限定特典と割引が充実!
気になっていて読むのを楽しみにしていました!
とある過去から、自傷を繰り返してしまう茜に寄り添って理解しようとする佟生くんが優しい…!
雰囲気も大好きです!
2人の続きをもっと読みたいなって思いました!
ずっとX(旧Twitter)の方で追いかけていて、発売当日に本屋へ走りました。
一コマ一コマの絵がとても綺麗で表情も細かく最高でした。柊生の茜に対するもどかしい気持ちや茜が自傷する理由が繊細に描かれていて満足感がすごいです。ずっと夜にいるような仄暗さもありつつ、2人が少しずつお互いを理解し合い光に向かう姿が大好きです。
見たことのない作者様だったのですが表紙買いしました。
受けにトラウマがあるタイプの作品で、いつもあまり重い話は読まないのですがほんとに救われて良かったです。
2巻出てほしい…
佐藤さと先生のデビュー作とのことで、おめでとうございます!
自傷やトラウマがテーマなので、ちょっと勇気を出して読了させていただきました。
テーマは軽々しいものではないけれど、救済に向けて2人が歩こうとしている様子が丁寧に描かれていると思います。
重苦しいというよりは、仄暗いくらいのトーンかな。
ライブハウスや歌舞伎町、キャラクターの佇まいなど、時折ハッとするようなシーンが印象的で、作者さまのこだわりを感じました。
内容はと言うと、
インディーズバンドのメンバー同士で、既に付き合っている2人。
冒頭からちょっと謎めいて掴み所のなさそうな受けのキャラクターと、致している最中に攻めに自傷で出来た「傷を触れ」というダークな始まり。(しかもガッツリ。痛いよー)
自傷がやめられない受けに対して、攻めが理由を聞いても教えてもらえないし心を開いてもらえない…そのもどかしさに攻めが焦れたときから2人がすれ違い始めます。
攻めは受けのことが大好きだからこそ知りたいと思っていること。
昔は簡単な付き合いしかしてこなかったし、面倒だとすぐ関係を投げ出してきた攻めが、受けに対しては投げ出さず向き合いたいと思っていること。
受けは育ってきた環境がヘビーでトラウマがあり、自傷をやめられないこと。
自分の好きなもので身を固めることで、本来の自分を取り戻そうとしていること。
そうした2人の心理描写がとても丁寧に描かれていると思いました。
攻めが強烈な一目惚れで惚れ込んでるし、受けに対して純粋な気持ちで一緒にいようとしているのが、受けの救済に繋がっていく過程が良かったです。
読む人を選ぶ作品かと思いますが、最後に光が見えてくるラストになっているのを見てホッとしました。
