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勅命結婚 恋と縁

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あらすじ

婚姻により幸せな居場所を見出す和風シンデレラ・ラブストーリー!

瘴気を吸収する体質の蓮は、伯父一家から“穢れた存在”として虐げられ、能力だけを搾取されてきた。ある日、蓮が吸収しきれないほどの穢れに遭い危機に陥った時、突然一人の男が現れ、怨霊を瞬時に斬り裂いた。男は怨霊討伐を担う帝室直轄の特務機関――通称S機関のエリート将校・阿望征士郎だった。蓮の霊力の高さを見抜いた征士郎は、後日突然縁組を申し込んでくる。名家との縁組に差し出された蓮だが、阿望家で人間として扱われることで笑顔を取り戻し、征士郎とも少しずつ心を通わせていって…?

作品情報

作品名
勅命結婚 恋と縁
著者
市川紗弓 
イラスト
榊空也 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
角川ルビー文庫
発売日
電子発売日
ISBN
9784041172155

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9

4.3

(10)

(7)

萌々

(1)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
42
評価数
10
平均
4.3 / 5
神率
70%

レビュー投稿数2

王道~♪

榊先生おっかけで購入。ルビーさんらしい王道~♪ルビーさん好きな方でしたらおススメです。私は気になっていたサブキャラ1名の扱いがちょっと残念だったので中立寄りの萌にしました。本編230Pほど+あとがき。余韻?ある終わり方なので、もしかしたら続くのかも。

常に怨霊の恐怖にさらされている八洲国の氷上家で下働きのように働いている蓮。叔父の家なのですが、蓮の穢れを吸収するという能力を毛嫌いして、辛く当たられています。ある日吸収した穢れを吐き出してしまったところ・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
受けの叔父、従兄、攻め宅の使用人、伊倉(漣を気にかけてくれる)、花菱(攻めの親友兼同僚)、帝(代理帝、♀、かっこええ)ぐらいかな。帝も花菱も使用人たちもgood!金とか能力があって余裕ある様子ってのがいいよねえ。

++攻め受けについて

攻めは阿望家当主で、S機関(怨霊専門の警察っちゅうか機動隊っちゅうか)の方。能力あって怨霊をばっさり切っちゃう、かっこいいいww 恋愛方面にはちょっと疎くてくそ真面目実直堅物、そんな印象です。

受けは両親亡くし叔父宅に引き取られはしたものの、持っている能力をねたまれたのと穢れていると思われていることから、手ひどい扱いを受けている、the薄幸受け。でも性格歪んでないし心根が麗しいんですよね。ええなあ。

そんな二人の恋物語でした。サブキャラたちも楽しい感じで嬉しかったんですけど、お一方よさげ~と思った方が想定外の方向に行ってしまったのが残念でして。くー好みのタイプかと思ったのですが!残念!

なんか続きそうな感じなんですよね。帝も花菱も気になるので、もし続いたら嬉しいなー。

0

時代は大正・昭和。勅命による政略結婚から始まる和風シンデレラストーリー

伯父の家で酷い扱いを受ける特殊体質持ちの不憫受けが、
政略結婚によって嫁いだ先で心救われ、愛を知るー

大正・昭和ごろを時代背景に描かれる、そんなロマンチックな和ファンタジーです。

こちら、巻数は振られていませんが続きもの…のはず!です。
(はっきり明記されてはいませんが、あとがきでも「続く」ことが匂わされています)

作中に出てくる大きな謎や黒幕の正体は
この一冊の中だけでは明らかにされません。

そこのところでちょっと、「神」か「萌2」か評価に迷いました;

が、続きが読みたい!黒幕が知りたい!という気持ちがふつふつと湧き上がる物語だったため、続刊への期待も込めての「神」評価に。


主人公は、「瘴気を体に吸収する」という特殊な体質・能力を持つ18歳の蓮(受)。
その体質ゆえ伯父からも従兄弟の兄からも忌み嫌われ、不浄の者として使用人扱いされて暮らしていました。

そんな彼のもとに、怨霊討伐を担う帝室直轄の特務機関所属のエリート当主・阿望 征士郎(あもう せいしろう・攻)から突然縁談の話が持ち込まれー

と始まる、身分差・年の差(9歳差)和風ファンタジーです。

不憫受けの救済、しごできだけど堅物で、色恋には疎いスパダリ攻め、等々お好きな方に特に響くのではないかと☺︎

恋愛面での見どころは、皇尊(すめらみこと)の勅命に従い、
「霊力を高める」ためだけに蓮を伴侶に迎えた征士郎が
徐々に蓮の一途さに惹かれ、本気の恋に落ちる様でしょうか。

皇尊(すめらみこと)がせっかくお膳立てしてくれた「任務R」、”ランデブー”企画の意図にも気付かないポンコツ具合(笑)と、後半、本気の恋を自覚してから蓮を守り慈しむ様とのギャップ。

ここに萌えに萌えました(*´◒`*)

征士郎が初めは蓮に対し隠している、とある”能力”の秘密。
そして一度死にかけた彼が、この世に戻ってくることができたそのわけは…と明かされる真実もまた、ふたりの出会いが運命的なものだと確信させてくれるロマンティックなもの。

互いのほだされ感情だけでなく、蓮だからこそ
征士郎の伴侶になり得るんだよね、という納得できる理由づけ、
確固たる理由があるところもまた良かった◎

長い間、瘴気を体に吸収してきた蓮。
そのせいで彼の体は胸のあたりから一部が黒ずんでおり、
そんな自分の体を「汚い」と感じている。

伯父、義理の兄からの悪意ある言葉が蓮の考え、自己認識に大きな影を落としていて、辛く切ない気持ちになります。

そんな、醜く汚れた体を持つ自分を愛せるかー
という問いに対し征士郎が返す言葉がもう、素晴らしくて。

自分は価値ある存在なのだ、とやっとやっと
思えるようになった蓮の姿に、うるっときてしまう…

不憫受けの救済、カタルシスを噛み締めた瞬間でした。

そんな救済愛と共に、物語にグッと深みを出し面白くしてくれているのが、蓮が兄のように思っていた伊倉による陰謀です。

蓮を虐め抜く義兄・良嗣と伊倉両者の鬼への変貌と、
臨場感ある戦いの描写にはドキドキハラハラ。

そして戦いが終わった後もなお謎のまま残る、真の首謀者は一体誰なのか?
その目的は?という疑問。

主役二人を結びつける重要な役割を果たしたあの”匂い袋”の謎も解き明かされておらず、「くっ…!続きを…!」と今、知りたくてたまらない気持ちです。

めでたく新婚さんとなった二人が、さらなる謎解きと
隠れ潜む敵に挑む展開、楽しみでなりません。

二人を見守る脇キャラ、征士郎の友人・花菱と女性天皇(作中では皇尊(すめらみこと))も良い味とインパクトを与えていて、今後の物語の中での登場が気になるところです。

「霊力」目当ての政略結婚のはずが、運命的な導きによって強固な愛と絆で結ばれることとなった二人。

二人の今後の活躍、匂い袋の謎解きからも、目が離せません(๑•̀ㅂ•́)و✧
続きのお話、待ってます…!

3

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