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表題作あくた場に恋

三原鉄雄
潜入捜査で村に入った警官
教団の神にさせられた青年

その他の収録作品

  • 描き下ろし後日談

あらすじ

戦後間もない好景気の裏で、
乱立する新興グループが社会問題となる頃――。
一斉摘発の足掛かりとして、
とある村への潜入を命じられた鉄雄。
迎え入れたのは、村民の信望を一身に受け、
主上と呼ばれる青年・燈――
実は幼い時を共に過ごした、
互いの初恋の相手だった!!
思いがけない再会を喜ぶ燈とは裏腹に、
“くろがね”と名乗る鉄雄は初対面のふりを貫く。
けれど、燈が主上として崇められ、
交合を“儀”として尊ぶ
異常な環境下で生きていることを知った鉄雄は、
彼をこの因習から解放する決意を固め――!?

作品情報

作品名
あくた場に恋
著者
いとだ旬太 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
電子発売日
ISBN
9784199610660
3.2

(4)

(0)

萌々

(2)

(1)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
12
評価数
4
平均
3.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

青を基調としたお表紙に赤色のタイトルが映える!! 幼なじみ再会因習BL!!

まず初めに、、

戦後の設定で、因習村のお話なので、比較的おどろおどろしいです。
読む人を選ぶアレな感じがします。
タイトルの「あくた場」とは、もしかしなくともこの因習村のことを指しているのでしょうか、、



cp的には、かつて因習村に外から父とやってきた子どもの鉄雄×その因習村で宗教二世としてあとを継ぐこととなった主上様こと、燈です。



警察である鉄雄は潜入捜査のために、かつて火事により逃げ出した因習村へ。
燈と再会し、習わしとして閨に入るが、、、
という、冒頭から濃厚で思わずレーベルがCharaさんだっけ?!! と、二度見したほど濃いストーリー展開でした。


ラストではメリバすら予感するほど比較的絶望展開に見舞われましたが、
メリバにはならず、幼少期からの鉄雄の諦めなかった一途愛が燈を救ったといっても過言ではないものでした。

けれど、欠損し義足になったシーンが一箇所ありますので、苦手な方はご注意を!(と、まあ不穏です)


作中、燈はいつも鉄雄はタイミング悪い男だと言いますが、このタイミングだからこそ、見えてしまったもの。
また、救えたものはあるでしょう。

鉄雄が警察になったのも、燈を救いたかったからですよね。
そう考えると、鉄雄の愛というか、執念はスゴいものです。


人の世に出た燈が、鉄雄がモノローグで燈のその身で罰を受けながら生きていくことが償いだ、と呟いていたので、長らくこのあとの人生は鉄雄の隣で悔い改め、愛を受けて暮らしてほしいと思いました。


幼き頃の、無邪気な鉄雄と、幼いながら何もかも知ってしまっていた燈のエピソードが出てくると本当に切なかったし、燈もまた鉄雄のことが心から好きだったんだなあ、、、と。

色々考えてしまう衝撃な一冊でした。



ちなみに、紙コミックスの修正はカタチありきな白抜きでした。

0

許さないのも 裁き続けるのも愛なんだけどね

パッカー車ってあるじゃないですか あッ ごみ収集車のことなんですが
あれ正式名称は「塵芥車(じんかいしゃ)」っていうんですよ
塵芥は文字どおりチリやゴミって意味なんだけど

でね このお話のタイトルのあくた 漢字で書くと『芥』って書くんです
要はあくた場って ごみ捨て場とか 掃き溜めを意味してて

あのですね リアルが忙しすぎて このネタバレ禁止区域にもってくるネタがなく
おかげで パッカー車なんていう誰の興味もそそらないようなネタだしました すみません
でも 誰が考えたんだか あの車真剣に見たことあります? 見てて飽きなくないですか?
回転式とプレス式はあるものの 回転板がゴミを奥に突っ込むあの動作 排動板でゴミをかきあげて押込板で

って長すぎるわッ!←お前だわ((怒))


んんんん いきなりですが設定が少々小難しくてめんどくさいです
時は戦勝後 好景気に煽られ一気に世界のトップへと駆けあがった国のお話

戦後の喧騒から物質的な豊かさを得た人々のなかには消費社会を嫌悪し精神的充足を求める動きが
その層を狙い振興グループや民間セミナーが幅を利かせるようになっていった

らしいw 

お話のど真ん中にあるのが 巨大カルトが起こした多額の税金逃れ その同種組織の一斉摘発のためひとりの警察官が村へ送り込まれる
出だしの10ページでこの情報量 盛りだくさんなのはありがたいけど 先がおもいやられるところです Orz

Σ が ご心配なく  

出鼻小難しく書かれている割にそこまでの重要性はなく お話すすんでしまえばわかりやすい展開になっていきます
再会した幼馴染みが教団の神として祭り上げられてるとか 儀式と称したセックスありきのやつでなので
ただですね ここに再会を喜ぶわけでも 懐かしむわけでも 囚われの幼馴染みを救う画策をするわけではないので 先が読めちゃうような事にはならなかったし いとださんらしい蔑みや虐げを存分に盛ってくるのでね


夜毎行われる儀式の裏にある奉仕

正直文字数に苦しみました 文字読みたくない病なので
そのうえ読みたいものが散乱してて もぉどぉすりゃいいのか

まず 教団に送り込まれた任務をみようとすると宗教二世の哀れがくるし
宗教二世の哀れを読もうとすると 滅びゆく外界から隔離された小さな世界が飛び込んでくる
儀式の前に飲まされる薬に 腐肉に咲く花 徹底的に管理されるその世界で幼い息子を残し自ら命を終えた父  
ひとつを飲み込む前に次から次へと燃料が投入される

面白いんですよ? 面白いんですが1つずつをゆっくり噛みしめられないんだわ


あの 壊れていくものを魅せるのが巧い作家さまなので えずくような生臭さはないです が 確実に読む人を選ぶ作品ではあると思います
そこまでの痛々しさはないにしても折檻や幼児に跨る描写はあるし 読解力足らずなあたしが読んでもわかる 大人から与える場所でしか生きられなかった子 その復讐 ってのがすんなり成就するわけでもないし
ただの人間になりたかった 生まれながらの便所で 神さま の哀れが最後まで残るので


いや難しいッ!

毎度思うんですが いとださん作品 歪んだなかで育った真っ直ぐなもの はわかるんだけど それを語彙力皆無ないあたしが出張って何を言えるんだって ←感想すらまともに出ないらしい

華々しい門出が最後にあるわけもなく 犯した罪を悔やみ反省するわけでもない
あるのは形を変えて叶う幼い頃の約束

プレハブ火災がなぜ起きたのか あれは誰の仕業だったのか 
神と持ち上げられてきた親子は海を渡った赤い花の子孫ってことなのか 
初代の金ってのは軍事で得たものだったのか ならなんで今の主上は慰み者のように扱われてるのか 飲み込めないな謎が点々と残るし
父親を殺されて 自分も刺されているのにそれでも燈(あかり)に寄り添える鉄雄の情や 誰からも愛されなかった燈を唯一愛した鉄雄だからの覚悟を読むのに用意されたいろんなもののお陰で

これを 恋 と呼んでいいのかもよくわからなくなる Orz トホホンダヨオレッチ


ぶっちゃけ 簡単に恋だ愛だが見えないので おすすめにすんんごい悩むんですが
自己犠牲の上に成り立っていた世界は個人に過度な負担を強い やがて破滅へ みたいなスペクタクル? や
年相応を与えられず削られていくだけの日々に小さく芽生える想いの虚しさ 目に見える形では報われない憤り 残されたものを容赦なく襲うやり場のない情

そんなものがお嫌いでなければ おもしろいのもは覗けるのかも?
と思ったり思わなかったり ←おすすめしきれてないじゃん((怒))

自分でも何言ってるのかわからなくなってきてるので この辺でご勘弁を!!! ←逃げるな((怒))

2

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