優しくて切ない純愛満載の春菊流お伽噺!!

Hybrid child

Hybrid child
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神92
  • 萌×210
  • 萌14
  • 中立2
  • しゅみじゃない3

--

レビュー数
38
得点
544
評価数
121
平均
4.5 / 5
神率
76%
著者
 
媒体
BL漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
価格
¥560(税抜)  ¥605(税込)
ISBN
9784048542050

あらすじ

小太郎がゴミ捨て場で拾ってきた人形・葉月は、持ち主の愛情を反映して成長するハイブリッド・チャイルドだった。しかしずっと一緒にいるはずの葉月に直る事のない欠陥があると知り…!?
出版社より

表題作Hybrid child

葉月,ハイブリッド・チャイルド
小太郎,和泉家の当主

同時収録作品第二話

瀬谷壱 元侍 隠居中
ハイブリッドチャイルド ゆず

同時収録作品第三話瀬谷前後編

黒田 ハイブリッドチャイルドの生みの親
月島 家老

同時収録作品Another episode

黒田
月島
修正依頼一時停止中

評価・レビューする

レビュー投稿数38

微BL。誰にでも勧められる良作

恥ずかしながら、中村春菊先生初読み。
中村先生といえば長編、というイメージがあるので、まずは1巻モノから。
設定は、アンドロイド?と時代物の融合の感じです。
1冊の中に3組の小話があり、登場人物はリンクしています。
1組、2組は両方微BL、3組目のみBL描写あり。
どれも切なさ満載です。

「第一話」
名門和泉家の若き当主ながらおバカの小太郎。
小太郎は8才の時にゴミ捨て場で「ハイブリッド・チャイルド」を拾い、周囲が何度言っても何度捨てても手元から離さず、ずっと一緒に過ごしてきた。
「ハイブリッド・チャイルド」は人間でも人形でもない、持ち主の愛情の通りに育つ存在なのです。
小太郎のH・Cは「葉月」。
葉月は「寿命」で壊れ始め、作った黒田の元に持ち込むが…
小太郎には葉月が、葉月には小太郎が、なくてはならない存在なのです。

「第二話」
2話目から切なさが加速していきます。
2話目の主人公は、H・Cの少年「ゆず」。
ゆずの主人は元・ある藩の藩士で今は隠居中の、瀬谷壱。
壱さまはいつも優しくて、でも時々庭の花園で独り苦しみに耐えているようで、ゆずは早く大きくなって壱さまの支えになりたくて。
ある日、ゆずは壱さまと買い物へ。浮かれるゆずだったが道中で暴漢に襲われ、壱さまは目を斬られて盲目に。
藩士時代の酷い戦で大勢の民が死に、恨みもかっていた壱さま。
ゆずは壱さまの全てを知って、心も体も成長して壱さまに寄り添います。

「第3話」
江戸の終わりころの話でしょうか。
幼馴染の仲良し3人組。
藩の家老になった月島と、武官である黒田と瀬谷。
月島たちの仕える藩は今「賊軍」とされて、勝ち目のない戦が近づいていた。
並行して黒田は趣味?で「新作からくり人形」を作っていて…
…全てが終わって、自分の作ったH・Cと暮らす黒田。H・Cが初めて発した言葉は……!
黒田の涙はどんな意味だろう。
思い出す彼の人の声、眼差し、ぬくもり…そして今の孤独?一度だけ交わした肌?

「〜another episode〜」
月島に見合い話。黒田は大ショック⁉︎
でも、月島は好きな人がいるから断ったと言う。
不器用な2人の、言葉には乗せない想いが漂う雨の日。

0

出会えてよかった

とにかく大大大好きな作品です。

アニメ→原作という流れできました。

なんかいいアニメないかな〜っと思って探して出てきたのがこの作品
見た時間帯が夜中2時頃だったのですが、見終わった後放心状態になりました(笑)

BLであることを忘れるくらいに美しくて、切ないお話です。
言葉にできないという言葉はこの為にあるのか、と思いました

3.4話で時代物のお話がきますが、時代物の設定がよく分からない私でもちゃんと理解して読めました。
すっ…と心の中に入ってくるんですよね、これが。

アニメ、原作とも何度も何度も見返してますが
毎回胸が痛みつけられます。
それでも見るのをやめられない、恐るべし…

文句なしの神評価です( ; ; )
この作品に出会えたことを心から感謝します。

3

気付いたらBLだった

本気で神

もちろんセカコイや純ロマから流れてきた民なんですが。
なんかもう本当に泣けて
私は先にOVAを見て、全4話なんですけれどももうほんっっっとに大泣きして自分の部屋が映画館でした。

どんな言葉をつづればいいのか、わからないのですが、BLというより純愛というか本気で映画化レベル…。
超感動ストーリーで、「あ、なんだ男同士だったんだ」ってレベルの性別が後に来るタイプですこれ…。

私はBLが好きなので何とも言えませんが、
好きじゃない人でも絶対感動すると思います……!!!!
今日から布教します!!

3

言葉では伝わりきらない話です

好きとか愛とかそんなものよりもっとすごいものを感じました。すごい泣けました。
こんなにも大切に思いあえることほんとすごいです。BLとか関係なく読んでほしい作品です。アニメでも観ましたがすごいよかったです。
続編ほしいです。

0

泣きたいときに、何度も読み返してます

私は黒田×月島カプが一番好きです。

月島が、黒田に向かって貴様など死んでしまえと言うシーンがあるのですが…。

その後、まさか月島があんな結末になるとは思いもしませんでした。あんな事を黒田に言っていた月島だったから余計に…。

そして、いなくなってから初めて気づいた恋心。愛情。後悔…。泣き崩れる黒田に涙…

モノローグも今まで読んできたBL作品の中で、一番悲しかった。

決して明るい話ではない
人を愛する事は、喜び、怒り、悲しみをも共有する事なのだと、この作品を読んで強く感じた。

悲しいけれど、愛情に満ち溢れた作品です。
初心者にもオススメです。

1

BLを知らなかった私に新たなジャンル開拓をさせてくれた作品

たまたま流れたこの作品のアニメのcmを見て気になって調べたのがきっかけでした。

ちょうどその頃Free!の1期がやっていて、それを見ていた私はただ見ていただけだったのにクラスの男子に腐女子呼ばわりされていました。
なので、blというものに少し抵抗がありました。
ですが、あらすじを読んでとても好みだったので友達とアニメイトに行った時にバレないように買いました(^^;

家に帰って読んでみたら涙が止まらなくて、これをきっかけにblが好きになりました。
本当にこの作品に出会えてよかったです!

1

動くのに5年、喋り出すのに1年半

世界一初恋や純情ロマンチカのアニメを見たのでHybrid Childも見てみたいなと思い先にアニメの方を見たんですが、一話目で夜中に号泣しました。
アニメをみてこんなに泣いたのは初めてで、ただただ涙が溢れました。
すぐに原作を買い、読んで、また泣きました。
ストーリーも場面展開も素晴らしかったです。
さすが中村春菊先生。
幸せなラストも悲しいラストもあるけれどBL好きな方も、別に興味がない方でも読んでほしい作品です。
直接的なシーンがほぼないので読みやすいかと。

三部構成のうちの一話目が私の特にお気に入りなお話です。
ラストの、
「動くのに5年、喋り出すのに1年半、夏が来れば思い出す」
は、アニメのBGMが頭に流れ出して涙が出ます。

1話の冒頭の小太郎のセリフとラストの葉月のセリフは思わずふと口に出してしまいます...
素晴らしい作品なのでぜひ!

3

BL史上一番切ないモノローグ

 先日、中村先生の新刊に辛辣なレビューを書いてしまったんですが、好きだからこその辛口レビューでした。この『Hybrid child』は一番好きな中村先生の作品です。一冊で終わってしまうなんて他の中村作品に比べると、商業的には美味しくない作品かもしれませんが、とても完成度が高く心を打つ名作なので、純ロマやセカコイが苦手だったり興味がないと思う方にもお勧めしたいです。。
 機械でも人間でもなく、持ち主の愛情度合いを反映して成長するHybrid child。それはある意味、鏡だという。そのHybrid childをめぐる3つの物語。Hybrid childたちが映し出した姿に、持ち主はそして私たち読者は何を想うのか…。
 1話ごとのクオリティーが素晴らしく、各話に持ち主とそのHCがいるのですが、全話に共通するHCの製作者の黒田を通したオムニバスになっていて、それぞれが映し出す物語に涙が止まらなくなりました。 

・第一話 葉月と小太郎
 和泉家16代目当主である小太郎と、彼に拾われたHCの葉月。拾ってからも家族に何度も捨てるように言われても「葉月でないとダメだ」と言った小太郎と、その愛情を反映して成長した葉月。
 葉月の寿命を救う方法を知っている製作者の黒田に「人間に恋愛感情なんか持つな」と言われた葉月が、黒田に返した言葉「私の全ては小太郎のものだ」に狂おしいほどの想いが込められていて何度も涙が溢れます。

・第二話 壱様とゆず
 心に傷を持つご主人様の壱と、中々成長しないHCのゆず。優しい壱様に好かれているはずなのに、反映しない成長をもどかしく思うゆずの、成長したい本当の理由。綺麗なものだけをゆずに見せたいと願った壱の過去。健気なゆずが可愛くて、切なる想いと言葉に胸を打たれました。

・第三話 黒田と月島
 黒田と月島と瀬谷(壱)は同じ藩に属する幼馴染。家老職の出の月島と、武官の黒田はいつもケンカばかりで…。
 お互いに好きなのに素直になれず、幼い頃からぶつかりあってばかりの黒田と月島。意地っ張り同士でツンツンしていても、その想いは丸見えで、二人のやり取りがとても可愛い。彼らを見守りつつちょっかい(助言)する瀬谷もいれて、いつも一緒のほのぼのとした彼らの日常。そんな日常が戦によって壊されてしまいます。
 戦に負けた責任を負うために家老である月島が自害する事を聞き、月島の元へ走る黒田。口を開けば憎まれ口ばかり叩き合う自分たちに「俺もお前も喋るな」と月島を抱く刹那な一夜に号泣です。そして黒田がHCを作り続ける理由に更に号泣してしまいました。ラストのたたみ掛ける様な黒田の想いは、BL史上一番切ないモノローグだと思う。
 苦しくなるほど切なくて辛いお話なのに、一途な想いの尊さに何度も読み返したくなる作品です。多分、私が一番泣いた作品なのです。

5

切なく、甘く、苦く

決して、ハッピーエンドとは限らないこのお話。「持ち主の鏡」であるhybrid childに映し出された性格などがとても意味深くて、感動しました。
互いに思いやる姿がとても愛おしくて、ずっと見守っていたいと思えます。
ほかの作品とは異なる、甘いだけではない結末がとても歯痒くて、とても胸が苦しくなります。
春菊先生の作品が好きだからという理由で読むのはあまりお勧めできませんが、ほかの作品とは違う切なさを堪能したい方にはぜひ読んでいただきたい作品です。

0

余韻が…

中村春菊先生大ファンなんですが、ちょっとしっとりしている印象のこの作品にはなかなか手を付けられずにいました。お話の作り方がとても好きな先生なだけに、1冊ものに手を出すのには勇気がいりました…(-_-;)
こちらには、Hybrid Child第1~3話(3話のみ前・後編あり)、another episode(描き下ろし)が収録されています。
他のレビューにもありますが、たった1冊にするには話は切なすぎるものがあります。だからこそ1冊にすべきだったのかもしれませんが。。。
各話の流れも秀逸ですが、話の並べ方も素敵だと思います。
でもすぐに読み返す気分にはなれませんが。時々ふと読みたくなるそんな1冊です。

0

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