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小説

タイトルにβとあるように、オメガバースの世界観とファンタジーなお話がミックスされていて楽しく拝読させて頂きました。
前世で転生した記憶も残っているので転生ものが好きな方にもおすすめです。
βとして生きて来たユイシスが、前世での自分の推し達を正しく正統ルートでくっつけようと奮闘する(だけど思わぬ展開になる)姿が健気で可愛かったです!
全体で300P弱なのでサラッと読めますがえちえちなシーンはしっかり濃厚に描写されているのでこちらも大満足でした(*^^*)
誤解が解けてからの2人が甘々で可愛かったです♡
攻・エレフィスはヤンデレ攻ではありますが、あくまで受に対して優しく甘い溺愛攻です。
受・ユイシスも可愛らしく、全体としてストーリーも楽しく読めました。
ただ、ページ数が少ないからだと思いますが、展開が早かったり、設定の大雑把さというか…そういうのが少し気になってしまいました。
ものすごく丁寧に書かれているシーンもあれば、トントン拍子&ご都合主義みたいなシーンもある。
そもそも小説の世界と実際に転生した世界で、色んな齟齬があるのはなぜなのか。
そういう部分ももっと掘り下げて書かれていたら、より厚みのあるストーリーだったのではと思います。
何の種明かしもなく、小説ではルカリオに深く恋していたエレフィスが、実際はユイシスを溺愛して夢中。
アレクサンダーもユイシスに興味を持ち、本来はルカリオに向けて言うはずだった台詞をユイシスに言い、でも結局ルカリオとくっつく。
ルカリオはルカリオでオメガらしからぬ、ユイシスへのデレデレ具合。
こういった部分の理由が何も示されず、ふわっと「これが現実です。受け入れて下さい」みたいな感じなので、じゃああの小説は何だった…?みたいな。
前世の記憶を取り戻したユイシスがこれまでと違う行動をして、それによって未来が変わったとかなら納得出来るのですが、そんな訳でもなく、そもそも最初からエレフィスはユイシスにぞっこん。
キャラクターも魅力的でストーリーも大筋として面白かっただけに、もっと掘り下げて書かれたものを読みたかったです。
前世で大好きだったBL小説に異世界転生!
しかも悪役令息のユイシスに。
前世で推していたエレフィスを、そうだ!闇堕ちを阻止しよう!と公式カプを邪魔してエレフィスとルカリオをくっつけようと。
この世界でのユイシスがエレフィスを好きだった記憶と、転生してからのユイシスが推しから激しいスキンシップや大切にされてときめくのと。
なんだかややこしくてエレフィスのオメガ嫌いや、最後にわかるアレコレや、転生ユイシスはそこまでエレフィスを?そんなにいきなり追いつめられた?
なんかいまいちよくわからないうちにユイシスはどんどん悲観的に暴走して、え?え?でした。
読んでる時、泣きそうになりながら読んでました。最近、Bl小説を読み始めた初心者で巡り会った作品でしたが、読んで良かったと思いました。エレフィスの本当はユイシスを守ろうとしていたけど、それがすれ違ってユイシスには伝わらずに離れ離れになってしまうところは特に泣きそうになりました。所々にユイシスのかわいいさがあってほっこりしてました。最後は、ハッピーエンドとして作品が終わって良かったです。もっとオメガバースが好きになりました。
