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小説

下巻が読めるのはもうちょっと先かと思っていたら電子書籍サイトから入荷通知が来て、「この本はもう電子書籍じゃなく紙で買って手元に置くと決めてるんじゃい!(๑•̀ㅁ•́๑)✧」と慌てて通販で注文して、届いた日に読了しました。
下巻も怒涛の展開でハラハラあわあわしましたが、ハッピーエンドで良かった〜……!!
上巻で提示された色々な問題も全て解決して結ばれます。
まあその、全て解決するまでにアルトもフェリクスも大変な思いをするのですが……特にアルト。
頑張ったよ、アルト……!
エヴァリスとジュリアンのカップルも、ちゃんとハッピーエンドで良かった。
エヴァリスが一時的にアルトに傾いていたというか恋していたことを自ら認め、それをジュリアンにも言っちゃうもんだから、ジュリアンという婚約者がいながら何やってんだエヴァリス!(૭ ᐕ)૭=͟͟͞͞ ૭と思ってしまいますが、まあそこはゲームの強制力でどうしようもなかったのかな。
本来ゲームの中では、主人公「光の神子」であるアルトが結ばれるのはエヴァリスだった訳ですから。
でもそう考えると一層、フェリクスとアルトの愛がすごい。
アルトはゲームどおりエヴァリスを選ぶのではなく、自分の意思でフェリクスに恋をしてフェリクスを選び。
フェリクスはフェリクスで、ゲームの続編で結ばれる設定の「闇の神子」がいるのに、迷うことなく「光の神子」であるアルトを選ぶ。
離れ離れになっていた2年間も、その想いがブレることは全くない。
そしてやはり、イラストが本当に綺麗。
何なんこの綺麗で可愛いイラスト……上下巻とも表紙なんかちゃんと「絵画」として飾れるレベルやん( ˃ ⌑ ˂ )⊹⁺
元々BLは小説より漫画派だったのが、最近すごい勢いでBL小説を読みまくっていまして、しみじみと「いくら小説が主体とはいえ、表紙と挿絵って大事だなぁ……」と感じているので、この作品のように美麗なイラストだと本当にありがたい。
上下巻とも、小説自体もイラストも大好きで、何度も読んで眺めたい本になりました。
