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表題作幸運男子 ラッキークン(3)

斑 高校生
すばる 高校生

あらすじ

親の再婚で兄弟になった斑とすばる。ふたりで暮らすうちに……。噂の学ラン美少年カップル斑とすばるが起こす日常的異常な愛の世界!?

作品情報

作品名
幸運男子 ラッキークン(3)
著者
高口里純 
作画
高口里純 
媒体
漫画(コミック)
出版社
講談社
レーベル
講談社コミックスミミ
シリーズ
幸運男子 ラッキークン
発売日
ISBN
9784063274899
4.8

(7)

(6)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
34
評価数
7
平均
4.8 / 5
神率
85.7%

レビュー投稿数2

泣ける

最終巻です。
読み終えてまた、二巻を読んだ。
正直、時系列順に並べておいて欲しかったなァと思いました。
三巻を読みながら、シアワセなシーンでさえも悲しくて仕方なかったから。
文庫版では時系列順に並んでるらしいから(未確認です)、もし読まれるなら、文庫版を購入されることをオススメします。

切ない話です。
でもいい話です。
ワンシーンワンシーンが美しい。儚い。
高口里純さんのBL作品には駄作も多いんですが、この作品は迷いなくオススメです。
高校生同士の、熱くて冷たくてヒリヒリした感情が、モノローグや絵の一つ一つから漂ってきますよ。

4

痛めた心を和らげる反面

3巻は本編の番外編。

本編から月日が経っているためか、絵柄も色気もパワーアップ。キスシーンはエロいですが描写は間接的。そこに妄想力を発揮して、いろいろ変換してしまいました。

受験勉強で情緒不安定になり発熱で弱気になった斑を介抱するすばる。
移された風邪で、弱気まで移ってしまったすばるを逆に介抱する斑。

三話の表紙にあたる部分に載っている『ボクラの生理日』がこの番外編全部を通して、とてもしっくりきました。暴走している二人が愛らしいです。このまま二人の行く末を応援したくなります。

しかし、ハッピーエンドで終わる3巻も、結局は2巻の結末にたどり着くんですよね。そう思うと、やっぱり悲しくなってきて・・・。最終話では、言葉の一つ一つに涙腺が崩壊しそうになりました。

2巻のレビューの続きになりますが、10年前に読んで、次も10年後に読んだ時、私自身の考えが、どう変わっているのかと思うと、まだまだ楽しみのある作品です。

3

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