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ここでこう終わるのかー…!と、次巻への引きの上手さに毎巻唸るばかりです。
謎めいた危険な穴を閉じながら、合間合間に意味深な言葉がちらつき、読み進めているうちに点と点が繋がりそうになり…そしてこの結びときました。
モクモクれん先生、漫画が上手すぎる。
毎巻おもしろさが増していく、光が死んだ夏にすっかり夢中になっている自分がいます。
穴閉じ編の続きとなりますが、読みどころが多すぎて上手く言葉になりません。
ヒカルという存在は、ただただ純粋なんですよね。
ものの考え方がとてもシンプルというか。
だからこそ、よしきとの約束を守るためにああやって戻ってきた。
でもそれは決して良いとはいえない方法でした。
光とはまるで違うヒカルを容認しながら、ヒカルの行いに胸を痛め苦悩をするよしきの姿が苦しいのですが…
一方のヒカルの内面には、前巻から少しずつ変化が見られるようになってきました。
よしきという存在との交流を通して、なんというか人に近い情緒が育ってきているように思えるのです。
とはいっても、まだまだ小さな子供くらいの気付きなのですけれど。
今巻でも朝子のキャラクターがよく効いていて、彼女の言う通り、きっと人間も化物も変われるのではないかなと思えてなりません。
なぜ田中の会社は落とし子を欲しがるのか?
残りの穴はどうなるのか?
田中と暮林にいったいなにがあったのか?
はたしてヒカルを見つけ出せるのか?
謎や思惑が絡みつき、どれも気になることばかりで本当に先が読めない話作りが見事です。
引き続き、このお話の行く末を最後まで見届けたい思います。
