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6巻。
冒頭は「お盆」のエピソード。
ナスとキュウリの牛/馬に魂を乗せて…というハルの説明に、雪は思うところがある。
大好きだった飼い主さん…
たましいを探しに野良と世界に出たこと…
野良と生き別れたこと…
そして「野良」のエピソードへ。
今、野良は「隣」の飼い猫。でもスピリットは野良のまんま。ずっと雪の事を考えてる。
さて、偶然嗅いだ雪の匂いと、佐久間とハルの事を考え続ける野良だけど、隣がまた佐久間の家に。雪につながる!と直観して野良は色々考えて行動してるんだけど、悲しいかな人間には通じてない!
行き違い、すれ違い、あ〜もうっ!
…となるけど、山中で河童のスイに会って事態が動いていく。
そして…
雪と野良ががっこうで再会できたんですよぉ……!
恥ずかしながら、感動です。涙じわじわ。
野良ががっこうの仲間に入りました、というところで6巻の終わり。
毎巻切なく悲しい過去の上に成り立つがっこうの面々のエピソードが続いていましたが、雪と野良が生きて会えて本当によかった!
野良とユキがようやく再会!!
もう、それまでがすれ違いの連続で、どうなることやらハラハラさせられましたが、やっと結ばれて大号泣でした。
一夜明けての野良とユキの大人なムード、普段色気を振り撒いてるノンちゃんも流石に大人の色気にタジタジでしたね。
本編とは関係ないのですが、双子のリスがおへそのゴマをとりすぎて「げてげてになった」と言うのが可愛かったです。これって、どこかの方言なのかなぁ?使いたい。
可愛いケモミミ&シッポの生徒達と新米教師の多田でくりひろげられる『がっこうのせんせい』、今回は、雪と野良のお話になります。
多田に移っていた匂いで、雪が近くにいると知った野良。山田さんと一緒にクマの家に来た時に、雪を探しに家を飛び出します。途中、多田達と会うことができ、一緒に学校へ向かいます。
雪が生きていると知った、野良の嬉しそうな顔にキュンとなります。再会した時の、雪の「嬉しいのに笑えない」の一言に、切なくて涙が出ます。本当に、ここまでが長かったです。
クマは失恋したけど(笑)山田さんも前向きになっていたし、6巻も感動いっぱいでした。
世の中、動物が簡単に捨てられたりとか虐待されたりとか色々あるけど、BL漫画でこんなにも考えさせられるとは思ってなかった。
動物と会話出来たらどんなに素晴らしいだろうね。6巻まで読んで泣かされたし、切ないし、やるせないわ。人間て残酷。
姫から野良だけの王子に戻った雪の話に感動。2巻の「王子様は彼だけもの」通りでしたね。近いようで遠いもんですね。末長くお幸せに。
ところで、先生にお相手はいないの?これから現れる?
本当にこのシリーズは、もふもふの可愛さだけに留まらず、感動で涙することが
多いお話で、今回も再会の感動と愛を堪能させて頂きました!
お山の学校は不思議なところですよね。
クマさんの敷地であるお山に入ると擬人化出来てしまうのを実感した6冊目。
気になっていた雪ちゃんと野良がやっと再会出来るのがこの回なんです。
二人はもちろんだけれど、学校の仲間がいつの間にかかけがえのない
家族になっていると実感できる内容でもありました。
そしてクマさんは・・・失恋決定!でも野良との三角関係なんてもんじゃ無く
多田先生に雪ちゃんの性別を明かされた事での失恋。
きっと綺麗な雪ちゃんに憧れていたんですよね。
とっても素敵なネコさんですもの気持ちがわかりますわ。
そして人間だけれどいい味出している雪ちゃんが隣と呼ぶ山田さんももちろん
出てくるのですが、ペットや飼い主では無く、家族って呼ぶ山田さんが最高。
ピアノの先生が亡くなってかなり可哀想だったけれど、この作品で山田さんも
前に一歩踏み出す事が出来て良かったと感じるのです。
そしてネコらしい雪ちゃんのツンデレ具合が大層萌えるお話で、大満足。