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君の名は夜満ちる星の吐息

kimi no na wa yorumichiru hoshi no toiki

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表題作君の名は夜満ちる星の吐息

元ナンバーワン花魁・壱星
大物画家の後継者・鈴村

同時収録作品君の名は夜に散る華の吐息

鳴神 天満の客
天満 ナンバー1の花魁

同時収録作品君の名は冬に散る雪の吐息

あらすじ

男娼の館・洲兵で、かつて可憐な容姿でNO.1花魁だった壱星。
今やすっかりゴッツイ大男に成長してしまい指名ゼロの厄介者。
だが、館に居座には理由があって…。
出版社より

作品情報

作品名
君の名は夜満ちる星の吐息
著者
みろくことこ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
シリーズ
君の名は夜満ちる星の吐息
発売日
ISBN
9784344813205
3.4

(17)

(4)

萌々

(1)

(11)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
8
得点
58
評価数
17
平均
3.4 / 5
神率
23.5%

レビュー投稿数8

待っているのは…

遊郭もの、主人公を変え3つの話が収録されています。
表題作が書き下ろしを含め2/5、残り同じ遊郭の人物を主人公に2話。

小さい頃柵越しに出会った子供2人。一瞬の出会いだったが再開の約束をし別れる。
待っている間にぐんぐん背が伸びいつの間にかNo.1から転落、今じゃ売れ残る日々。
それでもあの約束を胸に遊郭に留まる花魁・壱星。
いつものように売れ残っていると深夜に来たお客はあの子供の頃約束した面影をやどす可愛らしい男性で…

表紙を見て「おっきい方だけ着物きてる…?」と思い読み進めると、遊郭に囲われ待っている方がおっきい方と言うのが新鮮良かったです。
遊郭ものですが、働いている花魁たちは基本仲良しで和気藹々すれた感じも少なく、楼主も口悪いけどいい人で読んでいて微笑ましかったです。

残りは現在No.1の花魁である天満の話と楼主である千駄ヶ谷の話の2話。
どちらも片想いで苦しいものを抱えた話ですが、特に実はいい人な楼主千駄ヶ谷…幸せになれるといいね…がんばれ!と思ってしまいました。

遊郭ものであるわりにさっぱりしていること。
この作家さんの場合容貌が基本的に可愛いチビッ子、若い青年、老人しかあまりはっきり区別がつかない印象なので年齢感があまりない
その辺が気にならなければサクッと読めると思います。

1

みろくさんは女の子っぽい受けが苦手で食わず嫌いしてました

が、脳内で壱星受け設定して読んだら結構楽しめましたw

瑞希は外見は可愛いのにしっかり男言葉なのがいいですね
でもちょっと魅力不足かな
BL遊郭もの定番の「迎えに来た王子様(ボンボン)」以外の何者でもなかったので
何かしら見せ場みたいなものがあればなあ

天満は意地っ張りだけど気風が良いライバル?という珍しい脇役で気にいってたのに
後半はどんどんか弱くて我儘な普通の受け子ちゃんになってしまってちょっとガッカリ
主人公に横恋慕してた人がスピンオフで他の誰かとくっつけられるのがそもそも好きじゃないんですよね……

0

眠れる森

レビューにも書いたように壱星受けはあり得る気がします。
みずきの方が性格は明らかに男らしいし。

ただ単に私の好みの問題だとは思うのですが

和のものを読みたかったのと、タイトルの美しさに惹かれてよんだんですが、残念ながら私の萌えポイントからはちょっと外れていたようです。
絵があまり可愛いとかカッコイイとか思えなかったのと(表紙はそうでもなかったのですが)、ストーリーも心に響くものがいまひとつという感じでした。悪くはないんですが、あとちょっと、という感じです。

でも、1つ目のカップルのお話はまあまあ好きでした。
このカップルのお話の後半、展開に雑さを感じたんですが、もしかしたらページの関係とかかもしれません。もう少しじっくりした展開で読みたかったな。

1

ルックスと性格のギャップに萌えどころ多過ぎ

前半の主人公、壱星のほうが自分にはインパクト強かったかなー。

もともとナンバーワン。体は大きい、動きはがさつ、だけど心は乙女。
「どうして助けて、っていえないの?」って聞かれたら泣いちゃう。
そのギャップがこの壱星のいいところ。
やっぱりヘタレというよりけなげな少女なんだと思う。
一緒になってもベッドの中で絵の勉強をしようとする子だし。

ところで、全員明らかに「壱星攻め」で意見一致で自分もそう思ってたけど、
「足を閉じてる瑞祥の上に壱星が足を開いて座ってる」ように見えるんだけど・・・
この姿勢では絶対攻めできないよね?まさかと思うが受けてたのか?
それとも実際のエチシーンは割愛したのか?
若いときは当然受けだったんだろうのでちょっと疑惑は残るところ。

まぁみろくさんのコミックに「ショタ攻め」はなかったと思うので、
普通に、常識的に考えるべきなんでしょうけども(苦笑)

後半の天満についてはこの本だけだと余りぴんと来なかったかなー。
なんというか向こう意気の荒い少年可愛いなーくらいで。
むしろこのあとの続編「君の名は夜をゆく花も嵐も」で大人になった?天満を見たときに「あーこのときに学んだことを生かして彼はこうなってるのか」と納得いきましたね。

どっちにしても「おいらん」といういかにも女性的な役どころとして着物を着て着飾っているのにこのシリーズの主役たちはどれもこれも男の子っぽさが表に出ている子ばかりで、「女の子にしか見えない」女装っ子が好みでない自分としてはニヨニヨするばかりです。

0

おいらん

読んだこともないのに、敬遠してた作家さんでした。
あれ、イメージと違うな・・ってのが第一印象。
絵もストーリーも、キャラクターも。
か・・・・か・・・・か・・・・
可愛いじゃないかぁぁぁああっ.+:。(≧∇≦)ノ゚
いかんせん、ショタっこがカワイイので、のっけか魅せられました。
カワイイ。カワイイwカワイイ。

花の廓で売れっ子な色子だった攻。
優しくて力持ち、可愛くてなおかつトコ上手。
そんな攻だったのに、わずか数年で、スクスク・・スクスク・・・スクスク育ち、あっというまにゴツゴツの大男に育ってしまう。
そうなれば客がつくはずもなく(笑
借金ももぉないので居る理由もないのだが、そこに必死にしがみつく理由とは・・?!

ごつい攻が色子っていう設定にまずは萌。
可愛くて細っこい受が売られてるのならけっこうありますが、ゴツイ攻が売られてるってwwwwどないやねんっ
けれど、これがまたカワイイ。
受はショタっ気満々なのだが、その受に会いたいがために色子として待っていた。久々に会えば、おめかししてお出迎え。
普段は男っぽいのに、受の前だとなんかシオラシくなってしまう攻がなんだか可愛かったのです。
女々しくなりすぎないのがなおさらグッド。
個人的なことを言えば、せっかく色子で後ろも上手なのだから、色子受でも良かったかなと私は思うのです。
ショタ攻。案外需要あるとおもうんだけどなぁ(・Д・o*)ドーヨ
お迎えに来たよ。な受とのシーンも好きだった。
見た目に似合わない仕草とか、攻守どっちも良かったです。

>>天満
現在の、トップの色子。
上記、攻のことが密かに好きだったという健気な設定。
性格はわりとヤンチャ系。それがまたカワイイ。
ヤンチャでブータレなのにナンバーワン。
普段はそんなに色気も振りまきそうもないのに数多の男たちをくわえ込んでいると思うだけで興奮しますwww
そんな天満の苦手な相手。それは密かに思う相手に似た雰囲気を持つ男。
その男、自分にだけはなぜか冷たくて、それに心を痛めてしまう。
強がってるけど芯のところが弱いという設定に萌えでした。
想いが届かなかったからこそ新しい。切ないって言うのもイイもんです

とにかくカワイイの一言。
おみごとw

0

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