表題作旅情にゆだねて

ゲーム会社ナイトシステム広報 澤村
業界トップのゲームディレクター 水嶋

あらすじ

「くちびるに銀の弾丸」番外編
2人が「夜情にゆだねて」の温泉旅館【志乃や】を訪れるお話です。

作品情報

作品名
旅情にゆだねて
著者
秀香穂里 
媒体
小説
サークル
Cult7〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
シリーズ
くちびるに銀の弾丸
発売日
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

温泉、浴衣、露天風呂

「くちびるに銀の弾丸」「くるぶしに秘密の鎖」の同人誌。
プラス「夜情にゆだねて」も絡めつつのクロスオーバー作品。

設定は7月。
澤村と水嶋が久々に時間の空いた週末に急遽旅行を決めた。海外はさすがに無理で、今回は水嶋が以前から行きたがっていた金沢へ。
選んだ旅館は老舗の「志乃や」。
部屋に通され、旅館の主人だという白足袋の似合う篠原の落ち着いた接客を受ける2人。
「温泉旅館」に2人で来るのは初めてで、澤村は現実を離れて昼間から水嶋と戯れたい気分。
…というように、恋人との旅行、普段とは違う空間、温泉、露天風呂、浴衣、などなど水嶋の色気が溢れる設定であり、そんな水嶋に当てられ欲望を募らせる澤村と水嶋との熱い熱い激エロな一夜が描かれております。
水嶋は仕事の時はとてもストイックで硬質な人間なんだけど、澤村と2人でいる時は一途で健気で初心で。そんな水嶋に心底のめり込んでる澤村も随分誠実な男になりました。
さて、この「志乃や」は、秀先生の他作品「夜情にゆだねて」の舞台です。
主人の篠原と板前の鬼嶋が恋仲。
本作中では、露天風呂でサカった澤村が適当に空いていた布団部屋で水嶋にフ◯ラさせていた隣の廊下で、秘密めいた会話をしているシーンがあります。

好きな男に浴衣を着せて乱れさせる、それがこれほど情欲をかきたてるのか…
満足しきって笑いが止まらない澤村。
浴衣とか、和服とか、結局はエロファンタジーなんでしょうね。意外と単純に喜んでる澤村が可愛く思えました。

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