しのぶれど

shinoburedo

しのぶれど
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神0
  • 萌×26
  • 萌5
  • 中立1
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
40
評価数
12
平均
3.4 / 5
神率
0%
著者
大竹直子 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

作画
大竹直子 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
小池書院
レーベル
キングシリーズ
発売日
価格
¥1,143(税抜)  
ISBN
9784862254276

あらすじ

表題作「しのぶれど」は陸軍士官学校の夏期休暇に高橋と桐島が伊豆旅行に行く話。(高橋×桐島は、10年前に発表された悲恋の作品の主人公―コミックス「白の無言」収録―)
ほか、同人誌でこまめに発表されてきた、陸士内のコミカルなエピソードが満載。

表題作しのぶれど

陸軍士官学校生で明朗快活なお坊ちゃん 高橋雄一郎
同期生で冷静沈着な苦労人 桐島信夫

同時収録作品蒼穹の十字架

その他の収録作品

  • 同期に動悸してドッキン同衾
  • 市ヶ谷チェリー
  • 陸幼の花子さん
  • 高橋と桐島 陸幼3年生になる
  • 陸幼美少年番付
  • 陸士にて
  • 栴檀は双葉より芳し
  • 日曜下宿のひととき
  • KDの戯れ
  • 渡せなかった手紙
  • 軍人の心得
  • 花街の母
  • 陸軍の国策
  • 男子の品格
  • エッセイコミック

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数6

同じ主人公が出てくる「白の無言」とは全く異なる世界観

こちらの作品が新しい電子版でアップされて喜ばしいです。
こちらの作品は答姐でお勧めしていただいたのですが、1ページではなく一コマ一コマずつ読み進める電子書籍しかなくて、ページ全体で捉える事が出来ないので、とにかく読みづらくて読みづらくて途中で断念した作品だったからです。(作品が悪いのではなく電子化した方法の問題です)
今回、アップされた電子化書籍は見開き2ページのごくごく普通の読み進めができるタイプですので、本当に有難い限り。

さてこちらの作品は、「白の無言」という陸軍士官学校を舞台にした主人公たち高橋と桐島が登場します。
「白の無言」は端正な正統派ストーリーでおまけに悲恋ものなので、ギャグとかクスッと笑うような一コマは一切登場しません。あちらの世界にあるのは張り詰めような緊張感でした。
ところがこちらの作品は2ページから6ページ前後の小話をまとめており、そのいずれもがコメディタッチのクスっと笑えるような話ばかり。

同じ陸軍士官学校を舞台とし、おまけに登場人物も「白の無言」と同じ高橋と桐島にも関わらず世界観がまるで違います。
新橋一の芸者である桐島のお母さんの美しくもたくましい様子に笑ったり、桐島の美少年ぶりに惑わされる将校たちに笑ったりは出来るのですが、どうも高橋と桐島の平和そのものの面白おかしいやり取りは「白の無言」の結末を知っているだけに、穏やかで幸せだったあの頃…といった感じに思えてしまって、何だか途中でじわっと泣けてしまいました。(本作品にはどこにも悲しいシーンはありません。)

最後のあとがきで軍服萌えについてのお話が出てくるんですが、乳首と金ボタンの関係性について爆笑しました。そういう目で冒頭から読み返すとまた違った趣が(笑)

「白の無言」を読んでいなくてもこちらの作品は面白く読めると思いますが、もし興味があれば「白の無言」から読むのがベストです。こちらは同人誌的な立ち位置ですので。
私の読んだ電子書籍版には「蒼究の十字架」は入っておらず、一冊まるまる髙橋と桐島の話です。

4

華麗なる昭和青年将校物語

「しのぶれど」他数編

代表作「白の無言」の登場人物が180度まったくちがう、ホノボノコメディーで帰ってきた!昭和初期の古きよき時代の、陸軍幼年学校~陸軍士官学校の雰囲気がよくわかります。ところどころに現在ではまったく使われていない、独特な軍用語があったりして、大変おもしろいです。
「白の無言」の結末をしっている人は、途中で泣けてくる人が多いかと思いますが・・あれやこれやで楽しかった頃の二人のやりとりを描くのは、作者からのお口なおしだと思いましょう。
桐島からの誘いで、湯河原へ旅行する二人・・芸者の小夏や魅力的な脇役も入り、同時の温泉芸者衆の心意気や実体もわかります。そして桐島と高橋の濡れ場・・楽しい一夏の休暇を描きます。
ぜひとも、このキャラクターのアニメーション化運動しましょう!
動く、桐島と高橋を見たいですよね~~・・

「蒼穹の十字架」
太平洋戦争中の特攻隊員のお話です。濡れ場がないのが欲求不満ですが・・・作者は実際に取材を重ねるうちに、男色を描く事にためらったそうで・・だから濡れ場はない作品です。
しかし・・日本の古典的な「衆道」の世界をひかえめに、きっちりと描いています。そういう意味では、正統派BLロマンスだと思います。


2

俺は貴様を守り、国を守る‼︎ 軍人ブラボー‼高橋の煩悩炸裂軍服萌えに。

「白の無言」の番外編なのかな。
戦時中のままならない恋に翻弄される 悲運の士官候補生の日常を、パラレルワールドの様に、明るくライトに綴っている。これを読むとホッとする。「白の無言」がダーク過ぎて、ツラいので、彼等にも愛おしく思える日々があったのだと知って、ホッとするのだ。
陸軍士官学校で同期の2人、高橋と桐島は噂になる程の美少年で、先輩達に懸想されるが、
シリアスな「白の無言」と違って、それは淫靡なものでは無い。

マセた生徒たちの戯れで「桜桃の茎を舌先で結ぶ事が出来ると接吻が上手い」というのを真に受けて、接吻の練習をしてみたり。
桐島は家が貧しかったので、女に生まれていたら「女郎になっていただろうな。」と事もなげに言うのを、鼻血を出して『絶対買う!』と興奮する同級生とか。
テンポ良く展開して行きます。
クスッと笑える短いエピソードが連なっていくスタイル。
少し形相が変わっていくのは、風邪を引いた桐島を見舞った高橋に、お礼と称して湯河原の温泉地へと招待するあたりから。ショートストーリーは少し長めにそのエピソードを語ります。
2人きりの旅行、というので興奮してエッチな夢を見る高橋。
幼馴染の芸者の卵、小奈津に親切にする高橋を見て、初めて独占欲と嫉妬を覚える桐島。
実は想いあっているのに、互いの気持ちに気付いていない2人に、側で見守る小奈津は女性らしい早熟さでヤキモキします。やがて、苦労人の彼女は10代で淡い失恋を経験して、年配の金持ちの男に身請けされる事になる。彼女の側に立つと、とても切ない恋の物語にもなっていて。この時、高橋は桐島への愛情を確信はしているものの、やはりそれはまだ「しのぶれど。」なのです。このモダモダと甘酸っぱい感じも実に良い!
私はコレを先に読んでしまっていたので、この後の2人の非業の運命を知る「白の無言」には戦慄したものです。願っても仕方の無い事ですが、この頃の2人が無邪気に想い合っていることこそ。永遠なれ、と願わずにいられません。

巻末には大竹先生の軍服に対する情熱が綴られ、読み応えあり。
そうか、胸の金ボタンは乳首の上なのか。服は着てても丸裸。
「な、なんて、イヤラシイんだ 軍服‼︎ シースルーだぜ、軍服‼︎」には吹き出してしまいました。んー、もぅ平常心で軍服を見れなくなることでしょう。

0

絵がかもし出すエロ

陸軍士官学校の高橋×桐島ものなので、悲恋だとばかり思って読み始めました。
(もともとの作品「白の無言」は悲恋なんですよ)

ところがこれは、ショートストーリーの寄せ集めプラス表題作で、ショートの方はほとんどコメディタッチ。
昭和初期の陸軍幼年学校・士官学校が主な舞台ですが、戦時下の悲壮感はありません。(太平洋戦争はまだ始まっていないしね)
どちらかというと古き良き学園もの(軍隊風味)と言った方がいいでしょう。
細かなエピソードのたび、桐島のかもし出すストイックなフェロモンに、みんなでいちいちやられちゃっている感じ。(やられまくっているのは高橋ですが)
桐島って狙ってるんじゃないの?って思いたくなるくらい、いちいちエロいんです。
短髪・丸メガネ・寡黙でここまでかもし出せるのは、大竹さんの絵ならではなんでしょうね。
シャツに三味線姿の色っぽいことったら!!!

「しのぶれど」は二人が湯河原の温泉で夏期休暇を過ごすお話です。
“しのぶれど色に出にけり我が恋はものや思ふと人の問ふまで”
自分の感情を表現するのが苦手な桐島と、開けっ広げすぎて八方美人にも見える高橋が、桐島の母(新橋の芸者)の誘われて温泉へ行くことになったところから、帰ってくるまでのお話です。
桐島の兄の話、過去の話、夢オチ、半玉・小奈津の話などを絡めて、「しのんではいるけれど両思い」ということが伝わってくるお話になっています。
コメディタッチありシリアスありです。

同時収録「蒼穹の十字架」は、太平洋戦争末期の特攻隊員のお話。
せつないけれどそれも現実。

2

性春ですっ!

「白の無言」の登場人物、高橋と桐島の学校時代と旅行のお話。
「白の~」がとても悲しい終わり方でしたので、これでお口直しをして萌えてくださいね、っていう作者さんのあたたかい親心のお話かと思います。
幸せになってほしかったからなぁ~

エロシーンは高橋の妄想でほとんど進んでいきます。
いまどきの高校生の学生ライフと違って、桐島がとっても礼儀正しい固い性格なので、ちょっと軟派な高橋といいコンビになっていて、すれてなくて、純粋で、
「そうそう、これこれ、この男の友情が萌えなのよ!」
と萌えの王道を表現してくれていて大満足です☆

同時掲載の「蒼究の十字架」は特攻隊のお話。
ラブは薄いですが、死と向き合って生きている青年たちの姿がリアルに描かれていて胸打たれます。

この「しのぶれど」一冊だけでも堪能できますができうれば「白の無言」と一緒に読むと背景もわかり、楽しみが倍増します。

1

パロディによって崩れる世界観

『白の無言』の登場人物・高橋と桐島のパレレルストーリー、作者自身による二次パロディ集のような一冊です。
作者自身がもう一度描きたいと思うほど、キャラに思い入れがあるのはわかりますし、これだけを読めば軍服学生さんのラブコメとして楽しめなくはないのですが…
純粋だった高橋はアホエロっぽくなり、頑なさが抜けた桐島は美しくなく、『白の無言』の硬派な世界観が壊されてしまったようでガッカリしました。完成された話はそのままそっとしておいた方が良かったと思います。

0

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