人生が苦痛であるのなら、【愛】は薬でしょうか? それとも――。

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表題作人の稚魚

ミナミ

あらすじ

人生が苦痛であるのなら、【愛】は薬でしょうか? それとも――。

「…人魚に必要なのは海藻じゃなくて」

高圧的な先輩、終わらない労働、孤独…。
うだつの上がらない青年・瞬にとって人生とは耐えがたき苦痛の連続であった。人魚の【ミナミ】を拾うまでは…。

以前なら【苦】でしかなかった日常も、家にミナミがいると思えば和らいだのだ。
健やかで明るく、美しく、そしてどこか陰がある。
そんな彼がいればこそ、瞬は日常に小さな幸せを感じていられた。

だが、ある日帰宅した瞬を待っていたのはぐったりと生気のないミナミだった。

「…人魚に必要なのは海藻じゃなくて」

この美しき生き物を救うため、瞬は能う限りの知恵を絞るが…。


仮初の小さな幸福が落果するとき、生まれいづるを何と呼ぼうか。

作品情報

作品名
人の稚魚
著者
余津一 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新潮社
レーベル
バンチコミックス C-KANATA
電子発売日

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