優しくて切ない純愛満載の春菊流お伽噺!!

Hybrid child

Hybrid child
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神105
  • 萌×213
  • 萌16
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
39
得点
628
評価数
142
平均
4.5 / 5
神率
73.9%
著者
中村春菊 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥560(税抜)  
ISBN
9784048542050

あらすじ

小太郎がゴミ捨て場で拾ってきた人形・葉月は、持ち主の愛情を反映して成長するハイブリッド・チャイルドだった。しかしずっと一緒にいるはずの葉月に直る事のない欠陥があると知り…!?
出版社より

表題作Hybrid child

葉月,ハイブリッド・チャイルド
小太郎,和泉家の当主

同時収録作品第二話

瀬谷壱 元侍 隠居中
ハイブリッドチャイルド ゆず

同時収録作品第三話瀬谷前後編

黒田 ハイブリッドチャイルドの生みの親
月島 家老

同時収録作品Another episode

黒田
月島

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数39

BL史上一番切ないモノローグ

 先日、中村先生の新刊に辛辣なレビューを書いてしまったんですが、好きだからこその辛口レビューでした。この『Hybrid child』は一番好きな中村先生の作品です。一冊で終わってしまうなんて他の中村作品に比べると、商業的には美味しくない作品かもしれませんが、とても完成度が高く心を打つ名作なので、純ロマやセカコイが苦手だったり興味がないと思う方にもお勧めしたいです。。
 機械でも人間でもなく、持ち主の愛情度合いを反映して成長するHybrid child。それはある意味、鏡だという。そのHybrid childをめぐる3つの物語。Hybrid childたちが映し出した姿に、持ち主はそして私たち読者は何を想うのか…。
 1話ごとのクオリティーが素晴らしく、各話に持ち主とそのHCがいるのですが、全話に共通するHCの製作者の黒田を通したオムニバスになっていて、それぞれが映し出す物語に涙が止まらなくなりました。 

・第一話 葉月と小太郎
 和泉家16代目当主である小太郎と、彼に拾われたHCの葉月。拾ってからも家族に何度も捨てるように言われても「葉月でないとダメだ」と言った小太郎と、その愛情を反映して成長した葉月。
 葉月の寿命を救う方法を知っている製作者の黒田に「人間に恋愛感情なんか持つな」と言われた葉月が、黒田に返した言葉「私の全ては小太郎のものだ」に狂おしいほどの想いが込められていて何度も涙が溢れます。

・第二話 壱様とゆず
 心に傷を持つご主人様の壱と、中々成長しないHCのゆず。優しい壱様に好かれているはずなのに、反映しない成長をもどかしく思うゆずの、成長したい本当の理由。綺麗なものだけをゆずに見せたいと願った壱の過去。健気なゆずが可愛くて、切なる想いと言葉に胸を打たれました。

・第三話 黒田と月島
 黒田と月島と瀬谷(壱)は同じ藩に属する幼馴染。家老職の出の月島と、武官の黒田はいつもケンカばかりで…。
 お互いに好きなのに素直になれず、幼い頃からぶつかりあってばかりの黒田と月島。意地っ張り同士でツンツンしていても、その想いは丸見えで、二人のやり取りがとても可愛い。彼らを見守りつつちょっかい(助言)する瀬谷もいれて、いつも一緒のほのぼのとした彼らの日常。そんな日常が戦によって壊されてしまいます。
 戦に負けた責任を負うために家老である月島が自害する事を聞き、月島の元へ走る黒田。口を開けば憎まれ口ばかり叩き合う自分たちに「俺もお前も喋るな」と月島を抱く刹那な一夜に号泣です。そして黒田がHCを作り続ける理由に更に号泣してしまいました。ラストのたたみ掛ける様な黒田の想いは、BL史上一番切ないモノローグだと思う。
 苦しくなるほど切なくて辛いお話なのに、一途な想いの尊さに何度も読み返したくなる作品です。多分、私が一番泣いた作品なのです。

9

中村先生の中で1番

中村先生の作品は、元々好きでしたが、
この作品は1番好きかもしれません。

確かに、
泣ける程、ではないのですが、
切ないです。

「純情ロマンチカ」は甘いですが、
この作品は糖度は高くないですし、どちらかというと低めです。
Hシーンも少なく、初心者にもオススメできますね。

皆さん、3話目が1番のお気に入りの様ですが、
私は1話目が1番好きです。
主人公の健気な所がとても可愛くて。
攻めのためにあそこまでする所が。

まぁとにかく、
自信を持ってオススメできる1冊です。

8

切ない…。

3話違う話が入っていますが、それそれがビミョーにリンク。
人の心を映して育つHybrid Childとその相方のお話ですが、
どれも切なくてぐっと来ます。
最後のお話はHybrid Childの生みの親、黒田の話なのですが
このお話だけ、他の2話と時代背景が違って幕末になっています。
それがまた運命のツボをついてくるんです…!


私は、新選組や幕末モノが好きなんですが、また新たに大好きな1冊が加わりました。
幕末って背景が切なさにいっそう輪をかけてると思います。
切ない系が好きな方には超おすすめ!です。

6

愛した記憶だけが、この胸にただ

久しぶりに、号泣した作品になりました。
だから死亡エンドはいやだって言ったのに・・・・・(キイテナイヨ

世話をする人間色に染まる人形。それは人ではない、しかし・・・・
『1個目』
幼いころにゴミ捨て場から拾ってきた。拾ってきたころは同じくらいだったのに、今では図体も態度もでかくなった。何度も捨てられて、それでも迎えに来る主人。世話が焼ける主人なのだが~~・・な感じの一作目。お金持ちのお坊ちゃんと、世話係といった感じの二人。
二人の楽しい日々から一転。
ロボットが壊れてしまう。
修理には500万(当時の国家予算と同額に値する)。
もしくは、つきの涙を探してくること。
必死な姿が涙をそそる。
どれだけ家族が捨てても拾ってくる。
「こいつじゃないとだめなんだよ」と必死の姿が可愛いのです。
必死に石を探してかけずりまわる姿が乙。
最後の最後。
やっぱりかという部分もありますが、戻ってきたのにはココロがピンク色になってしまいました。
『2個目』
いつまでたってもちびっ子のアンドロイド。
大きくなりたいといつも切に願っている。
それはいつも一人で考え込んでいるような主人の支えになりたい。
頼れる存在になりたいと思ったから。だから早く大人になりたかった。
だから、いろいろな人に話を聞き・・・・
近所のお姉さんから聞いてきて~のくだりが、声が可愛いだけにもさらに可愛かった。
「僕のお尻に・・・・入れて・・・ぐちゃぐちゃに」
おまっ(ノ∀\*)キャ
でもコレがけなげで可愛いんですわ。
主人のために、一生懸命大人になろうとする姿がなによりいい。
最後は大人になった姿も拝めてなおさらハッピーエンド。
カバー裏も可愛くてポイント高いです
『3個目』
これは涙なしには読めなかったつД`)・゚・。・゚゚・*:.。
ハイブリッドチャイルドを作った男の話。
幼いころから一緒で、顔を見合わせればいがみ合いの繰り返し。
しかし、本当はお互いにお互いを大事に思っていた。
身分階級の確立していた時代。
身分違いの二人はそれを壁にしていた。
としかし、戦争が始まり、受は明日処刑がきまったと聞き・・・。
一度だけの逢瀬。
最初で最後の身体をつなげ・・・・それから・・・という話。
結局「生きてました★」なオチじゃなかった。
なんだけど、なんだけど、
このあとにハイブリッドチャイルドを作った~のネタがもう感動もの。
ハイブリッドチャイルドは自分を映す鏡。
そのチャイルドが映し出したものとは・・冒頭の桜の枝の話。
それを、本人ではないロボットが・・・というのがまた切ない。
もう一度あらためて読みなおしたい一作。
私の場合、これCDのほうが先だったんですが、どちらも良い仕上がりです。

5

ドラマCDと同じ場所で泣きました

実はこれが中村春菊さんの初読みだったりします。
避けてたとか食わず嫌いしてたとかじゃなく、「いつでも手に入るしー」と思って、後回しにしてたらズルズル…みたいな。
ドラマCDを聴いて感動したのをきっかけに、原作も読んでみたんですが…ヤバイ、まったく同じ場所で泣きました。
三話目の切なさが半端ないです。
ドラマCDでは、黒田の最後の独白の部分にいちばんぐっときたんですが、
漫画のほうでは、最後の夜が終わり、「部屋を出ていく月島と、布団のなかで呆然と泣いてる黒田」っていう構図にいちばんヤラレました。

絵も綺麗で好きです。
いろんな意味で、さすが人気漫画家さんだと思いました。
よーし、ロマンチカシリーズも読むぞー。

5

むつこ

茶鬼さんへ
おおっ、私のショボいレビュー、お役に立てて良かったです!(改めて読み返してみると、感動したわりに私ほんとにショボいレビューしか書けてなかったwや、先にレビューしたみなさまが、しっかり内容に触れてくださってるのでモニョモニョ)

すべての短編が良かったですよね。私も、ゆずの可愛らしい愛の告白に胸がきゅんきゅんしました。ドラマCDでは宮田幸季さんがゆず役をされてるんですが、見事にハマってました。成長したときと幼いときで声をガラッと変えてくる宮田さんの演技、さすがプロでしたよー。茶鬼さんの期待を裏切らない、ハズ!
ドラマCDも本当にオススメです。原作とドラマCDで互いの良さを引き出しあってる、ほんとにステキなCDでした。

中村春菊さんのロマンチカも良さそうですね~。私も早く読まなきゃだ。(普通はコッチを先に読んでなきゃオカシイんですがw)

スイマセン、なんか長くて。
私もつい先日読んだばかりで、まだ感動さめやらぬ段階で、嬉しくて。

茶鬼

むつこさま
むつこ様のレビューを見て、これは!と思いすぐさま本屋へ走りました!
よかったです、泣けました。
黒田の涙と月島の後姿に私もやられました。
CDも聴かなくちゃ!です。
楽しみです☆

ハイブリッドチャイルドが欲しい。(可愛い女の子の)

コメディタッチで続いていくわけではなく、悲しく続いていくわけでもなく・・
でも涙が出そうになりました。「切ない」というものなのだと思います。
もっとも涙が出そうになったのは「第三話」

それまで楽しく暮らしていた黒田と月島。
なんだかんだで幸せそうな二人がそんな、急展開になったら
もう泣くしかありません。
それまで楽しそうだったからこそ、さらに切なく感じさせられました。
そして黒田が月島に似せて作ったハイブリッドチャイルドが
月島と同じ言葉を言ったとき・・・

堕ちました。←

それぞれの話にいろんな愛情が感じられて
切なくて本当に良い本だったなぁーと改めて思います。
BLというジャンルを越えて
いろんな方に読んでいただきたい、とも思いました。

4

感動をありがとう(T人T)

中村先生は本当に素晴らしい方だと思いました。
ただ絵がかわいいだけじゃない。話し自体もとても深く、感動をくれるのです。

今回読んだ『Hybrid Child』は、まさにその両方がつまった作品だと思います。

"BL"について、必要とされる"エッチ"のシーン。
この作品はそんなシーンは、少なく、一般の人でも読みやすい作品なのではないでしょうか?

内容の方は 3話で構成されており1話ごとに人物が変わります。

どの話しも、始めは普通の物語のように思えるのですが、突然今までの平和な日常を覆すようなことが起き、そこからが感動の嵐なんですよね。

読んでいただいたら分かりますが、この本を読むと人の大切さ、周りにいる誰かの重要さが分かると思います。

読んで損はないことでしょう。
ぜひ一度手に取ってみてください(^ω^)

4

失った未来

レビュー書くために久々に読み返しました。駄目ですね夜中に読むと。涙じょっぱーです。

持ち主の愛情を反映して成長するという、HC(ハイブリッド・チャイルド)。自我を持ち、泣きも笑いもするし怒りもする。
限りなく人間に近いけれど人間ではなく、かといって人形でも機械でもない。そんな不思議な存在。

異変が起きたHCとその主人、成長が遅いHCとその主人、そして制作者である男と幼馴染みという三組の話で構成されて、それぞれの関係の有り方に胸が揺さぶられます。
ある意味ファンタジーなので、HCの設定の粗さは重要ではありません。人間でない存在と寄り添うこと自体の意味も。
それらは脇に置き、HCと主人の間の特別な結びつきを描いています。


小太郎は馬鹿の一つ覚えのように「葉月じゃないとダメ」だと繰り返し、「自分の全ては小太郎のもの」だと壮絶な顔で葉月は笑う。

カステイラも、綺麗なものも、苦しみも、罪も、全部を二人で「半分こ」する、瀬谷とゆず。

その特別な絆は、一言で表わすのが難しいです。
主従のように、家族のように、飼い主とペットのように、伴侶のように。そのどれでもありどれでもないような、誰も立ち入ることのできない不可侵な一対です。
恋愛というにはあまりにも純粋でひたむきな彼らの言動は、ただただ「一緒にいたい」という至ってシンプルな感情に回帰していく。
そしてシンプルであるがゆえに、心を震わせるものがあります。

黒田と月島の話は切ないですね。
二人の結末そのものよりも、一瞬だけ交差し、交差したからこそ尚積もる、行き場を失ってしまった彼らの想いの無念さに泣けてしょうがない。
葉月と小太郎、そして瀬谷とゆずの姿は、黒田が「ずっと一緒」だと信じて疑わなかった、二人の途切れてしまった未来でもあります。

黒田の複雑な想いはどうであれ、祈りのような彼の願いを遺伝子のように受け継いで、HCたちは生みの親の手を離れそれぞれの生を歩んでいる。恐らくはただの愛玩具としての存在でしかないHCも多いのだと思う。
それでも葉月らのような関係を築いている者も確かにいて、その姿に、囚われたままの黒田が少しでも救われているといいなあ…。

中村春菊さん、またこういうテイストの作品描いてほしいです。

4

『せつない』残された思いと深い絆‼

今までの「中村春菊」という作家さんに対するイメージをひっくり返してくれた作品でした。

中村作品と言えば、『純情〜』や『世界一〜』のように、せつなさの部分も描かれているものの、どちらかと言えば、明るく楽しく、コメディタッチで、エロも程よく描かれているイメージだっただけに、驚きの一冊でした。

コミカルな部分も一部折り込みながらも、せつなさを全面にだし、エロ描写も皆無に近い作風。
でも、十二分に読ませてくれます。
BLを読まれない方にもオススメしたいお話でした。

三部作で構成されているんですけど、新装版にするに当たって、先生が、この部分だけはこだわったというだけあって、読めばこの流れの深い意味が伝わってくる完璧に考えられた構成でした。
そして、三つとも泣かせてくれるお話なんです。

『Hybrid Child』は、不思議な人形を巡る、人間の愛情を糧に成長する人に似たカタチ。
オムニバス形式の純愛ストーリーとなってます。

第一部は
葉月 × 小太郎編
執事と主人の関係なんですけど、
カップリングでいうと、ツンデレ×ツンデレでした。

何度も捨てられ続けた葉月を、小太郎だけは見捨てたりしなかった。
もう時期動けなくなってしまう葉月のために、やっぱり最後まで諦めない小太郎。
暑い夏の中…「月の雫」だけが、彼を救う方法だと教えられ、必死に必死に探す小太郎の姿に胸が締め付けられます。
一夏がくれば、再び思い出す…
そして、最後の見せ場では笑い泣き状態でした。
じわりじわりと心に染み込んでくるお話です。

第二部は
瀬谷×ゆず
隠居生活を送る武家のご主人と、まだ、子どもハイブリッド•チャイルドの関係。
まだ何も分からない、真っさらな心のゆずが、瀬谷の為に一緒懸命大人になろうとする無邪気な姿が健気で可愛くて、ちょと誘いエロっぽさもあったりで和ましくれてるんですけど…
最後の必死なセリフに泣かされます。
そして、最後、壱の側に寄り添う、大きく育ったゆずの姿。
とても幸せそうで支え合っている2人をみては、もう視界が歪みまくり状態でした。

第三部作(前後編)は
黒田×月島
このお話で、第一部と第二部の原点が分かるお話になっています。

黒田は第一部で登場した、ハイブリッド•チャイルドの作者。
この黒田と月島、そして二話目に登場した瀬谷は幼馴染。
時代は江戸〜幕末!
三人の悲しい運命の始まり…そして残された2人の心に残った想いと、深い傷。

黒田は、ハイブリッド•チャイルドの試作品を完成させ、本人も気がつかない間に…それが月島そっくりなんです。

そして、初めてしゃべった言葉が
月島との想い出の言葉。
黒田の月島への恋情が反映したのだと思ったら、涙が止まりませんでした。

せつなくて泣ける感動作なんですけど、とても優しい気持ちにもさせてくれるお話でした。
読まれていない方がいるなら、ぜひオススメしたい一冊です。

4

気付いたらBLだった

本気で神

もちろんセカコイや純ロマから流れてきた民なんですが。
なんかもう本当に泣けて
私は先にOVAを見て、全4話なんですけれどももうほんっっっとに大泣きして自分の部屋が映画館でした。

どんな言葉をつづればいいのか、わからないのですが、BLというより純愛というか本気で映画化レベル…。
超感動ストーリーで、「あ、なんだ男同士だったんだ」ってレベルの性別が後に来るタイプですこれ…。

私はBLが好きなので何とも言えませんが、
好きじゃない人でも絶対感動すると思います……!!!!
今日から布教します!!

4

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