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表題作リアル1/2

市川 潮(弟が夢遊病の時に相手をする兄)
市川 陸(弟・潔癖症・夢遊病になると淫乱)

同時収録作品先輩のみやげ

谷口(先輩)
市川 潮(後輩)

同時収録作品泣きたいのは誰のせい

谷口(兄の先輩)
市川 陸(後輩の弟)

同時収録作品前菜

谷口
甲次(大家の息子)

同時収録作品藪の中

高校生
近所の男とヤってたのがバレた高校生

その他の収録作品

  • 降りておいで
  • 目かくし手
  • 本命は何処に
  • あとがき

あらすじ

兄の手を借りてしか自分を慰めることが出来ない陸。
午睡の夢うつつの中、くり返される兄弟の淫蕩な遊戯に
自家中毒気味な兄・潮。
第三の男、谷口の出現でリアルとアンリアルの境界が曖昧な、
甘く閉ざされた世界に崩壊の足音が…。
出版社より

作品情報

作品名
リアル1/2
著者
明治カナ子 
作画
明治カナ子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一水社(光彩書房)
レーベル
光彩コミックス
シリーズ
リアル1/2
発売日
ISBN
9784877752170
3.5

(35)

(8)

萌々

(9)

(14)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
11
得点
120
評価数
35
平均
3.5 / 5
神率
22.9%

レビュー投稿数11

潔癖とエロと

潔癖で厳しい母親の影響で、己自身も潔癖性な陸。
陸は潔癖性だけれど読んでいる限りでは素直で歪みは無い様に見える、しかしその内面はやはり鬱屈した何かが澱んでいて特に性的に特化した歪みは睡眠中に兄の潮の元へと訪れて抱かれる事で、おそらくは発散されている、多分。
そんな己自身の歪みに気付かないある意味、邪気の無い陸とそんな陸をどう思ってなのか受け止め、たまに気紛れに突き放したりするけれど決してその手を離す事は無い兄。
潔癖とエロ、それはエロで無くても良いのかもしれないのだけれど陸が思春期の少年というのも含めてやはりエロに繋がるのかもしれないと思う。
潮の感情が読み手に託される所もこの作品の魅力。
ちなみに潮は陸相手には攻ですが、先輩に対しては受。
エロ度はS度が高め。
エロいんだけど、エロでもって表現するストーリー部分が大きいという決してエロだけではないそんな作品。
この兄弟の話はもう一冊「うつしみの手」へと続きます。

1

この三人はどうなってしまうんだろう。

☆を一つ減らそうかどうしようか悩むところ。
夢遊病(?)の弟と記憶がない間に関係を持っている兄の話。
兄は弟が好きで、弟は兄が好きだけれど上手くいかない。
兄には、そのやり切れない想いの解消先として男のセフレがいる。
このセフレが別の同時収録の話から察するにとても駄目な人なので、更に兄が可哀想。
この三人はどうなってしまうんだろう。
ちゃんと決着はつくのだろうか。「キモチの行方」みたいな終わりだったら嫌だなあ。

話は都合良過ぎる夢遊病?二重人格だけれど好きな話なのですが、セフレがあまり好きになれない所為か何となくもやもや。
でも、冒頭の「そのまま降りておいで」のシーンがとても美しかったので、☆はこのままで。

ドキドキしつつ、二巻を読みます!

あ、兄が弟には攻め、セフレには受けなので攻めが受けだったりするのが地雷な方はご注意!

0

ハサミ、買いましょう

絵本のような始まり方。明治カナ子先生の作品を久々に読んだので、空気感に入って行き方に戸惑いつつ、それもまた楽しい。この巻では正直帰着点が分からず、モヤッとしたまま終わります。1冊にまとめていただきたかった。

◾︎市川シオ(潮,うしお,兄)×市川陸(弟,中学生)
◾︎谷口先輩×シオ
この3人の到達したい先が見えない感じ、大変良いです。しかし基本的にはドエロ。下半身を丸出しにしてるシーンが多い。
陸が可哀想やら可愛いやらで悲しくなってきちゃう。でも誰が可哀想かなんてわかりやしない関係性ですよね〜続刊を読もう。

シオが先輩の家の床が汚くてためらうシーンがありますが、誰に使ったか分からないギャグボールやディルドは平気なのかと。そっちの方が嫌だよ。甲次くんにも使うぞきっと。

ハサミを借りすぎだよ。買いなさいよ。
萌〜萌2

0

エロ

兄と弟の、近親相姦なドエロストーリーでした。
近親相姦なのに、それに対する忌避感は感じなかった(いつもなら微妙に感じてる)。それは、作中人物に、そこに対する葛藤がないせいだろうと思った。
兄は弟を愛し、弟は兄を慕う。
でも弟は潔癖症で(母親のせいなのだ)、一度眠ったあと起き出して、「これは夢だ」と暗示をかけてからしか兄とセックスできない。
兄は弟を慈しんでいるが、「夢」のなかでしか抱けないことで餓えている。

細くて繊細な絵で描かれる、ショタな近親相姦──どう評価していいか悩むんですが、エロエロエンターテイメントの裏側に、家族の崩壊と再生とさらなる崩壊の物語を潜ませていて、上手いなァと思いました。
ぶっちゃけエロシーンよりも、そちらを優先させた物語が読みたかった。個人的にエロシーンはちょびっとのほうが萌えるもんで。

2

精神的な

ぺらぺら~とめくりまして、「おwエロ」と思って購入したんですが、なかなかにハードコアなお話でしたね。
精神的にι´Д`)ノ
ただ、個人的には可愛い部分もあり、面白かったと思います。
萌えのツボはところせましにあると思うww
潔癖症で兄に依存している弟。その弟にはもうひとつの顔がある。
本体が眠った後目を覚ますもうひとつの人格。もうひとつの人格は潔癖な弟の裏に隠れた汚されたいと思う精神。
兄は、その弟に・・・・・。
しかし、その兄もまたほかの男に・・・という堂々巡り名お話。
なんだかんだで兄弟まるく収まらないところが精神的にも収まらないところなんだろうな~という感想。
結局のところ、ここで終わってしまうとちょっとアレなので、続編を読んでから感想を書いたほうがいいのかもしれません。
☆萌えツボ☆
救われないので、個人的にヒットな場面をいくつか。
弟、結構精神的にこわれてきてるかな~なんて思うんですが、この支離滅裂というか、ちょっと壊れた感じがかわいいんです。兄ちゃん兄ちゃんとすりよってくる感じもいい。何気に、精神ちがうのに、兄に恋人(男)がいると思い込み、ヤキモチを焼く姿がかわいい。
エロエロエッチな姿もツボです。小さい穴に・・ハァハァ・・・・
しかし、本当に正気に戻ったときに何も違和感が無いのかが不思議。
痔ネタが何気に好きです。
お兄ちゃん。まさかネコシーンもみせていただけるとは思ってなかった。
妙にエロくてトキメキ増しましでした(*゚▽゚)ゥママw
こんなにエロ描写或る作家さんだったんだな~と改めて感じた作品です

2

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