電子限定おまけ付き
セフレには好きな奴がいる――揺れる三角関係BL
表紙が2人だけだったので、帯の“三角関係BL”とは…?と思いながら読み始めました。
攻めの荒木はチャラくてクズイケメン。
新学期が始まってもう4人目の彼女というヤリチンっぷりだけど、複数同時進行というわけではないので思ったより極端なクズという感じではなかったです。
受けの椎名くんは真面目でエロかわいいタイプ。そんな椎名くんの片思いの相手が幼馴染の雅人です。
チャラ男と真面目くんが体の接触をきっかけに少しずつ惹かれ合っていく流れは王道ながらもやっぱり萌えます。
ただ個人的には荒木よりも雅人のほうがクズ度が高く感じました。
幼馴染として長く一緒にいた相手が告白してきたことへの突き放し方がかなりきつくて、
そこまで言う…?と思ってしまいました。
「その気にさせたら1回くらい抱いてやるよ」というセリフはさすがにびっくりしました。
椎名くんいますぐ離れたほうがいいと思うよ。
それでも雅人が好きで、自分のエロ動画を頑張って送ろうとする椎名くんが健気すぎる…。
送り先は間違いだったけど、結果的に自分を大切にしてくれる荒木と出会えてよかったねと思いました。
描き下ろしでは雅人の気持ちもほんのり描かれていましたが、帯で“三角関係BL”と打ち出すならもう少し雅人視点の掘り下げがあってもよかったかも。
椎名くんが前向きで明るいから救われているものの、個人的にはもうちょっとザマァが見たかった気もします。
べのもと先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
エロ 4
健気 4
三角関係 3
ツンデレ 2
クズ 2
な感じだと思います。
荒木くん×椎名くんのカプです。
高校生の荒木くんは、クラスメイトの椎名くんから何故か毛嫌いされている。そんなある日、授業中に送られてきた動画を見ると、そこに映っていたのは椎名くんのオナニー動画で…。
物語り冒頭で、友達に「新学期が始まってもう4人目の彼女」と言われてしまうくらい、チャラい荒木くん。そんな荒木くんのことを「お前みたいなクズに頭下げる価値ない」や「お前となんて話したくない」とかなり毛嫌いしている椎名くん。後々、荒木くんを毛嫌いしている理由はわかるのですが、ちょっと椎名くんの愛想が悪過ぎるかな?と思いました。
しかし、椎名くん自身が間違えて送ってしまったオナニー動画を消せ、と動揺しながら荒木くんに言ってきたり、結局オナニー動画がきっかけで荒木くんにちょっかいを出された時の感じている表情などが、エロ可愛くて、思ってたよりもデレるので、荒木くんを毛嫌いしていた時の愛想の悪さからするとギャップとツンデレ言動が堪らないです。
帯に、チャラクズイケメンとカテゴライズされている荒木くん。確かに彼女に対しての言動はクズっぽいですが、椎名くんに対してはそこまでクズっぽくはなかったかな?と思いました。どちらかと言うと、荒木くんよりも染谷くんの方が、椎名くんに対してクズ言動だなと思いました。
動画をきっかけに揶揄うつもりだったが、徐々に椎名くんのことが気になる荒木くん。荒木くんとセフレになるが、染谷くんのことを想っている健気に椎名くん。椎名くんの想いを知っていながら、椎名くんを手放そうとしない染谷くん。それぞれの想いに翻弄される三角関係を、是非とも読んでほしいです。
