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静かな空気
ビブロス倒産前に纏め上げられた分でございますので、
物語の通奏低音としてボーイズラブの空気があると言う
お約束になっております。
もっとも物語の中では殊更に触れられる事はありませんが、
登場人物達の絆の深さの表現としては見て取れる筈です。
思えばビブロス倒産はこの一書刊行の翌月の事。
そう思うと巻末掲載の次巻予告（2006年秋との事）に一抹の
哀しさを感じます。
この作品は後に版元を一迅社に変え、現時点で4巻を
数えるシリーズとなっております。
最新刊 http://www.amazon.co.jp/dp/4758053995
通奏低音は変えず、そこから派生した様々な感情を登場
人物達の糧としながら、緩やかに。
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