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表題作黒豹の騎士~美しき提督の誘惑~

来栖牙,ルロイに惹かれるタラシ
ルロイ,美人で男前な女王様

あらすじ

「まだ挑発がたりないか?」禁欲的な軍服の胸元を乱して、美貌の提督は牙を誘った。―――空を駆ける最新鋭の「黒船」を所有する傭兵の来栖牙。軍事大国アリストを訪れた牙は、海軍で艦長を務める提督・ルロイから丁重な歓迎を受ける。気位の高い大貴族出身のルロイが、ただの傭兵に対して…まるで誘惑ともとれる歓待。彼の狙いが「黒船」だとわかっていても、牙は無防備な媚態に魅せられてしまうが…? 百戦錬磨な傭兵×女王様な軍人の、大海を翔るラブ・デスティニー!!
出版社より

作品情報

作品名
黒豹の騎士~美しき提督の誘惑~
著者
橘かおる 
イラスト
つぐら束 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
黒豹の騎士~美しき提督の誘惑~
発売日
ISBN
9784877249236
3.2

(11)

(2)

萌々

(1)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
34
評価数
11
平均
3.2 / 5
神率
18.2%

レビュー投稿数4

もはやエロいを過ぎてる。


作者:橘かおる
挿絵:つぐら束

攻めは黒髪でとても男らしく少し強引な来栖牙。
受けはとても容姿端麗で金髪の女性に見えるほどの美人だが気の強い、ルロイ・カリウ。


牙は大海原を運び屋として航海していた。
そして一仕事を終えて遊覧しようとしていたところカリウ公爵家の艦に出くわした。
牙はある船に乗っていた。その船とは崩壊した技術立国アシハラの最後の船、黒真珠号に乗っていた。
艦の提督、ルロイはその黒真珠号に興味を持ちその船を自分の物にしようと
牙を自らの部屋に招き誘惑をする。
だが逆に牙はルロイを手に入れようと誘惑にはまった。そんな牙をだんだん好きになって行くルロイだったがそれが何なのか気づかず____________


そんなお話です。分かりにくい説明で申し訳ない限りです(汗
自分は表紙の金髪のルロイに一目惚れしてしまって買った小説だったのですが、
すっごい中身が濃厚で(笑)読み始めて20~30Pで行為が始まってしまってとても感動でしたw
牙の優しい包容力にもかかわらず、ルロイはとても気が強く牙が好きなことに
気づいてないところがすごい可愛かったです。命令口調で「やれ」というところには感動しましたが(笑

ただ話の展開がちょっと速くて追いつくのが大変なところもありました。
そこら辺りは覚悟した方が良いかと。


この話に出てくるアーロンという男が出てくるのですが
そのアーロンのお話もあるのでそちらもよしなに。

そしてこの話BLCD化致します。
キャストは野島健太、諏訪部順一etcです。

とてもきになりますねw諏訪部さんのエロボイスが(笑

4

女王様…!

アクションものやファンタジーものは展開が掴みにくく
個人的にあまり得意な分野ではなかったのですが、
こちらの作品はキャラがしっかり立っているのと
描写が的確で分かりやすいので読んでいて素直に楽しめました。

私はなんといっても軍事大国アリストの提督、ルロイ(受)の
女王様受けに見事にホイホイされた訳ですが笑
美人な提督様の、任務に対する時の尊大さと
濡れ場においての優雅なまでの媚態のギャップが堪りません!
そしてそれにぐらぐらと誘惑される百戦錬磨な傭兵、来栖 牙(攻)。
しかし自分から誘っておいて逆に牙のテクニック(笑)に
翻弄されっぱなしなルロイもまた萌えです。

また、サブキャラクターとして登場するライサンダー号艦長
アーロンと牙のやりとりにもまた違った魅力があって
物語に良い刺激を与えてくれていたと思います。
アーロン艦長が主体になっている作品も出ているので
気になった方にはそちらも強くおすすめします。笑

1

少しちぐはぐ。

 人工知能を擁する最新鋭の「黒船」を保有する傭兵の来栖牙。
 軍事大国アリストを訪れた牙は、海軍で艦長を務める提督・ルロイから、丁重な歓迎を受ける。
 実は牙は失われた小国アシハラの出身で、その国は技術大国として恐れられたのだが、何らかの事故か内乱か理由不明の爆発で、すべてを失ってしまったのだった。
 そして、その技術の結晶が、「黒船」であった。
 失われしアシハラの技術で作られた「黒船」は各国がこぞってほしがる状況で、今回も「黒船」目当ての歓待であることはわかっていた。
 けれど、気位の高い大貴族出身で、禁欲的な雰囲気をまとうルロイが、突如雰囲気を変え、まるで誘惑ともとれる行動を仕掛けてくる。
 一目見た時から「美しい」と感じていた牙は、罠かもしれないと思いつつも、ルロイの無防備な媚態に魅せられてしまうが……

 という話でした。
 なんというか、出会った直後に、自分の媚態を晒して牙を誘惑してくるルロイはなかなかのものだと思うんですが、ルロイは今までにもこういうことをしたことがあるのか、それともある意味、牙だけが特別だったのか、その点については謎のまま。
 感じてるときの口ぶりからは初めてっぽいんだけどな……初めてだといいな、というのは私の願望ですね。すみません。

 とはいえ、そんな感じで、早急に身体をつなげる二人ですが。
 どっちかというと、恋愛よりも、アクション……というのか、運び屋というお仕事の方がメイン。
 あんまり恋愛でラブラブ……という雰囲気はまったくありません。
 基本的に、ルロイもプライドが高いし、誇り高いので、牙の前で甘えて見せたり……というタイプではまったくないんですが。
 実は嫉妬心はちゃんと持っていて、自分の恋人に手を出そうとした相手に無言で剣を突きつけてしまう辺りがまた、しびれる。

 ちょっとルロイが初めてなのかどうなのかも含めて、チグハグなところもありますが(それはできれば「牙だったから」という理由付けをしてくれれば個人的にはうれしかったのですが)、アクションシーン的なところもしっかり読み応えがあってとても面白かったです。
 それにしても、無理強いされているわけでもないのに、なぜ、最初にルロイが身体を使うことを一番に思いついたのかが、激しく謎ですが。

0

微妙

女王さま受けはいいんですが、攻めがつかみどころがなくて、いまひとるお話に乗り切れなかったのが残念。

0

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