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表題作恋の診察室

結城昭秀 40歳 結城総合病院 若き院長
黒沼芳樹 20歳 黒沼組次男坊 大学二年生

あらすじ

関東広域暴力団矢嶋連合の傘下である黒沼組次男坊の黒沼芳樹は、父や跡継ぎの兄と違ってヤクザが嫌いなごくごく普通の大学生。
ある日階段を踏み外し怪我をした芳樹は、黒沼組掛かりつけの医師が不在だったために行った別の総合病院の若き院長・結城昭秀のことをいたく気に入ってしまう。
そして…。

作品情報

作品名
恋の診察室
著者
井村仁美 
イラスト
阿川好子 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
恋の診察室
発売日
ISBN
9784592870036
4

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

エロオヤジ攻大好物!ヤクザスキーの白衣スキーにもたまりません

井村仁美先生が書くオヤジ攻め!凄く好きなんです。超がつくくらいエッチなエロオヤジ攻が多いかと(笑)オヤジスキーにはたまりません。
ここ数年新刊がないのが淋しいですが、ホームページでは続編シリーズの続きも書く予定ではある様なので、気長に待ち続けている作家さんです。
『恋の診察室』は、1997年に出版された古い作品ですが、十数年手放さずに、たまにエロ甘不足になると読み返したくなる作品です。

ただ、シリーズとして4冊出版されているんですけど、少しややこしい事になっているので、もし読まれたい方はご注意を!
今私がレビューさせて頂いている『①恋の診察室』と次にレビューさせて頂きたい『②恋の診察室2』は白泉社で出版された初期のものになります。
続編として、角川ルビーに移り『③点滴は愛のリズム』『④今夜は危険にワイルドに』と2冊出版されて完結していたんですが、人気作品だったという事で、今度は版権がホワイトハートに移り、①②だけ改題され、①が『診察室でベルベットタッチ』、②が『院長室でラブ•アフェア』として新たに出版されています。
私も数年BLから離れていたので、戻って知った時は続編が出たのかと喜んだんですが、新装版と言う事で残念…でも、イラストが桜城やや先生なので、新装版も手に入れたい所なのですが、今は井村先生の作品は書店では手に入りにくい状態なので、更に大後悔してます(笑)なので、①②は初期の作品でレビューさせて頂きますね。長々私情を挟んだ説明をしてしまってすみません。

内容は、白衣オヤジ攻の若き院長•結城昭秀× やんちゃ系意地っ張りな大学生(黒沼組次男坊)•黒沼芳樹の甘々&エロたっぷり、少しシリアスもはいったお話になります。攻40歳×受20歳と20歳差というのも年の差好きにはたまらない作品。大人の余裕たっぷりなオヤジ攻とやんちゃな子供みたいな受と、恥ずかしいくらいにベタな2人なんですけどいいんですよね。
特に昭秀のエロオヤジな言葉攻めに萌です。「いい子だ」とか「こっちはどうだ?うん?」、「好きだろう?うん?」の「うん?」の使い方がたまりません。子供扱いは職種上慣れたお医者さんなんですけど、わざと何回も何回も聞く、ちょっと意地悪な大人の余裕さに萌です。これもいわゆるお医者さんプレイといっていいのやら…(笑)
芳樹は、亡き母親似の美人系、次男坊なので父や兄はもちろん、組の人達に大事にされて育てられた分、ワガママなお坊ちゃん気質。年齢の割に凄く子供っぽいんですけど、子供っぽいなりに色々悩んでいて、寂しがり屋なんです。口は悪くても、機転もきくし、優しくて思いやりもあるから、可愛いワガママに見えてきて憎めないんですよね。昭秀とのやり取りはもちろん、エッチシーンでは、エロくて可愛さ倍増です。このシーンも、オヤジ攻め炸裂で、場所も車に野外と色々濃厚なのも楽しめる萌ポイントです。
ヤクザ関係の話も絡んでくるので、少しシリアスなハラハラドキドキ感もあります。

井村先生の職業系ものは、きちんと取材されて書かれている事が多いので…今回も実際、某病院院長に直接お話を聞いているそうなので、尚更面白いです。

多少の古さは感じるかもしれませんが、エロオヤジスキーなら面白いはず(笑)年の差&医者もの&ヤクザ系の話が大好きな方、エロ濃厚なお話が好きな方にもオススメな作品だと思います。

2

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