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小説

元々はアンソロジー収録の作品とのことで、私はそちらの方は未読です。
本作でハジメマシテの出会いでしたが、なるほど。反響の大きい人気作品だったことに納得できる楽しさでした♪( ´▽`)
政略結婚からの仮面夫婦…はたまた愛のないカタチだけの夫婦。そんな寂しいシチュエーションから始まるストーリーは、タイトルの物悲しいフレーズと相まって最初は読み心地があまり良くありません。
がしかし!というのがこの作品の面白いとこ。
密かに想いを寄せる夫から塩対応をされる一方通行の夫婦関係が、実は同じくらい……いや。それ以上の好意と欲情をシグルドからぶつけられていた裏事情が露わになると、シグルドの抑えていたリオルへの愛がスパーク……!!!
まぁ、侍女の証言やタレコミ、シグルド本人のちょっとした行動から判断しても、塩対応は誤解だろうなというのはモロ分かりでしたが、ボタンの掛け違えが修正されるとこんなにも甘々になるのかと。読み始めの1ページとの温度差にうっかり風邪をひきそうでした(笑)
シグルドは、家格のために。
リオルは、金銭援助のために。
そんな政略結婚の打診が、2人の純粋な恋心を曇らせていくキッカケとなったのは残念としか言いようがありません。ただ、夫夫となるチャンスをもらったのも、この政略結婚ではあるわけで、夫夫という関係から入ったこともあながち悪手とも言い切れないんですよね。
シグルドみたいな恋愛に不器用な男は特に…
やること全てが盛大に空回っていたり、真意が誤解されたりと、2人の夫夫生活は見ていて歯痒いもんですが、その歯痒さが積もり積もってようやく想いが伝わり合うシーンは、それだけに最高の眺めです。
元がアンソロジーというのもあってか、すれ違いの切ない描写が長々と続かないのも良かった。すっきりとまとまっていながらもしっかりと魅せるストーリーは満足の読後感でした。
また、本作品には書き下ろしの部分の後日談とスピンオフが収録されており、これが更にワをかけてめちゃくちゃ面白い。
特にスピンオフの方は、シグルドとリオルの長男・レイのお話となっていて、これは同時収録に甘んじるレベルではないです。これ単体で一冊の本になってもおかしくないくらいの傑作だと思います。
『おいてけぼりのオメガは偽りの夫に愛されたい』の両親編(番外編含む)と、スピンオフの『足手まといの算術士は報われない恋をする』の長男・レイ編との2篇から構成されているこの一冊は、フォーデンファミリーの2カップルの恋愛模様を余すことなく楽しめる豪華な仕様です。
βのレイと、幼馴染のルーファスとのバースを超えた主従愛は、両親とは全然違うアプローチだけどそこがまた面白く、レイの算術士としてのスキル値の高さで周りからの評価を得ていくサクセスストーリーな側面にワクワクが止まりませんでした。
シゴデキなレイの魅力はもちろんのこと、シグルドとリオルが親の立場からレイに寄り添う脇キャラとしての存在感の大きさも素敵でした。
1冊で2冊分読み終えたような満足感に浸る絶品作です。この作品の世界を余すことなく堪能して欲しいなと思います^ ^
幼馴染みである初恋の相手が夫となり幸せになるはずだったのに夫からの容赦ない言葉。なぜこんなことになってしまったのか。とても不憫で切ないオメガですがその真相が明らかになってからの夫であるアルファの変貌ぶりがギャップあってとてもいい。すれ違いからの溺愛がとても面白く読む手が止まりませんでした。攻めの愛はもう止まらない!その後の二人のお話も幸せいっぱいでキュンとしました。受けであるオメガも時を経て可愛さだけではなく慈愛に満ちた優しさに溢れているのを感じました。そしてそんな二人の息子のお話もよかった。自分を奮い立たせ努力を重ねる日々。ほんとに頑張り屋さんだと思いますし自身が思っている以上に周りは評価し見守ってくれていたようにも感じました。自分を大切に思ってくれてる人がそばにいるってほんとに心強いし頑張る力にもなると思いました。
優しくて愛おしく緩急ある展開に一気読み。とても素敵な作品でした!
大好きな作家様の配信とのことでさっそく購入いたしました!
アンソロジーから単独配信になったものです。
書き下ろしの部分がすっごく多くてびっくり!
こんなに沢山読めていいんですか!!
嬉しすぎる!!
シグルド(攻)とリオル(受)の息子レイのお話を号泣しながら読みました!!
最高でした~~~~~~~!!!!
リオルの子どもだけあってレイもめっちゃかわいい!!
挿絵2枚とも良すぎました!
大庭アキル先生のファンになりました!
最高のタイミングで挿絵が入っているなって思いました!!!
この作品シリーズ化してほしいです!!!
よろしくお願いします!!!!
エックスで、文字数をなんと9万も足されたと知り、楽しみにしていました。
普通、9万文字あるだけで一冊の本なのでは?と思うのですが、この新装版にもアンソロジーの部分を入れてくださったことで、読者の願いは叶えらました。
「おいてけぼりのオメガは偽りの夫に愛されたい完全版」をありがとございます。
心より雨宮先生に御礼を申し上げます。
そんな正座な気持ちで開いた完全版。本編の感想はアンソロジーの際に記してあるのでそこは飛ばそう、というわけには行きません。なぜなら、番外編が違うのです。ここにも雨宮先生のお気遣いがあった・・・!シグリオ(勝手にカプ略)のいちゃいちゃをもっと見たいと思っていた読者へのプレゼントです。
あまあまシグルドが嫁を好きすぎて、読者は壁になりきれず、鼻血を出しながら倒れかけます。ダンスの時のシグルド、最高の夫です。共寝に誘われた時のリオルの反応、最高の嫁です。そして、そこからの流れは甘く、そして驚きも。この時点ではわからないのですが、ここから「足手まといの算術士は報われない恋をする」にちゃんと結びついているのです。
こちらのお話は子ども世代。もちろん素敵な夫夫で両親のシグリオも出てきます。
衝撃的なシーンから始まる「足手まとい」。
颯爽と現れたのは・・・!ネタバレになるので言えませんが・・・いや、このお話の主人公だからいいのでしょうか。
もう最初から応援したくなる素敵な二人です。第一部が恋愛が濃厚なお話なら、第二部は主人公レイの心の成長にもスポットが当たっています。
レイは自分を卑下していますがとても優秀な算術士です。そしてこの指針を与えたのは・・・これもエモい。皆さんにこのシーンを確かめて欲しいです。
雨宮先生の他作品でも商売に関連したことが書かれていたことがありますが、異世界ファンタジーBLにおける商売の世界観をおざなりにしていないのがまたいいです。個人的にこういった描写が好きなので、レイのキャラを理解していく上でもなくてはならない描写でした。
さて、長くなってしまいました。
ルーレイ(また勝手にカプ略。みんな使って。流行って)の心の動き、気持ちの重なり。とても丁寧に描かれていて、何度も胸を切なくし、温かくし、歓喜しました。
しかし、ルーファスがかっこいい、いい男!私の一推しです!
もちろんバースを乗り越えて愛を愛を重ねる二人も推します。
最後に、お話の最後まで「おいてけぼり」にこだわった雨宮先生。最後のおいてけぼりはとても幸せなおいてけぼりでしたね(*´∀`*)
ありがとうございました!
先ずは、雨宮里玖先生♡最高でした
本当にありがとうございました。
元々はラヴィノベルズ様の『休日のご褒美』アンソロジーに収録されていた『おいてけぼりのオメガは偽りの夫に愛されたい』でしたが、私達?読者の続編希望の願いを叶えてくださり、ラヴィノベルズ様と雨宮里玖先生には感謝の気持ちで一杯です。
今回本編+その後となる番外編と、何と言ってもあの主人公のシグルド(α)×リオル(Ω)の子供にあたるレイ(β)のお話『足手まといの算術士は報われない恋をする』を加筆され、ボリュームアップされた作品となっています。
発売開始のお知らせを聞き、嬉しくて発売を楽しみにお待ちしておりました。
『おいてけぼりのオメガ〜』の方は、シグルドが本当はリオルの事が大好きじゃないのかな?と読者にも匂わされております。ただ何故、大好きなリオルを「おいてけぼり」にするのかの理由がわからず、ホントにヒドいαです。(でも前作よりはましかな?)
お互いに政略結婚だから愛されていないと勘違いし・すれ違いながらも、リオルのある可愛い現場を目撃されてからは、お互いの気持ちを確かめあい、素敵なハピエンとなります。
ここまでは前回のアンソロジーでもハピエンと分かっていたので、安心して読了。
番外編は『嫁が好きすぎる』のタイトルからして、甘々な展開だったのですが、最後にまさかの元侍女のマーガレットとその息子ルーファスの登場で、驚きと悲しさで閉じられました。
『足手まといの算術士は〜』では冒頭からハラハラでしたが、主人公であるレイを颯爽と助けるルーファスがカッコいい。
とある事情から3歳の頃から、リオルの計らいで兄弟のように育てられた二人ですが、レイはそれとは別の想いを抱くようになります。
レイの専属従者となったルーファスのレイに対する気持ちは?
第二の性が判明する前から、ルーファスや弟達との能力差を実感し、βと分かってからは自分はβで家族の役に立てず、足手まといの存在と自分を卑下するレイ。
一生懸命に努力し算術士となり祖父の店の会計番となりますが、努力ではどうにもならないこと…
「努力してもオメガになれない」事実から自分の気持ちを隠し、ルーファスの幸せを願いすれ違って、離れ離れになる二人。
もうレイの想いが不憫過ぎて大号泣でした。
それからのお話は是非とも購読して楽しんでいただきたいです。
第二の性を乗り越えての、とっても素敵なハピエンを楽しませていただけます。
大切な場面で、シグルド父とリオル母の愛と助言が光っております。
そして、何と言っても大庭アキル先生の挿絵が胸にささります(あの場面であの挿絵は最高ですね)
アンソロジー版読了の方もそうでない方も、本当に楽しめる素敵な作品だと思います。
雨宮里玖先生!
もう、ルーファス×レイCPが素敵すぎて、そちらの番外編も読んでみたいです♡
