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運命の番は、婚約解消を受け入れることにした

unmei no tsugai wa, kon'yaku kaishou o ukeireru koto ni shita

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表題作運命の番は、婚約解消を受け入れることにした

ディアンダル・クシュイン
18歳、α、クシュイン王国の第二王子でリーガンの婚約者
リーガン・マセド
18歳、Ω、子爵家令息でディアンダルの婚約者

その他の収録作品

  • 番外編 家族

あらすじ

アルファの第二王子×聖女の登場で偽物の番と呼ばれるオメガの子爵令息

クシュイン王国の第二王子ディアンダルと子爵令息のリーガンは、誰もが憧れる「運命の番」として祝福を受け、六年の婚約生活を経て結婚も間近に控えていた。ところがある日、神殿に聖女が舞い降りたことから二人の関係は絶望的な転機を迎えてしまう。聖女こそがディアンダルの「運命の乙女」であり、リーガンが偽物の番であるという噂が国中に広まってしまったのだ。さらにはリーガンは国王から秘密裏に婚約解消を告げられ、唯一の心の拠り所であったディアンダルも『瘴気』を祓う浄化の旅に出発してしまった。ディアンダルの幸せのためにも身を引くことを覚悟していたリーガンだったが、その身体には異変が起こっていて…?

作品情報

作品名
運命の番は、婚約解消を受け入れることにした
著者
小松しの 
イラスト
篁ふみ 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
レーベル
Ruby collection
発売日
電子発売日
ISBN
9784048118767
3.5

(20)

(7)

萌々

(1)

(8)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
66
評価数
20
平均
3.5 / 5
神率
35%

レビュー投稿数7

運命の番は貴方です

今回は第二王子と子爵令息のお話です。

受様の運命の番のはずの攻様が
聖女との婚姻を望まれてすれ違う顛末と
本編後日談を収録。

クシュイン王国は1組のアルファとオメガが
瘴気を浄化し、魔獣を討伐した事から始まります。
アルファは武力、オメガは魔力に長け
彼らが浄化した土地が1つの国になったのです。

アルファは国王となり
番になったオメガは王妃として王を支えますが
王妃は病で神の許に旅立ちます。

王の「王妃は運命に導かれた番であり
生まれ変わっても必ず見つけ出す」という言葉で
国教に"運命を違えてはならない"という教義が
盛り込まれたと言い伝えられています。

受様の母と王妃は従姉妹で
王太子の誕生より2カ月早く受様兄が生まれ
第二王子の出産の半年後に受様が生まれます。
この第二王子が今回の攻様です♪

受様母が出産で体調を崩した事で
攻様と受様は2才で初めて出会うと抱き合い
母親達を微笑ましくさせ
攻様が受様の世話を焼いて過ごします。

しかしながら受様母が帰り支度を始めても
2人は離れようとせず受様は大泣きし
攻様は暴れ出します。

元気のなくなる子供達のため
再び両親を伴い2人を会わせるとひしと抱き合い
その場に同席した神官が
「運命の番なのでは」と発した事で

受様は城内に部屋を用意され
第二性の検査でアルファとオメガなら婚約し
運命の番だと発表されることになり
王立学園を卒業した半年後には
結婚の儀を控えていましたが

神殿の祈りの間に
まばゆい光と共に異世界から来た
聖女の存在が受様の未来を変える事になります。

聖女は1年ほどの浄化の旅に出る事になり
魔法の心得のある攻様が帯同する事になると
聖女こそ攻様に相応しい相手だと噂が流れ
受様は心無い噂の標的となります。

そして旅の日程が決まると
王は受様に攻様と聖女を婚約させる未来を告げ
受様に新しい婚約者を用意すると言だして!?

WEB小説サイト「ムーンライトノベルズ」掲載作を
加筆修正しての書籍化で運命の番とされた
攻様と受様のオメガバースになります♪

本作は浄化の旅前の祝宴から始まりますが
攻様が受様ではなく聖女をエスコートして事で
受様はますます居場所を失います。

攻様も運命の番に懐疑的な王が
異世界からのやって来た聖女を王子妃に据えようと
画策している事を知らず

攻様は兄王太子と帰還した後の
聖女の身の振り方を考えていたので
受様が子爵家に戻る事すら
オメガの受様が留まる方が不安だからだろうと
受様の真意を確かめません。

そんなこんなで2人の巣違いが始まるのですが
攻様がもう少し受様と話をしていたら
防げた事態にかなりヤキモキします。

途中で攻視点や聖女視点が入り
読者と受様には見えない各自の思いが明かされ
折るくなっていく状況をどう打開するのか
ハラハラ&ドキドキでしたが

受け身な受視点が主なためか
状況説明な文章が淡々と続いていて
キャラと一緒にワクワクするような場面が少なく
淡々と読み進めた感じが少し残念でした。

0

No Title

はじめての読んだ作家さんでした。
文章が若干くどい感じはしましたがその分丁寧に書かれていて良かったです。

0

軽くざまぁ( ꒪∀꒪)ヘッ

好きそうな設定♡と手に取りました。

受様は子爵子息のリーガン。
2歳の時に攻様である第2王子ディアンダルと出会い、そのまま「運命の番」では?と周囲に認識され、お互いアルファ、オメガと認定されてから、正式に婚約。

仲良く過ごしていたけれど、異世界より聖女が現れてから、リーガンは偽の運命の番、なんて噂され王宮で嫌がらせを受け、聖女と繋がりたい国王から婚約破棄の打診、というか、相成った、と決定事項として伝えられ。

何も言わず姿を消す受様と、いなくなって慌てる攻様、というお話、大好きなんですよ(*^ω^*)
本当の攻ざまぁwwww展開も好きだし、すれ違いでのざまぁも好き。
今回はすれ違いバージョンだけど、そこまでざまぁでもないかな。

そもそもディアンダルは、リーガンの事が大切な大切な大好きな相手。
その気持ちは揺るがないのだけど、言葉が会話が足りんっ( -᷅_-᷄ )୨
俺を信じて、ではなく、愛してる、とハッキリ伝えとけや。
特にリーガンが不安になってるって知ってたのなら。
でもって、必死さも足らんっ( ºДº)/
そんな、分かってて何素直に妨害されてるんだ!!
妨害なんて蹴散らしてリーガンとこ行けや!!

リーガンも一言伝えていれば、とは思うけど、傷付くのが怖い、と何も言えないのは、受様ならよし(^_^)ノ

かわいそうな立場ではあったけど、リーガンの周囲には、両親をはじめ王太子の兄夫婦や侍女など、リーガンの味方もたくさんいて、安心して読めました。
聖女も常識的ないい子だったし。
なので、もうちょっとディアンダルをハラハラさせてもよかったなぁ、なんて。

ただ、登場人物の気持ちとかを神視点で書かれているせいなのかな、すーっと読めちゃいまして。
感情移入はしずらかったかもです。
とはいえ、好きなストーリー展開でした(*^^*)

1

表紙イラストで購入。

イラストが篁ふみ先生だったので購入。そのため小説だったの知らなくてビックリ笑
作家さんは初めましての方。

いま流行りの色々な設定がもりもりに含まれていて若干わたし的にはくどく感じてしまいました。
お話も俯瞰的な立場で見ている感じで感情移入はあまりなかったかな。
登場人物たちの感情が文章だらけで台詞が少ないからなのかな?

リーガンが可哀想なのは辛かったけど、彼を周りは守っているけども間接的すぎて、もどかしすぎる。ディアンダルも意外と抜けていて彼を大切で愛しているのは分かるけど、おい!とはなった。

もっと甘ハピな展開だと思ってたけど違った。
でもハピエンで良かった。

3

良かった

タイトル買い。なんとなく好きだろうなと思ったけど、予想通り良かった!ただあとちょっと捻りか盛り上がりが欲しかったと思ったので萌2よりの萌にしました。個人的には「攻めさんが悪い」と思ってます。本編270P弱+後日談30P弱+あとがき。投稿サイトものですがエピソード重ねてという感じは全くなく、あとがきを読んで初めて「あ!投稿サイトものだったんだ!」と分かり驚きました。

母親同士が従姉妹という関係で幼い頃に知り合い、婚約した間柄のアルファのディアンダル(第二王子)とオメガのリーガン。ある日聖女が舞い降りたことから、少しずつ関係性が変わってしまい・・・と続きます。

攻め受け以外の登場人物は
セイナ(異世界から来た聖女)、ノゼン+パシェニ(王太子とその婚約者♂)、受けの侍女、ジュキエイ+イリーナ(受け兄夫婦)、国王夫妻、その他神官だの侍女だの騎士少々。デュールが確か二人出てくるので、それだけ気をつけた方がよいかも。最初のは神官デュールです。

++攻め受けについて

受けは忍耐強い美人さん。よく考えて行動なさるんですけど、うーん・・・奥ゆかしいというかちょっと遠慮しちゃうところがマイナス方向に働いちゃいましたかね。頑張り強いから攻めと二人、しっかり国を支えていかれると思います。

攻めが前世(初代国王だった)の記憶持ち。前世もオメガと番い、国をしっかりつくったのはいいものの、嫁のオメガが割と早くに儚くなってしまったのを覚えていて、今回は!と受けをめちゃ大事に思っている方。大事にしようとして肝心要のことをきっちり言わなかったので、こういう事態になる・・・んですよ。きらきらかっこいいイケメンなはずなんですけど、なんだか残念王子としか思えなかったですね。子を愛おしむ様子は、うん、良かったんだけどな。

攻めと受け、ちょっとずつズレたというかなんというか、で、お騒がせしてしまう事態になってしまいましたというお話でした。いずれにせよ良かったよ、ほんと。惜しむらくは、ちっこい時の給餌のシーンの挿絵が無いこと。篁先生の挿絵で見たかったなー・・・

2

好みが分かれそうな文体

はじめての作家さん。
タイトルに惹かれて購入しました。
個人的に、あまり頭に入ってこない文体でした。
最初は神視点で物語が進む。全体的に説明口調のように感じた。切ないはずのシーンも淡々としていて、気づいたら目が滑ってしまった。
途中からキャラクターそれぞれの視点に変わるが、
心情描写の盛り上がりが欠けているように感じ、あまり物語に没頭できなかったです。
評価も高いようで、自分の感覚がズレてるかもしれませんが……
ただ、物語の設定は悪くなかったです。キャラクター設定も好きなので萌にしました

4

二百年越しの運命の力は揺るがない

はい!もうこれ絶対可哀想なやつ!!!
タイトルに悲しみと負のオーラがすごい溢れ出ていますね。

運命の番と認知されていた2人が、聖女が現れたことでそっちにダーリンの心を持っていかれて、不安を抱えたまま婚約解消を打診されてサヨナラしちゃうストーリーだと思った方も多いと思います。見せかけは確かにそう。だけど実態は全然違います。
可哀想系の物語ですが、それは最初の方だけ。登場人物たちの視点が変わると、スルスルッと誤解が解けていくので、そこまで悲しい気持ちで読むことはありませんでした^ ^

よくある、誤解・すれ違いもののストーリーで、相思相愛同士なのに2人の愛が引き裂かれていく試練の展開がこの作品の一番の肝となっています。
こういうときは大抵の場合、攻めの不甲斐無さが原因となっていることが多く、この作品の攻め…ディアンダルも最愛のリーガンがいなくなってからコトの重大さに気付いちゃうワケなんですけど、小さなサインに気付かず放置してきた男の失態のツケはとんでもなくデカかった。聖女が現れてからリーガンがどんな風に陰で言われていたか、どんな嫌がらせをされていたか気付けなかった時点でディアンダルはレッドカードでした。

リーガンが危ない目に遭わないようにと、ディアンダルは城外の活動の制限にばかり気を取られていたけど、リーガンにとって危険な場所は城の中。そしてリーガンを病ませていたのはディアンダル…お前こそなんだよ、と。まぁ、一番の悪役はディアンダルの父である国王なんですが、国王の冷酷な言葉よりもディアンダルの言葉や態度に信頼を置くことができなかったのがリーガンにとっての心の傷なんです。
"大事にしてるんなら不安にさせんじゃねーよ、この鈍感男め!"の大合唱が読者たちの心の声として聞こえてきそう……( ̄▽ ̄)
まんまと父親の思惑に乗ってしまったことで生まれた悲劇をディアンダルはどう挽回していくのか。リーガンの運命の相手であるディアンダルの本気度が試されていく中盤戦はハラハラドキドキがいっぱいの捜索劇が繰り広げられていきます。

ただですね、婚約者のポジションを奪われたリーガンにとって嬉しいことは、味方となってくれる人たちが多かったことです。
リーガンの実家の家族に、王妃さまに、ディアンダルの兄夫婦、そして忠誠心の厚い側付きの侍女たち。彼らが全員リーガンサイドに付いてくれていたのがリーガンにとって頼もしい安心材料でした。
最大の誤算だったのが、あの聖女のコ。この流れなら当て馬としてリーガンの恋のライバルになり得そうな立場なのに、めちゃくちゃ良い子でした!常識的だし、何よりも無害というのが良いですね。もちろん彼女もリーガン派です^ ^
このコも好きな人が他にいるのに勝手にディアンダルと結ばされそうになって、しかもリーガンからはディアンダルとの仲を誤解されるわで、聖女もある意味被害者。聖女視点のお話は、彼女の誠実な人柄を更にアップしてくれるので必見です。

国王が外道なことをやらかしたお陰で、国の秩序も家族の仲も乱されることになり、ディアンダルたちの婚約解消の問題がまさかの王位継承問題に結びついていくエンドは痛快でした!良いゴミ掃除になりました(笑)
リーガンはみんなに愛されていて、その結束力がこの素晴らしいエンディングに結びついてくれたことがとても嬉しいです。しかも、リーガンの大捜索の裏では2人の愛しい結晶たちが……おおっと!ネタバレ失礼しました。
ここから先の話は実際に読んで頂いて、ディアンダルとリーガンの感動すべき再会をぜひ最後まで見届けて欲しいなと思います。

突如として引き裂かれてしまった運命を再び結びつけるニ百年越しの愛の重さを心ゆくまでご堪能下さい♪

9

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