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早々に、これは"イケメンレストラン"をひたすら楽しむ本よ!と提示してくれてはいるのだけれど、心折れる描写が多すぎてちょっと無理でした。
誰も彼も(性)暴力に訴える、軽率に仕事を辞めると言い出す、極め付けは食品アレルギーのある人にその食品を食べさせる(自分から食べたとも言えるけれど、知りながら食べる機会を作る)…レストランのシェフにあるまじき行為でもう受け入れられなかった。
小さい頃からうどんをこねる可愛い宇佐美を始め、幕間の幼少期が好きです。あんな森永すら可愛い。
丸ごと1冊表題作シリーズなのですが、前半と後半で別々のカップルのお話が収録されています。
北沢さんは好きな作家さんなのですが、今回は少し細かいところが気になりました。
レストランのオーナーの動機がいい加減とか(面白いんですけど)、攻め様がいきなり受け様を襲うきっかけも何もそこまでしなくても…という感じでしたし。
ということで、キャラにも余り魅力が感じられませんでした。
後半の森永x花野カップルの方がS気のある森永と天然で可愛い花野という結構はっきりした特徴があるので、分かりやすかったです。
イケメンだらけのレストラン。
2組のカップルが出て来ます。
絵が綺麗だと思いました。
・小宮×宇佐美
小宮がセクシー!だけど攻め(笑)
よく考えたらビッチ攻めですね。
受けだったら良かったのにとか思ってしまった(^_^;)
小宮の少し病んでる所が
何だか昔の自分と似てて少し共感してしまった。。。
宇佐美が小宮に対して悩んでいたものの、
試しにセックスして案外あっさりくっついちゃったので
何だか物足りなさを感じました。
てか一番最初の強姦は意味があったのか?謎。
・森永×花野
どちらかと言うとこちらのカップルの方が印象に残りました。
森永の性格の曲がりっぷりが少し嫌悪感を感じるけれど、
物語を面白くしてるのではないかと思っちゃいましたね。
花野君はクリクリおめめで可愛い可愛い・・・
酔ったら誘い受けとか美味しかったな~(笑)
でも全体的には結構王道な感じがしたので中立ですかね。
特に二話目の表紙の眼鏡をかけていて親指を舐めている小宮がセクシー。
でも、腹が立ったからって怒りに任せて好きな人を襲っちゃいけないです。
まあ、BLにはよくあるパターンですけどね。
カニは好きだけどアレルギーだから食べられない小宮。それを、アレルギーだとは知らずに宇佐美がカニ入りスパゲッティを作る。
で、森永の挑発で小宮が食べてアレルギーが出る。
小宮が子供です。宇佐美が作ってくれたからって言ってもそこは後先考えた方が自分の為でも宇佐美の為でもある。
小宮が宇佐美の事を好きすぎるのはわかったけど、凄くひねくれた愛だなと思った。
育った環境なんだろうね。宇佐美しか居なかったんですって。
子供扱いされてる花野が可愛い。森永さんて花野をいじめたくて仕方ないんですね。あんまり、泣かせたら可哀想だわ。
センター分けの宇佐美さんが素敵でした。
料理音痴の花野聖、いい加減なウエイターの小宮大智、しっかり者の料理長、宇佐見紀仁の3人で成るイケメンレストランで繰り広げられるお話です。
宇佐見の父がレストランMIYAに長年勤めたことがきっかけで、その後を継ぐように宇佐見も働いているのですが、レストランの切り盛りだけではなく、彼は、いい加減な大智の矯正まで任されているのです。反発するかと思わせておきながら、真面目に働き出した大智。ところが、大智がいきなり紀仁を押し倒したから大変です。宇佐見が辞める代わりに、森永という後任が来るのですが、結局宇佐見はそのまま働き続けます。素直になれない大智と、ちょっとちょっかいを出してしまう森永が読み応えがあります。
後半は花野と森永のお話が描かれています。花野が気になった私は嬉しかったです。