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あらすじ

"男子校生活"(Boys Life)コミック、待望のスピンオフ、第6巻

「互いの想いに、どう向き合えばいいのか」…思い悩みながらも、すこしずつ前に進むふたりに、「宝物のような」瞬間が訪れて…。平野と鍵浦の学生生活「最後の1年」始まる――。

作品情報

作品名
平野と鍵浦 6
著者
春園ショウ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA
レーベル
ジーンピクシブシリーズ【非BL】
シリーズ
佐々木と宮野
発売日
電子発売日
ISBN
9784046850546
4.7

(17)

(12)

萌々

(5)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
80
評価数
17
平均
4.7 / 5
神率
70.6%

レビュー投稿数3

むずきゅんがいっぱい

3月から5月のお話でした。

3月

中高生のころ以来、ほぼ感じることがなかった、むずきゅん、という感情を起こさせる作品です。

メインの2人でも、別のメインの片割れでも、友達でも、高校生同士がわいわいやっている様子が、とんでもなく尊く感じます。

年度末にしかない、なんとなく切なくなるような空気感があり、素敵でした。

4月

新しい年度の始まりだけれど、3年生にとっては最後の1年、高校生活は3年間しかないからこその貴重な時間が始まるのを感じます。

何気ない日常の一コマ、一コマをとても貴重に感じます。
この透明感、空気感、モノクロの動きのない漫画とは思えないほど、心の中に広がってきて、好き、ということばだけでは表現できない感情が、画面いっぱいにふわふわ漂ってくるような、感じがします。

5月

運動会のエピソードも、まさに青春、これぞ青春、という感じですでに胸キュンなのに、2人が丁寧に言葉を紡いでいる様子がゆっくり描かれていて、ものすごくきゅんきゅんしました。



番外編と描き下ろし、いつも楽しみにしていて、実際、とても楽しくてうれしいのですが、今作に限っては、巻末ではなく、途中に挟んでほしかったと思いました。
それくらい、30話のラストの余韻がすごいです。

0

好感が持てる

平野が髪を黒くしたり、体育祭をしたりする6巻です!

鍵浦の気持ちに応えられるのかをずっと考え続ける平野の真面目さに好感が持てます。
何をもって恋と呼ぶのか。
求められるものに応えられるのか。
そうやって思い悩むことこそ、恋じゃん!!と思うのですが、平野がどんな答えを導き出すのか気になります。

平野がようやく鍵浦に返事をしようとしたところで次巻へ続きます。
鍵浦が平野にキスしてるように見えるのは気のせいなのかどうなのか気になり過ぎるので、今から次巻がとても楽しみです!!

0

「好き」の違い

「好き」に対して「定義」や「基準」を考えてしまうの、とても共感する。「人として好き」だけれど、相手の求める「恋人になりたい好き」は分からない。想いには応えたい、だけど自分がどこまで応えられるのか、どこまで相手の「同じ」なのか、判断が付かない。気持ちの面でも、身体的接触の面でも、いくら考えても、自分でも分からない。分からないことが苦しい。そういう葛藤をする人も、居るんだよ。

恋物語としては、二人が恋人になるといいなと思ってる。だけれど、平野さんの「分からない」葛藤が分かっちゃうので、鍵くんには申し訳ないけど、何より平野さんなりの答えが出るまで、慌てず急がず待って欲しいとも思う。最後のシーン、本当にしちゃってるのなら、それはだめだよ。…だめだよ。

世間一般的な「恋愛」ができる人には何言ってるのか分からない感想になってると思いますが、平野さんの葛藤が自分事のように刺さってくる私には、こう感じるのです。扱うのが難しいマイノリティーだと思いますが、彼らだからこそ、ゆっくりじっくりと大切に描かれるのだと思います。6巻も素敵な物語を、ありがとうございます。ささみゃーと一緒に、末永く見守りたいです(◍´꒳`◍)


追記
佐々木先輩が本気で告白していた裏で、まさか二人がここまで進展していたとは…驚愕しました。あの後で平野さん、佐々木先輩に携帯を貸して宮野に伝えさせたんですよね!?おおお驚きが凄い…。鍵平を読んだ後にささみゃーを読み返すといろいろびっくりしますね(笑)

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