なカラーカバーの御本!
柔らかく煌めく筆致で描かれた宵智と水景と、儚げながらも優しく美しいお花と水彩画の様な色がとても素敵なカバーの本が、たくさんのコミックスの中で朧月の様に光ってみえました。
帯の言葉も、私の大好きな内容です。
『恋を諦めた年上✖️初恋未経験ひたむき年下』
『恋もキスも初めてしった』
その言葉に裏切られない、期待を何百倍何千倍も超える素敵な純愛でした。
丁寧な絵と描写でゆっくりと進んでいくストーリーですが、一話目からグググっと引き込まれました。
最後までドキドキして、読後とっても幸せな気持ちなりました。
結ばれる2人の描写も見事です!!!
村崎先生のあとがきが、もの凄く可愛くてかわいくって大笑いしながら読みました。
続編を強く希望します!!!
新作も楽しみに待ちます!!!

0

No Title

大好きな村崎もよ先生の初商業作品です。
ハッピーエンド確約です!ほんの少しシリアスな場面もありますが、終始幸せで微笑ましい心温まるお話です。絵もとても綺麗です。後半は涙なしでは読み進められません。
山あり谷ありのような激しいお話ではありませんが、シンプルながら何度も読み返したくなる、そんな素敵な作品です。

2

デビューコミックスおめでとうございます!!

父の遺品を整理していたら、本のなかから手紙と写真が出てきて、その相手に手紙を届けに行った大学生の水景と、花がきれいな庭にひとり住むその手紙の宛て主で、小説家の宵智とのお話です。


二代に渡り同じ血筋に惚れ、救われた、器用だけど不器用でもある男、宵智。
この宵智が、まっすぐすぎる水景と出逢えた奇跡。

もし、宵智が不登校でなければ??
もし、水景の父が手紙を残さなければ??

そう考えると、すべて起こった出来事に無意味なことはなく、必然の巡り合わせを信じたくなる、優しいテイストのお話でした。


歩みはゆっくりですが、庭を介してお互いの関係を少しづつ築き上げ、その空気感もほわんとして良きで、読み手側(まりあげは)の日々荒んだ気持ちもこの宵智の庭で浄化されていくような、、

まるで、マイナスイオンBLのような、、

そんなピュアな恋物語のようにも思えました。



最後、きちんと宵智が水景への想いを言葉にして伝えられたことは、冒頭でひとりでずっと生きていく覚悟をしていた引きこもりの宵智にとって、とても大きな成長だったし、
あの日、先生に対して裏切りと孤独を覚悟した宵智にとって、長すぎた夜明けに、じーんと涙が滲みました。

他の方もレビューで書かれていましたが、たしかに映像で観てみたい独特な空気感を持った優しい作品でした!!



コミコミさんの有償特典小冊子は、初夜のその翌朝のちょっぴりえちな、ムフッなお話でした///♡!!


2

心温まるストーリー

なんだか久しぶりにすごくほっこりしたというか…とても穏やかな気持ちになりました。
それと同時に、まだ余韻が冷めないような感じでもあります。

お父さんが宵智さんの、松野緑の本に手紙を挟んでなかったら、水景くんが本に触れず手紙を見つけてなかったら…この物語は始まってなかったのかと思うとちょっと運命的な出会いだったんだなと。

特に宵智さんへ対する水景くんの感情の動きがとても丁寧に描写されていたと思います。
たくさんの花に囲まれた庭と、亡くなったお父さんとの思い出と、シンプルに構成されていて読みやすかったし、すごく引き込まれました。

あまり感情が顔に出ない宵智さんも、徐々に水景くんに惹かれていってるのが行動に表れていたし。
見ててニマニマしてしまいました。笑

とにかく全て素敵だったのですが、中でも2人が結ばれて、最中に水景くんが「幸せすぎて死にそう…」と感極まっていた場面は、こちらまでほろっと涙が出てしまいました。

今回がデビューコミックスという事なので、今後にも期待を込めて☆5つです。

3

本編一番最後のページでじわっと涙が滲みました

デビュー作との事で、こういう大きな癖もなく背伸びせず描いてる作品好きです。
あと、カラーがとてもきれいです。特に表紙の端にちょろっと出てる花束の色合いがとても美しい。

大きな波乱も怒涛の展開もない暖かな春の日差しのようなお話なんですが、絵と話が合っていて雰囲気がとてもよかったです。
そのせいか、たんたんと読んでこのまま終わるんだろうなと本編の一番最後のページをめくった時に、そこに書かれていた一言にじわっと涙がにじみました。
☆3つの「萌」評価ですが、決して悪い意味ではないので、機会があれば読んでもらえたらいいなと思います。

0

映画のような

キレイなミニシアター系の邦画を見たような読後感でした

ストーリー構成やセリフなどそこら辺のよくあるBLとは一線を画していましたし最初から攻めが受けを恋愛対象として見ていないのも攻めほだ好きとしては良かったです(ほだされ攻めタグが付いていてもストーリー開始後すぐに受けに惹かれるもの多いので)

ただ、自分にはドラマチックさが足りなかったかもしれません。良くも悪くも一定のリズムで淡々としている印象でした

えっちシーンもこの手の雰囲気の作品にしてはページ数割いてきちんと描かれていたのですが
あともう少し、攻めが受けにグッときている、たまらないリビドーを感じているような描写があったら大好きな作品になっていただろうな、と思います。美形な攻めの男らしい顔を見たかった…
でも作品の雰囲気を乱さないキレイな肌色シーンは正解だったのかもしれません、自分には物足りなかっただけで

0

穏やかであたたかな恋

花に囲まれているふたりの幻想的な雰囲気あふれる表紙に惹かれて。
作中にも花などの植物たちがたくさんであたたかみがあり、ふたりの関係性もふんわり優しくて癒し要素たっぷり。すごく素敵でした…!

宵智と水景が出会ったキッカケはちょっぴり切なくて、恋が始まるようなものではなかったけれど
刹那的な出会いになることなくふたりの時間が交わっていき、そこからそれぞれの未来までもが変わっていって。
そんな彼らを見ていると人生何が起こるかわからないものだなぁと感じて、
水景の父が繋いでくれた素晴らしい縁にグッときてしまいました。

そして若者らしい行動力があるのに
無鉄砲にならないよう自制心も持ち合わせている水景は本当にできた子だなぁと感じます。
宵智への気持ちを胸に抱えながら、
それを押し付けることなく密かに想い続ける健気さがすごく沁みました。
後ろ向き気味だった宵智も一歩踏み出そうと決断した後は潔くて、勢いだけではない覚悟を持って水景にぶつかる姿がめちゃくちゃ格好良かったです。

穏やかに進むお話の中にしっかりとドラマがあり、ものすごく引き込まれました。
こちらがデビューコミックスとのこと。次作もまた楽しみにしたい作家さんだなと思いました。

4

映画化希望!

性自認を父親に言えないまま、父の遺品整理で見つけた出されなかった手紙を届けたことから出会いが始まる。
出会った彼らは穏やかに自然に絆ができ、愛情に変わる、自覚する流れがとても心地よくて。
年の差や将来の夢などで、悩む2人のそれぞれの想いに胸が締め付けられた。
終盤に交わされる会話は熱く、感動。
これなら映画化されてもきっと情緒ある素敵な作品になるんじゃないかと思う。
本当は実写化は嫌だけどね。でも観てみたいなあ。
そう思える作品です。
花でいっぱいのお庭を観たい。

3

優しくて切ないストーリーに涙しました

もよ先生の作品は同人誌でも拝読していたので、今回商業デビューの作品を読めること、とても楽しみにしていました!
登場人物に一人も嫌なやつが出てくることなく、ストーリーも切ない展開もあるものの優しくて穏やかな空気が流れていて読んでいるととても心が癒されて自然と涙が流れました。

父の死をきっかけに本の遺品整理をしていた所、本に挟まったまま投函されていない封筒と写真を見つけた大学生の水景。宛名の住所を訪ねると、写真に写った男の子がそのまま成長した男性がそこにいて……!?

水景の父、秋人さんを基点にして叶わなかった初恋、叶わなくてもいいから傍にいたいという思い、また、性別に関係なく人を好きになる気持ちがとても丁寧に描写されていてじんわりじんわり切ない気持ちとあったかい気持ちに揺さぶられました。
水景が語学留学で離れてしまった時の宵智の心ここに在らず…感は見ていて焦れったさたっぷりで、私も動け〜!!と叫びたくなりました。
水景の真っ直ぐで行動的な所が要所要所でとても元気をくれて、とってもいい子だなと感じました。

宵智の電話での告白も彼らしい、回りくどくて不器用だな〜と思う言い方だけど、とても素敵でした!
描き下ろしにて2人の初えっちあり♡
レーベルさんのおかげ(!)で、電子も白白線修正です♡

5

No Title

終始絵が綺麗で癒されます。
この作者さんの描いたお話をもっと読みたいなと思いました。

1

じんわり沁みる…花咲く庭で始まる、年の差ラブストーリー

村崎もよ先生、初読みだったのですが
作品の中に流れる穏やかで優しい時間と雰囲気が素晴らしくて。
すっかり虜になって、220P(電子)駆け抜けました。

こちら、先生の商業デビューコミックスとのこと。
初コミックス出版、おめでとうございます☺︎✨

とてもとても優しく、じんわり沁みるお話。
花咲く庭の木々や花々、作画が大変だっただろうな…と思いますが、
美しくて心癒されました。
二人が一緒に園芸店に行くシーンでは、自分も行きたくなってウズウズしてしまい
週末出かけることにしました☺︎

亡くなった父親が遺した手紙を届けに行った先にいた、
美しい年上の人。
手紙は受け取ってもらえず立ち去ろうとしたところ、
その人が大声で泣き出すのが聞こえてー

と始まる、32歳の小説家×大学1年生、
なんと年の差14歳のラブストーリーです。

受けの水景(みかげ)は、攻め・宵智(よいち)が
想いを寄せていた担任教師(中学時代)の息子。

自分の父親のことを好きだった相手に、
出会った瞬間から恋に落ちてしまう…という、
書いているだけで切なさに胸がきゅっとする受けの片想いです( ; ; )

でも、そんな切なさは確かにありつつも
どこまでも優しく、あたたかく、光と救いのある物語でした。

御本のあらすじに「ひたむき大学生」と書いてあるとおり、
水景がどこまでもどこまでも素直で一途で可愛くて。

「好き」という想いがついぽろっと口から出てしまい、
取り繕おうとするも全然うまくできない様子とか、
留学先のオープンガーデンで宵智のことを思い出し、
ほろりと涙を流す姿とか。

オープンガーデンでは、周りの人々が「ohぼうや...」と
駆け寄ってましたが自分もその場に行って
「泣かないで」と背中をとんとんしてあげたくなった…!

とても印象的だったのは、
宵智が水景に「自分の作品に登場させてもいいか」と尋ねた際、
水景はそれを喜びながらも、”大学生A”でしかない自分に胸の痛みを覚えるー
というシーンです。

名前を持たない、ただの”大学生A”としてでもいいから
少しでも長く宵智のそばいにいたい、と願う気持ち。

それとは反対に、宵智にとって特別な意味を持つ人になりたい、
と願う気持ち…

手の届かない人に恋する切なさが、ぎゅっと凝縮されたような描写に
心が痛みました。

こんな素直で、不器用で、可愛らしい水景に
無愛想小説家・宵智が絆されないはずもなく。

でもね...14歳差だもんね…
相手はまだ10代ですし。
そう簡単に、気持ちに応えることはできないですよね。

水景が留学することになり、物理的な距離が生じたこと、
そして担当編集の寿(女性らしい見た目のバリタチゲイ)!!
この方のアシストのおかげで(ナイスです!)、
宵智も自分の心を見つめ直し、覚悟を決めることができたのだな、と。

まさに”会えない時間が愛を育てる”...!

水景が20歳の誕生日を迎えるまで、
手を出さなかった宵智、グッジョブ、よく我慢した…!

攻めから手を出すのではなく、水景の方から勇気を出して
お誘いする場面、ここでも胸がトクントクン、
少女漫画の中の擬音のような音が。

濡れ場は少なめですが、ひたむき受けの健気な想いと
意外にも(?)重めな攻めの感情が伝わってくる描写、
素敵でした。
(宵智さん、DTではないけど本気の恋&恋人は初めて…っていうところに
グッときます(๑•̀ㅂ•́)و✧)

花咲く庭から始まるラブストーリー、
じんわり沁みて何度も読み返したくなる、素敵な一冊でした✨

あっ。余談ですが…
途中、水景の父親からの手紙を宵智が読むシーン。
多分先生ご自身の字かな?と思うのですが
手紙の字が美しすぎて震えたー…!

そんなところも、作品の雰囲気にぴったり合っていて
素敵でした(*´◒`*)


★修正:tnトーン+細白短冊(5〜7本)(電子シーモア)
短冊はやや多めですが、tn...の形はしっかり分かります◎

6

優しくて美しい

デビュー前の同人誌を出されてる時から好きだった先生です。
歳の差がありながらも水景くんの健気な恋心と、宵智さんの不器用ながらも真摯なところがとても良かったです。切ないシーンでは少し泣けました。

全体的にただよう優しく美しい雰囲気や、植物の丁寧な描き込みがとても素敵でした。
もよ先生の作品は読んでいてすごく癒されます。
また癒されたい時に読もうと思います!

3

この作品が収納されている本棚

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