あの日から兄ちゃんの全てはその言葉のためにあったんだ。叶えるために生きてきた

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歪んだ愛〜君の全てを手に入れるためなら〜

yuganda ai -kimi no subete wo te ni ireru tamenara-

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表題作歪んだ愛〜君の全てを手に入れるためなら〜

純(兄)、在宅勤務
正史(弟)、大学生

あらすじ

「あの日から兄ちゃんの全てはその言葉のためにあったんだ。叶えるために生きてきた」そうキラキラと笑顔で話す兄に対し、弟は段々と恐怖を覚え始めるのだった…。

主人公の大学生、正史は、バイトをすぐにクビになり、ろくに単位も取れないハミ出し者。
そんな正史にとって、秀才で何でもできる兄、純だけは唯一の理解者であり、心の支えだった。
正史は純のことが大好きで、そして純も正史のことを世界中で誰よりも大切にしている。

けれど、そのお互いを想い合い尊重する関係は、次第にイビツなものに変化していく。
純は正史からあらゆるものを遠ざけて、正史にキレイナママデいて欲しい、そのためには正史を一度壊さなきゃ。

「寝ているうちに終わる。いつもの夜みたいにね――」

優秀なのにサイコパスな兄と、自己肯定感底辺のダメ弟のイビツな執着関係をお楽しみ下さい。

オリジナルボーイズラブコミック [漫画]いとだ旬太

作品情報

作品名
歪んだ愛〜君の全てを手に入れるためなら〜
著者
いとだ旬太 
媒体
漫画(コミック)
出版社
デジタルコミック流通ネットワーク
レーベル
オトラブ編集部
電子発売日
4.2

(4)

(3)

萌々

(0)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
16
評価数
4
平均
4.2 / 5
神率
75%

レビュー投稿数3

禁忌すぎる

作家様のファンです。
人間的にどこか欠如しているキャラを描くのがとってもお上手で、そこが好きです。
こちら読切の兄弟BLですが、副題の通り。
まさに相手の全てを手に入れるためにどんな手段も問わない、闇BLとなっています。
この兄弟のその後が知りたいです。

0

歪んだ愛とはいえ商業だしきっと軽め……いや、参りました!!!

実兄弟BLを目にする機会が減っている中、ガッツリ実兄弟をありがとうございます!

この設定だけでもじゅうぶん禁忌なのに、さらに禁忌を重ねてくるタイプの作品です。とにかく兄がサイコパス。最初は弟のほうがヤバい雰囲気プンプンなのですが、気づいた時には兄のサイコパスがさく裂しています。可愛いショタ時代も拝めますが、やっぱり兄がサイコパス。自分のために生まれてきた弟と、そんな弟を手に入れるためなら非人道的なことも厭わない兄。決してハッピーエンドとは言い難いラストの弟の表情に、考えさせられました。

0

敷居が高かった…

以前から気になっていた作家さま
少し独特な世界観をお持ちでダークな作風が持ち味なのかな?とお見受けしていていつかチャレンジしたいな…と思っていました

とは言え、基本夜明け属性なので所謂闇系のシリアス・ダーク・不明エンド系は結構慎重になる傾向の私(ハマると沼ります!)
既刊作品、1冊丸々いけるかどうかは不安、他作品はまだ継続中、、、と二の足を踏んだままでした
が!!!そんな私に朗報!気になる作家さまの「読み切り!」が発売とは…!
これは、読みますよね~!
と、いう事でとうとう初対面

お話しは兄弟の執着、依存系のなかなかな世界
作家さまの言葉をお借りするなら「執着ヤバ兄貴×社会不適合弟のなんというかいつもの感じです」らしい作品←ご本人Twitterより引用

表紙込みで全31P(あとがき、作品情報など無し)に詰め込まれた世界観は確かに独自の世界観というか…
作家さまが「いつもの感じ」と仰るから余計思うのかも知れませんが…
一見さんお断り感があるような難しさの残るお話しでした

色々とこの執着ヤバめなお兄さんが画策したヤバめなアレコレがダイジェストで断片的に描かれているのですが私には全て拾って読み切れず、、、
絶対、全容が分かれば「ゾクゾク」っとする事必至な匂いはプンプンなだけに自分の読み込みの浅さや作家さまの作風に不慣れな事が悔やまれます(ノД`)…
(小声でお願いm(__)m…誰か既読の方、私にネタバレ解説して下さると嬉しい…)

エロは描写もありますがページで見せるというよりコマ割りで見せる感じで具体的に何をどっちがどっちにしてるのか?も見えにくかったです
セリフから読み解き何となくリバっぽいかな?と読んではいますが合ってるのかな?
んーーー…
全体的に不可思議で私には腹落ちし切れない…「雰囲気作品」でした

こんな感じなので2人の最後も作家さまが描きたかった通りに私が解釈出来ているか?は自信が持てない終わり方でしたが……
ラスト1コマの弟の虚ろな目が何を物語るのか?を考えると漠然と「怖いな…」という感覚にはなりました

ちょっと夜明け属性の私にはまだ早かった作品なのかも知れませんでしたが、いとだ先生、また勉強して出直してきたいな…!とは思いました

1

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