• 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作空中庭園

カリム・アルハザード
21歳,名家の一人息子
アーイシャ・ユングリル
元身売り少年

その他の収録作品

  • Earthry Garden(描き下ろし)

あらすじ

少年・アーイシャは両親を亡くし、色街で身体を売って生活していた。そんなある日、大企業の御曹司・カリムと出会い…!?
出版社より

作品情報

作品名
空中庭園
著者
ホームラン・拳 
作画
ホームラン・拳 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344815964
3.5

(28)

(9)

萌々

(1)

(14)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
11
得点
94
評価数
28
平均
3.5 / 5
神率
32.1%

レビュー投稿数11

なっんて可愛いんだ・・・!!

丸々一冊、非常によく出来たストーリーだと思います。

あまりに可愛過ぎてめまいを起こします。
ショタ・・・なのですか?ショタ苦手と言っていたのに、訂正させていただかねば。

なにか特別なストーリーであるわけではないのです。
ただひたすら美しい純愛な世界があり、BLの基本の基がここにある気がいたします。

カリムはめちゃくちゃ男前だし、アイーシャはひたすら可愛い。
本当の愛を知らずに恋愛巧者になっていた大金持ちの息子のカリムが、アイーシャに対してはどう接していいのか戸惑う様子、
一方アイーシャは愛人として身請けされたのにカリムには一切触れて貰えずどうしたらいいのかわからない様子。
・・・身体に関してはピュアでない二人なのに、とんでもないこのピュアさ。
身悶えます。

そしてそんな彼らを見守る、カリムの側近である双子の存在がまたいい。
所々笑える要素もあって、テンポ良く読み進めることが出来ます。

カリムとアイーシャが徐々に気持ちを確かめ合って、最後にはすべての障害を振り切る王道ストーリーではありますが、魅せ方が非常に巧いのです。
もうどのエピソードも素敵で気が利いてるし、無駄な部分など無し。
絵柄も単に可愛いだけでなく、どことなく色気を纏っている。まろやかさがあるんですよね。
実際にはエロ度は低いのに、ちょっとしたところでエロさを感じさせます。

BL初心者の方向けなだけでなく、BLベテランの方でもぜひこの作品でほっと一息ついて欲しいなと思います。
ただ一人の人と添い遂げようとする、極上の王道ラブファンタジーであります。

5

ヒマワリ

ホームラン先生らしい作品だったかな。
可もなく不可もなく。絵柄は可愛いです。
しかし、それにしても褐色肌はかなりの武器になるんだな~と実感。めちゃんこときめく。肌のテカリも加えて尚更良し(・ω・)
今回はボンボン×男娼あがり。
アーイシャがすれてなさすぎて、可愛い反面面白みも薄いかも。
逆に、ボンボンはボンボンらしくて良かったです。なんていうか…例えるなら、花より男子の道明寺。基本的には外との外交も有るから仕事はしっかり出来るんだけど、家ではお子様というか。好きな子には不器用というかね(´∀`)クフフ

因みに、お父さん。ビジュアル的には凄くウマww
まともだったらものっそ魅力溢れる方だと思うのよな。うん

4

アラブ系純愛ストーリー

表紙からして話の舞台はアラブを思わせるものなのですが、アラブ系特有のBL(笑)ではなく、かわいらしい純愛系なお話でした♪(どういう表現だw

養父母に身売りを強要されるなど不遇の人生を歩んできていながらも、そうだとは思えないくらい純粋で素直なアーイシャがものすごく可愛いですv
普通に育ってもあんなに純粋な子はそうそういないですよねw
また、ただただひたすらにカリムのことを愛しく想い続ける姿もまた可愛いですvv
そして、そんなアーイシャにより心が少しづつ動いていくカリムもまたアーイシャとは別の意味で可愛い!
かなりのぼんぼんで顔や体格にも恵まれているため、それらの影響で大人びてはいる(つっても21歳ですがw)のですが、心の動き方や行動を見ていると少年……とまではいかないかもしれませんがそれに近い純粋なものを感じて、それが萌えました。
そんな彼らはお互いに気持ちを通じ合い、想い合うばかりに一度は離れてしまいますが、最終的には一緒に幸せになることを誓うのが、ものすごくキュンとしましたv
幸せになってほしいです!!

また、カリムの部下である双子(ゼブルとサバス)のやりとりにも大変萌えました!
どっちも大好きですが、個人的には弟の方が好きですvああいういじられキャラ大好きvv
あとがきに「次は双子をいじりますv」なんて書いてあったので期待したいのですが、いいですかね……!(聞くなw

3

優しくてきれいなお伽噺。

絵本のような、優しい優しいお伽噺でした。
ホームラン・拳さんはイラストで魅せるタイプの作家さんだと思いますが、今回も正に。
わたしはこの方の和テイストなイラストが大好きなのですが(一枚絵が本当に映える!)、今回の舞台は南国! ……アラブ?
メインCPが揃って褐色の肌に黒髪なのでトーンとベタで原稿が重そうです(笑)。

ストーリーは非常に簡潔で、王道をこれでもか! と踏襲して来た感じ。
両親を失くし、引き取られた先で身売りを強要されて来た薄幸受けちゃん(アーイシャ)が、名家のぼんぼん(カリム)に拾われ、幸せを掴むシンデレラ・ストーリー。
健気受けと言葉の足りない暴君攻め…、CPもストーリーも常に先の展開が読める稚拙さはあれど、わたしはコミックスは目で愉しんで満足出来るタイプですので、今作も嫌いではありません。
寧ろ好きv(カバーも捲って捲って♪)
攻めの暴君が意外と可愛いのもツボです。

ただ、受け攻め共にもう少しクセのあるキャラだったらもう一歩踏み込んだ上質な萌えがあったんじゃないかなあ…。ちょっと勿体無い気も。
過去に身売りしていたはずのアーイシャも、己の過去にそこまでの葛藤やトラウマもないようで、ただただ目前のカリムのことで頭がいっぱい。
攻め様のことを「若」と呼ぶ双子の補佐(秘書?)も同じく。
兎角、心のきれいないい人ばかり。
双子の片割れの謀反(ぇ)が起こるのかと少しどきどきしたシーンも、何事もなく終了。
一大決心で攻め様のもとを離れた受けちゃんも、数ページで呆気無く捕縛。(違)
本当は優しい暴君が、健気で可愛い妻(男だけど)を娶る、優しい優しい南の国のお伽噺なのです。

わたしは寧ろ、唯一非道かと思われたカリム・父の思いに一番心をぐっと持っていかれてしまいました…えーと(…)。

そして、わたしの最大の萌えは、既にCD化・キャストが決まっていると云う事実。
特にカリムから中村さんの声が鳴り響いて悶絶しました…何たるナイスキャスト!

「俺をお前にくれてやる」
ぅはい…!(´∀`*)(返事しなくていい)

「お前は俺が欲しいか? 欲しくないのか?」
ほ、ほほほ欲しいです…っ!!(…)

最早カリムが中村さんに視えるのはわたしだけですか?!(そうです)
ああ、キャスティングされた方をリスペクト…!
そして、双子は鳥海くんと羽多野くんと云う美味しさ。CDのリリースも愉しみですv

2

この設定は萌え

不遇の男娼が金持ちのボンボンに見初められるシンデレラストーリー。

褐色の肌に、どうしてこんなにそそられるんでしょう?
舞台がアラブっぽい、てのにも。
こういう世界では、攻は身分が高く野性味があり、受は従属され、身分違いの恋~ってのがパターン化のようですが…。
私はまんまとハマッてしまいました!
このストーリーの設定だけで、萌えです!

カリムがもっと暴君で、アーイシャを振り回すくらい話が膨らんでくれたらよかったんだけど…。
すんなり二人が仲良くなっちゃうので、ちょっと物足りない感じがしました。
でもお話はとっても好きです。
次回は双子の話だとか…、それも楽しみですね。

2

この作品が収納されている本棚

ちるちる評価ランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP