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小説

やっぱり名倉先生の年の差恋愛譚は最高です!
昨年読んだ「初恋王子」シリーズで一気にファンになり、次々と名倉先生の作品を読みました。
現代物や年の差のあまりない作品もおもしろかったのですが、やはり名倉先生の真骨頂は年の差&ファンタジー作品だと思います。
ファン歴一年で何を偉そうに、という感じで恐縮ですが…。
今回の作品も、手放しで幸せとは呼べない環境にいるクリスの現状を理解し、手を差し伸べ、成長を見守るフレーデリクが最高でした。
というか、フレーデリクの全てが最高。魅力的。めっちゃ好き。
クリスに出会う前までの、国のために繋ぎの国王を立派に務め、潔く前国王となり、国境で隠棲する決断力と意思。
頑固、堅物、ストイック。そういう言葉でも表現される生き方ですが、そんなフレーデリクが好きだし、クリスに出会って溺愛過保護になってしまったフレーデリクはもっと好きです!
最初は思い遣りから始まり、クリスが成長するに従ってフレーデリクの気持ちが変化していく流れも自然なことに感じられました。
クリスのほうも、肌着姿で抱き着くことに羞恥を覚えるようになったり、フレーデリクに対する気持ちの変化を自覚したり、成長に伴う感情の変化が丁寧に表現されていてよかったです。
そうやって変化していく中でも、クリスの純真さは変わらないところがめっちゃいい!
フレーデリクの侍従であるイヴァールも言っていた通り、二十歳になっても三十歳になっても、自然の中で遊ぶような純真さは変わらないでいてくれるのだろうと思います。
生まれついての性格、クリスらしさ、クリスの魅力。
水の精霊の加護や魔力など、ファンタジー要素と国家観の組み合わせ方や、ストーリーとの絡ませ方が絶妙で、楽しく読めました。
出会いの場面が丁寧に描かれているのもよかったです。
水の精霊の加護を受けたクリスがどんな悩みを抱えていて、どんな魅力があるのか。
それをフレーデリクはどう受け止めて、どう理解したのか。
更にそんなフレーデリクに対して、クリスがどう感じたのか。
お互いの距離を測りながら、言葉を交わすベイル湖畔での遣り取りは、想像すると美しく静謐で印象的でした。
クリスが二年間も行方不明になったことには、私も生きた心地がしなかったです。
フレーデリクの気持ちを考えると、つらい…。
クリスと繋がる黒曜石の指輪が私にとっても拠り所でした。
見つかってからも、記憶の空白が苦しい…。
何があったのか判明するのが怖くて、一旦休憩を挟んだ程。
その間もずっと、フレーデリクが「何があったとしても全て受け止めて、クリスを変わらず愛する」と繰り返してくれたからこそ、読めました。
ありがとう、フレーデリク!
判明した内容が危惧したものではなくてよかったですが、それでもクリスにとっては悲しくつらいもので…。
クリスの心が壊れずに済んだのは、まじでフレーデリクのおかげ!ありがとう、フレーデリク!
告白(婚約)するときも、初夜を迎えるときも、年上の大人だからこそ一歩引いてしまうフレーデリクに対して、クリスが猛然とアタックする形になったのがおもしろかったです。
結婚だけは急いだフレーデリクの行動の全てが、クリスを慮ってのことというのが素敵です。
クリスとしては焦れただろうし、一人で結論を出してしまっていたフレーデリクも良くないとは思いますが、フレーデリクくらい慎重であってくれると嬉しいです。
でも、私も最初に暴くのはフレーデリクの指であってほしかった…!(我儘)
そして今回もまた、頼りがいのあるイヴァールという侍従がいてくれて嬉しいです。
名倉先生の作品に出てくる、こういうサブキャラ大好きです!
主人のことを尊敬していて有能だけど、単なるイエスマンではない。
今回も素敵な作品を読めて幸せです!
円陣闇丸先生のイラストもめっちゃ素敵でした!
フレーデリクはかっこいいし、クリスは美しい!
一冊だけの予定でしたが、店舗別特典イラストカードを揃えたくなって追加購入予定です。
キャラクターの年齢だけを見ると、受けが10歳の頃に知り合ったとはいえ17歳差…!となってしまいそうなこちらの作品。
ところがですね。読んでみるとまったく気にならないどころか、これは恋仲になってもらわなきゃ困る!としか言えないお話なのです。
年の差があるからこそが光る作品でした。
もし年齢が近い設定だったらこの味付けにはならなかっただろうなあ。
湖からはじまる恋、なんて言葉がぴったりだと思います。
心のどこかに満たされないなにかを抱えて、それぞれの国境にまたがる湖の側で暮らしていた2人の交流が本当に微笑ましくて仕方がありませんでした。
受けであるクリスの天真爛漫さがとにかくかわいらしかった!
攻めであるフレーデリク側の湖畔まで泳いでひょっこり顔を出したり、びしゃびしゃに濡れた体のままでフレーデリクのお膝にひょいっと乗ったりと、終始無邪気で嫌味のない愛らしさと嘘のない素直さをふりまく彼に癒されっぱなしでした。
これにはフレーデリクも、フレーデリクの侍従であるイヴァールもそりゃあ目尻が下がるってもんです。もちろん読み手側も。
幼いクリスと、若き世捨て人のようなフレーデリクの心の距離が縮まっていく様子に無理がなく、なんだか多幸感でいっぱいになって読んでいてわくわくしちゃうんですよね。
会えた時には勉強を教えてもらい、向かい合ってたくさん会話をして、会えない時には文通をしながらまた会えることをお互いに心待ちにしている関係性が本当に良くて。
設定的に、もっと派手な交流だってやろうと思えばできそうなところなのだけれど、素朴でシンプルな交流っていいなあとあらためて感じられる素敵なやりとりでした。
成長ともに想いに気がついたクリスのかわいらしいアピールも、甘い攻撃を受けて悶々としながらも年若いクリスのことを考えて精一杯の返事を返すフレーデリクも好印象です。
クリスが成人年齢になるまでは絶対に手を出そうとせず、彼の将来のこともきちんと考えている大人なフレーデリクがまた良いんですよね。
前半はクリスが。フレーデリクの溺愛は後半になればなるほど出てきたかなと思います。
ただですね、タイトル通りのお話であるにはあるのですが…
もっとでろでろに甘い溺愛ものを想像していたので、ちょっと期待よりも溺愛成分は少なめに感じられました。
この後が見たいのに…!クッ…!という感じ。
受けバカになりつつある溺愛攻めの予感がひしひしとしたので、もっと分量が多いとうれしかったなあ。
うーん…クリスの家族のゴタゴタもどうなんだろう。
何も悪くはないのに苦しむクリスのことを思うと、1人でも犠牲が出てしまう展開以外のものはなかったのかなあとスッキリとはせず。
前半が良かっただけに、このまま大溺愛にもっていってほしかったなと今回はこちらの評価になりました。
メインの2人の関係性はすごく好きです。
円陣先生だからマストバイ!しかし名倉先生・・・??名倉先生の頭のおかしいことが多い攻めがこの表紙の麗しいイケメン????ちょっと脳みそがバグりそう・・とドキドキしながら読んだのですが、結果、ふふふふふふ・・と笑いが止まりませんでした。割と好きです。いつまでも覚えている気が少しするので萌2にしました。読み止めることが難しい本編250P弱+あとがき。たまらん、頭に花が湧いてるイケメン(by円陣先生(⋈◍>◡<◍)。✧♡)先生、これもう一冊読みたいです!続いて!!!!!!
水の精霊の加護を受け、父王に大切にされている第二王子クリスですが、兄に疎まれ、なんとなく城は居心地が悪く感じていて、時折母方の祖父の領地に行き、そこにある湖で遊ぶのを楽しみにしています。ある日、湖の対岸(隣国)に見知らぬ男性がいるのを見つけ・・・と続きます。
攻め受け以外の登場人物は
受け両親、兄、祖父、攻めの侍従(大健闘)ぐらいかな。攻めの甥っ子が名前だけご登場されたんですよね。次作この方のお●●出しで・・・なんて始まらないかなああああああ・・・・
++すっごい好きだったところ
あんまりにも面白くてニマニマが止まらなくて昨日から3回ぐらい読んでいるところ。
1.とーにかく!受けが超絶可愛いいい!!!!!
天然、天真爛漫、やりたいようにやっているんですけど、
さすが水の精霊の加護を貰う子、悪気がまったくない!嫌味がない!
びしょびしょなのに攻めにぎゅって抱きついたり、お膝に乗ったり。
ああ可愛い。(攻めもそう言ってる)
もう最高。可愛すぎておばちゃん、ギュウ+グリグリしたくなる。
嘘つけないってところもいいんだよねえ。
いいんだけど、そういうところでも兄からやっかまれたのよね。
2.最後の方の攻めがもう頭から花生えてて最高。
最初は冷静に、椅子に座って湖畔で待ってみたり(待ってるんだよな)
していた攻めだけど、物おじしない受けにがんがん言い寄られて
とっくのとうに陥落って感じです。
おかしい。表紙のようなクールイケメンなはずなのに。
受けが好きすぎて最後は頭湧いてます。
きりっとしているのに、言っていることがおかしくて笑えます。
受けのことを守ろうとお祖父様や母親がしんどくなるのは、ちょっとなあと思ったり、そもそも兄貴、おま、なんとかならんかったんかいと思ったり。そこらへん、ちょっと辛いんですけど、頭湧いてる攻めと尻に敷きつつある受けのいちゃこらで
最後は「ま、いっか!楽しいし!」となった一冊でした。うーん、電子で永久保存しようかな。
フレーデリク27歳。
クリストファー10歳。
出会ったときは成熟した大人と無邪気な子どもでした。
17歳差もある歳の差ロイヤルカップルの出会いから結婚、そして心身共に結ばれゆく8年もの月日の時間の流れは、ファンタジックなドキドキとハラハラ感をたっぷりと味わうことができるストーリー展開です。精霊の加護を受けたクリストファーの純真無垢な少年像が、フレーデリクと出会うことによってどんどん幼さが抜け、少年から青年へと成長してゆく成長過程もこの作品の読みどころでしょう。
お国も違えば立場も違う両者が、湖を隔てた国境の水辺で逢瀬を重ねるシーンは、クリストファーの天真爛漫さがイイ味出していて、フレーデリクの懐に入り込む距離感ゼロキャラがとっても可愛らしい^ ^ 素直で物怖じしないクリストファーの態度にどんどん惹かれていくフレーデリクの心理描写も、フレーデリク視点で楽しく描かれていました。
クリストファーが16歳のときは、クリストファーからの猛プッシュで婚約にまでこぎつけましたが、クリストファーが2年間の記憶を失った18歳のときは、フレーデリクの方が結婚を急かすほどに猛プッシュ。恋愛スイッチが入った途端に溺愛のオンモードに切り替わるフレーデリク変化は見ものでした。
ただ。
こうした2人の恋愛模様の背景には、クリストファーの特殊な生い立ちと複雑な家族関係が絡み付いており、加護を受けて生まれてきたことがクリストファーにとってマイナスの面が大きいのが酷く不憫でした。無自覚に兄弟を差別するノンデリ父王に、息子2人を守る意味を履き違えた愚かな母妃、憎しみをぶつけるしか脳がない兄王子……親子間に生じた不協和音の重みがフレーデリクとクリストファーの幸せを邪魔するんですよね。
断罪シーンとまではいきませんが、最後の暴露シーンは、ザマァと思う一方で健全な家族に最後までなりきれなかったことがちょっと切なかったです。フレーデリクと出会ってなければ親子関係の亀裂どころか、国の内情もボロボロの未来を辿っていたかもしれません。
親子ほどの歳の差がある2人が、どう出会いどう愛を育んでいくのか。
国境を越え、歳の差を超え、運命の導きによって愛を深め合っていく2人のファンタジックな恋模様を最後までお見届け下さいね^ ^
楽しみにしてましたよ名倉さん!
しかもイラストが円陣さん!なんと麗しい表紙でしょう!
父ちゃんも母ちゃんも兄ちゃんもみんな悪い!
それなのにこんなに良い子に育ってクリス〜、フレーデリクに出会えて良かったね!
あらすじ通り水の妖精の加護持ちで第二王子のクリスが、本当に可哀想なんですよ。
フレーデリクに出会えて懐いて打ち解けて。
フレーデリクに会えるのを心の支えや楽しみに頑張ってたのに…。フレーデリクに抱きついたり膝の上にのったり微笑ましかったなあ…。
なのに。
許すまじ(怒)
あらすじを書くと長くなりネタバレしそうなので感想を。
前半は2人の交流やクリスの恋の自覚、フレーデリクへ迫るところにワクワクしました。
早くフレーデリクの庇護の元に!早く〜!
後半はシリアス気味で。
無事ではあったけど記憶がないことに苦しむクリスが不憫で。そんなん関係ない!なにがあろうと丸ごと愛してるフレーデリクの頼もしいこと!
真相はびっくりでした。暴いて糾弾するフレーデリクに惚れ直します。2人の言うとおりだよ!
みんな間違ってるよ!
そしてやっとやっとの2人の初夜!
フレーデリクが容赦がない!
そしてやっと愛する人と名実ともに結ばれてフレーデリクが一変。
クリス愛しさに180度人格が変わってます。
世捨て人のようだったフレーデリクが生き生きして。さあやりたいことがありすぎて人生足りないんじゃない?
今作も脇キャラのフレーデリクの侍従のイヴァールが有能で楽しかったです。
