NEW電子限定16P有償小冊子付
入日マロ先生の既刊作品は拝読させて頂き、今作も作家買いさせて頂きました。
個人的、各項目5段階で
むっつり 4
チョロい 3
拗らせ 3
エロ 3
な感じだと思います。
山瀬さん×田上さんのカプです。
営業トップの山瀬さんは、同期の田上さんから毎度勝負を挑まれてウザ絡みされている。いつもクールにあしらっている山瀬さんだが、心の中では田上さんへの煩悩まみれな想いでいっぱいで…。
大学生時代から一目惚れした田上さんに対して「好き、可愛い、役得でご褒美」など、心の中で田上さんへの想いで溢れている山瀬さん。田上さんの言動に喜んだり、キスや抱きたい、などの妄想までしますが、田上さんに対して何かを求めるようなことはしていません。
しかし、田上さんからの勝負で「俺に勝てたらなんでも言うこときいてやるよ」と言われてしまい、我慢が出来なくなりそうになります。
クールな言動で、煩悩まみれな妄想をしている山瀬さんのギャップが面白いし、嬉しさのあまり、何度か鼻血を出したり、ちょっと変態ちっくな感じだけど好感が持てます。
山瀬さんをライバル視している田上さんだけど、愛嬌があるフレンドリーな一面もあるので、山瀬さんに対しても普通に接してくる時もあります。それもあり、ツンツンし過ぎていないので、山瀬さんに身体を触られてちょっと絆されちゃう、チョロさが凄いです。
クールだけどむっつりな山瀬さんと強気だけどチョロい田上さんによる、ライバルな関係と恋人な関係が味わえる、クスッと笑えるリーマンラブコメを、是非とも読んでほしいです。
山瀬慧…クールな顔をしてなんて愉快な男なんだ…
受けのことが大好きすぎて、毎回脳内がたいへんなことになっているムッツリ攻めって本当にいとおしいですよね。
ちょっと距離が近くなっただけでも平常心ではいられず、ふと笑顔を向けられれば「俺は明日死ぬのか?」ときました。
これは、これは間違いなくおもしろい攻めです。
とある会社の営業職に就く2人のお話。
大学時代にひょんなことで知り合って以来、田上に一目惚れをしてしまった山瀬。
学生時代〜現在にいたるまで、田上から一方的にライバル視されているわけなのですが…
負けん気が強い田上にキャンキャン噛みつかれても、そのどれもが山瀬にとってはご褒美でしかないのです。
職場で顔を合わせれば「かわいい♡好き♡」が止まらず、愛してやまない田上が存在しているだけで幸せ。
スンとした顔で何事もそつなくこなしながらも、頭の中が田上への愛と少しのスケベ心と煩悩でいっぱいな山瀬が本当におもしれー男でした。
そんな日々の中、田上から「次の営業で俺に勝てたらなんでもいうことを聞いてやる」と言われ…
願ったり叶ったりというべきか、山瀬にしてみればボーナストラックのような展開でしょう。
下心を燃料にしてあっという間に成績トップになり、どうにか願いが叶ってお付き合いが始まります。
全体的に明るいラブコメディ作でした。
コミカル9:シリアス1の割合で読みやすかったです。
ノンケで負けず嫌いの田上がどんぶらこと綺麗に流されてくれるほだされ受けなので、田上が気持ちよくされてしまいながら次第にほだされていく姿と、山瀬の妄想の上をいく無自覚な田上に翻弄される山瀬。
そして、時に鼻血を垂らし田上を溺愛する山瀬の様子のおかしさを全力で楽しむのが正解かなと思います。
山瀬視点で見る田上がすごくかわいいんですよね。
全編煩悩だらけな攻め視点なのも効いていておもしろかったです。
田上はどうして山瀬のことが好きになったのかな〜…と思わなくもないのですが、あんなにどろどろにされながら直球で好きだと体にぶつけられてしまったらほだされてしまうのかも。
山瀬への想いの自覚がはっきり描かれていればもっと良かったなと今回はこちらの評価になりました。
巻末まで読んで別作品のスピンオフ作らしいと気付いたものの、知らずに単品で読んでも問題なく楽しめました。
ラブコメ・全編攻め視点・様子がおかしな敬語攻め・ほだされ受けあたりのワードにピンとくるものがある方はぜひ!
