「絶ッッッ対に奪い取ってやる!!!!!」

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表題作俺が先に好きだった!

国吉 詢(マコト)
26歳、工場勤務
国崎綺詢(アヤト)
26歳、システムエンジニア

その他の収録作品

  • 描き下ろし
  • カバー下

あらすじ

元ヤンのマコトは、高校時代から親友のアヤトに恋心を抱いているが、関係性が崩れることを恐れて想いを告げられないでいた。
マコトは本心を隠して親友として振る舞うが、ある日アヤトから「彼氏ができた」と告げられる。
彼女ならまだしも彼氏!?
どんな手を使っても奪い取ると意気込むが、アヤトの彼氏は超ハイスペ男子で――。

《収録内容》
◆『俺が先に好きだった!』1~7話
◆描き下ろし9P

作品情報

作品名
俺が先に好きだった!
著者
トレタ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784758029728
3.7

(29)

(10)

萌々

(10)

(4)

中立

(2)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
7
得点
104
評価数
29
平均
3.7 / 5
神率
34.5%

レビュー投稿数7

名前も、もう運命じゃんっていう。

高校時代の同級生で、親友なふたりのお話。

マコトは高校時代からずっとアヤトのことが好きだったけど、気持ちを伝えて友達関係まで壊れてしまうのが嫌で、ずっと思いは心に秘めたまま過ごしてきていたんだけど、ある日アヤトから「彼氏ができた」と言われて…
彼女じゃなくて、彼氏?!じゃあ俺でいいじゃん!ってなって…っていう話。

お話は、マコトとアヤトと、アヤトの彼氏の3人で話は進みます。

マコトは一生懸命で、見た目に反してピュアで健気でとってもいじらしい…かわいい。
アヤトは、特にこだわりがなくて、束縛もお願いも「いいよ~」みたいに受け入れてしまう、何も考えてないのか?なゆるふわな感じ。
でも、マコトと会うこと、マコトとのことだけは譲れなくて。マコトが言ってるからじゃない、自分が行きたいって、会いたいって思ってるの、どこまで自覚してるんだろうって思いながら読んでました。
こう、無自覚にずっとここだけは特別、別枠、譲れないっていう思いを持っているゆるふわ、いいですよねぇ。自覚がないのに。

タイトルの「俺が先に好きだった!」は、アヤトの彼氏・ミロクに対しての、マコトの気持ちもあるけど、きっとアヤトのマコトに対する気持ちでもあるのかななんて思いました。
アヤトはずっとわかってなかったけど、わかってしまえば、ずっと前から、それこそはじめて喋る機会を持てた時にはもう少なからず好きだったのかな。なんて。なにそれ、最高じゃん。

トレタ先生、この作品で初めて知りましたが、とても絵が好みでした!きれいでかわいい絵で、二人(あとミロクも)の魅力がさらに増していました!

0

読みながら笑顔になれる三角関係でした

表紙と試し読みから伺える、そのポップなのに美しい絵柄に惹かれ購入した『俺が先に好きだった!』。

何が特に良いって、肩幅です……。
近頃はドラマを見ていても映画を見ていてもついつい肩幅に目がいってしまう期に入っており、そういうわけでトレタ先生の描く人々の素晴らしい肩幅を見過ごすことなど私にはとてもできませんでした。

人物造形のバランスや絵柄に関しては100人いれば100の好みがあるだろうと思います。
したがいまして、絵が好きだ!と思えることって、本当に幸せなことだと思います。
もうそのその絵を拝見しているだけでも幸福な時間を過ごせること間違いなしなのに、漫画の場合それを200ページも味わえるという……なんと贅沢な。
漫画家の皆さまには頭が上がりません。いつも素晴らしい作品を世に出してくださりありがとうございます。

三角関係なのに軽やかでラブコメしているストーリーも楽しかったです。
登場人物の誰もが、執着や情はあれども基本的にはカラリと爽やかな性格をしているのがとても好ましく感じました。
エキセントリックなのかと思いきや、意外と地に足のついているアヤトくん、そのギャップも含めて魔性の男で良かったです。

またトレタ先生の作品を拝読できることを楽しみにしています。

1

当て馬キャラに同情しちゃう

長年片想いしていた親友に彼氏が出来た事を知って、奪い取ろうと奮闘する攻め・マコト。
ふわふわした不思議な魅力の持ち主である受け・アヤト。
アヤトの年下彼氏でハイスペックなミロク。

三つ巴の略奪愛・・・と書くとドロドロしてそうですが、わりとサラッと描かれていて重さはなし。

なんていうか・・・妙に現実にありそうな略奪愛っぷりで、正直に言うと攻めのマコトに共感出来なかったです。
これまで想いを伝える事が出来なかったのはしょうがない。
過去に異性と付き合ってきたアヤトに対して想いを伝えるのは、友情さえも無くしてしまいかねないので。
でも彼氏が出来たと知り、それなら俺でも良いんじゃね?とアヤトに迫っていくのは・・・なんだかズルい気がしてしまいました。

ミロクは勇気を出してアヤトに想いを伝えて、せっかく付き合いたてでラブラブ・幸せなムードだったのに、付き合い始めから恋人を不安にさせる行動満載なアヤトも、なんかものすごく現実にいそうなタイプで、受けとしての愛され度がやや低かったように思います。

ミロクが束縛彼氏で重い感じに描かれてますが、そりゃ重くもなるし束縛しちゃうでしょう、恋人が他の男と自分以上に仲良くしてたらさ・・・。

物語の展開上、アヤトがマコトに傾くようにしなきゃいけなくて、ミロクを重い束縛彼氏に仕立てたのだと思いますが、だいぶ可哀想でした。

絵柄は綺麗だし、今時っぽい雰囲気のある作家様なので、若い世代の読者さんに特に刺さるのではないかなーと思います。

2

彼の今後の幸せを願いたい。

アヤトーーーーーおまえーーーーーー_| ̄|○

なんなの??めっちゃ魔性のオトコやん……。
変人なのに。ニブ過ぎるのに。天然もここまできたら記念物やろ。とか思うのに。
めっちゃ可愛いめっちゃ魅力的めっちゃ好き!!!

……って、マコトとミロクのみならず壁の私までも魅了するの、なんで???
いやーーー。やられた…………。

三角関係ものは、3人がそれぞれイイ奴であればあるほどその結末に切なくなってしまうので、あまり積極的に手に取らないのですが。
絵がめちゃくちゃ好みだったのと、試し読み部分が面白過ぎたせいで、気が付けば右手が勝手に購入ボタン押してましたね。(コミックシーモアで購読)

三角関係の宿命…やはり最後には1人が辛い結末を迎えることになり切ないのですが。。。不思議と読後感は良かったです。
くっついた2人のあの笑顔(End.のページ)を見ちゃったらね……。やはりここが最善の着地点だったんだろうな、と納得させられた気がします。
失恋した彼も、めちゃくちゃ私好みの属性(ハイスペ激重執着溺愛攻め)だったし、ラスト凄くイイ顔でカッコ良く退場したので、今後の幸せを願いたい。なんならスピンオフ欲しい。

天然危険物(?)の受けと攻め同士の熾烈なバチバチの三角関係が面白い作品だし、1巻に凄く綺麗に纏まっているので、続編とかスピンオフは難しいのかな………と思いますが、スピンオフとくっついた2人の恋人編とより濃厚なエロが見たいと欲が出る、助平な読者なのでした。だってこの画力で描く本気のエロ、もっと見たいやん……_| ̄|○

1

三角関係より可愛さが勝ってる

◎絵が可愛い
◎キャラが可愛い
◎お話も可愛い

物語は一本筋ではありますが
三角関係から始まるので、読み応えはあります。
三角関係と言っても、いい意味でドロドロした感じではないので
可愛い〜って思いながら読みました。

純情系ヤンキー攻め×ド天然ふわふわ受けで
当て馬役は激重なスパダリ、個人的にめっちゃ刺さりました。
しかも、攻めが八重歯持ちで、八重歯萌えのシーンもあります!
ちょっと気になったのは、当て馬役の行方くらいでしょうか。

少し刺激がほしいけれど、重い展開を求めてなくて
可愛さで癒されたいときに読むといいと思います。

1

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