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表題作恋の診察室 診療時間

結城昭秀
結城総合病院院長・40歳
黒沼芳樹
大学生&ヤクザ次男坊・20歳

あらすじ

黒沼芳樹は関東広域暴力団矢嶋連合の傘下・黒昭組の次男坊。
跡取りは兄に任せて平凡な大学生活を送っていたのだが、足の怪我を診てもらったことがきっかけで、結城総合病院の院長・結城昭秀と恋仲になってしまう。
いつものように昭秀の家に行った芳樹だが、なんと部屋から出てきたのは高校生の少年ではないか!?彼は一体唯?待望のシリーズ第2弾。

作品情報

作品名
恋の診察室 診療時間
著者
井村仁美 
イラスト
こだか和麻 
媒体
小説
出版社
白泉社
レーベル
花丸文庫
シリーズ
恋の診察室
発売日
ISBN
9784592871170
4

(2)

(0)

萌々

(2)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
8
評価数
2
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

年の差もの&白衣のエロオヤジ攻萌! やっぱりステキです(笑)

『恋の診察室』第二作目です。

昭秀のエロオヤジぶりは前作以上で萌ます。芳樹も、相変わらず意地っ張りで子供っぽいですけど、少しずつですけど、成長しているのも良かったです。初めての恋に一喜一憂する様は、せつなくもなり可愛くみえてきます。そんな自分に、本人は女々しくて嫌なんですけどね。でもいいんです女々しくても、年の差であろうが同性であろうが、恋して好きすぎてバカになってもいいんです!気にせずに、ラブラブエロエロ突き進んで下さいなと…このお話に関しては、細かい内容はさておき、読者として、エロラブロマンス濃厚のまま読み続けていたい作品です。

今回は、昭秀の息子圭吾(16歳)が登場。すっかり忘れていましたが、昭秀はバツイチ・子持ち!しかも、芳樹と四歳しか違わない息子がいたんですよね‼ 本当にエロオヤジですよね(笑)この圭吾が一癖もので、2人の仲を引っ掻き回してくれます。最初は芳樹のライバルだったのが、最終的には昭秀のライバルに!芳樹に助けてもらったというきっかけがあったとしても、突拍子のない考え方といい、強引さといい昭秀そっくりでした‼

今回は、芳樹の守役として謎めいた保科も登場します。もちろんドンチャカありで芳樹が負傷するという、本編に謎を残しつつハラハラドキドキなストーリーになっています。シリアスな部分とエロな部分どちらもかけることなく一冊にまとめてくるあたり、井村先生さすがだなあと嬉しくなります。

悲しい部分もありますけど、ラブシーンも満載です。邪魔者登場で、甘い雰囲気までがなかなかなんですけどエロオヤジ様頑張ってくれてます。言葉攻めとテクニックで芳樹をメロメロにしちゃってます。昭秀名言集を作りたいくらいです(笑)院長室の机の上で白衣姿でお仕置き&仲直りラブシーンも美味しいです。

井村先生の表現力も斬新で好きなんです。相変わらず、年の差エロオヤジものには弱いなあと思います。

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