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表題作熱量~カロリー~

柏木潤 大学生
土屋俊幸 大学生

同時収録作品目は口ほどに嘘を言う

高校生 谷崎ちずる
高校生 照

あらすじ

俊幸は、15年片想いをしていた友達の泰平への恋を諦めると言い出した。それを聞いた潤は、泰平を見つめる俊幸の熱い眼差しを思い出し、思わず「俺とつき合ってみる?」と言ってしまう。
つき合い始めた2人だが、変わらず泰平を熱く見つめる俊幸に潤は苛立ちを感じる。
好きだから疑う。好きだから信じたい。
ひたむきな愛で心をぶつけ合う、恋人たちの高い高い熱量の行方は…!?
表題作シリーズほか、読みきり『目は口ほどに嘘を言う』も収録!

作品情報

作品名
熱量~カロリー~
著者
桜城やや 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784048543330
3.4

(18)

(1)

萌々

(6)

(11)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
9
得点
62
評価数
18
平均
3.4 / 5
神率
5.6%

レビュー投稿数9

かわいい

さら〜っと読めて、読み終わった後「あ〜面白かった♪♪」っとなれるあったかくてかわいい作品。
俊幸にとっては初めての相手だから、
一つひとつが初めてづくしだから、
やる事なす事考える事がすべてかわいいんですよね。
それに潤がやられていっちゃうのもよく解る。
だって可愛いんですもん。
正直、これが女の子との話だったら
いちいち目をうるうるさせんなっ!っと女の意地悪さが出ちゃうんですが、
ここがBLのマジックなのかな、ただただ可愛いです。
潤もカッコいい。
包容力あって理解力あって、でもやっぱり弱い所もあっての
よくあるカッコよくて、でも時には胸キュンさせてくれる彼氏さんです。

本棚整理しようかなーと思っていつも手に取りながら、
やっぱり手元に置いておこう…となる1冊です(^_^)

1

穏やかに流れる時間の中で

本作『熱量~カロリー~』で描かれるのは大学生カップルのきらきらと輝くような時間だ。

物語は幼馴染みの泰平への恋心を諦めると告げる土屋俊幸の台詞から始まる。
「15年も好きだったから」諦める。
それを聞いた柏木潤は思わず「俺と付き合ってみる?」と言ってしまう。俊幸の泰平を見つめる熱い眼差しに酔ってしまったからだ。

幼馴染みの泰平に片想いしていた俊幸。泰平に彼女ができる度に涙を流してきた。その彼の傍に寄り添っていたのが大学で知り合った潤だった。かくして片想いに終止符を打った俊幸と潤の恋が始まるのだが、俊幸はいまだ泰平が好きなのでないかと猜疑心に苛まれたり、恋愛初心者の俊幸が潤の想いを汲み取れなかったりと一筋縄ではいかない。
二人はひたむきに心をぶつけ合い、課題を乗り越えていく。

俊幸、潤、三角関係の原因になった泰平も好感が持てる人物造形で、嫌味な人物が一人もいない。彼らの穏やかな人柄に呼応するように物語も静かに、緩やかに展開する。

遊園地、映画館、大学、誕生日――。今という瞬間を慈しみたくなるような温かで美しい時間が作中に流れている。忘れられない、忘れたくない日々をカップルの目を通して読者も追体験する。読み終わったあとも、読者の心に残り続けるであろう季節だ。

同時収録作「目は口ほどに嘘を言う」
高校生の照の恋人・谷崎ちずるは照の嫌がる顔が好きだという変わり者。照はちずるの興味を失いたくないために嫌がる振りを続けていた……。

言葉が足りないカップルの思い込みとすれ違いのお話。

1

ほんわかできました

15年来友達に片思いをしている
その相手に彼女ができるたび
隠れて涙を流す

その涙を流しているところを見かけて
泣いていた理由をしる
知った上で自分と付き合おうと
伝える付き合いがはじまるものの
長年片思いをしていた相手とは
その後も中がよい友人であるため

それ系の悩みがあり・・・でも
互いに好きな気持ちは本当だと改めてしる
という話です

絵柄が好みじゃないことと
泣く男の子もこのタイプは好きじゃないので
どうかなと思ったものの

柏木の優しさでかなり緩和できました
片思いをされていた泰平も、人物としては
悪気もなく、普通の男性。
そいういったことが余計に読みやすかったのだと
思いました

おまけてきな
熱雲は、さらに良かったです

本編ありきのものですが
こういった関係はよいなと思いました

0

かわいい~

細かく分かれてはいるけれど、大きく2つのストーリー。
1つだけ違うストーリーなので、一冊ほとんどが
表題のお話で、たっぷり楽しめます。

このお話は・・・とにかく穏やか。
もちろん、ストーリー中は
嫉妬してみたりちょっぴりの擦れ違いがあったり
な~んてことは起きるのですが
攻め様も受け君も良い性格で
幸せな二人の穏やかな時間を楽しめます。

ネタバレになりますが、途中に
好きな人が他の人のことで泣いているのはイヤだけど
自分が泣かせているのはちょっとうれしい
・・・みたいな心情が描かれています。
それを見てあーーーーあるあるwとか
穏やかぁ~なストーリーの中にも
うんうん、と頷けるところがいっぱいあって
面白かったです。

1

しっかり筋肉受に萌え★

ややさんの描く受は泣いてても、しっかり男の子してるので大好きです。
細いつり目の受に、たれ目の優しい攻。おいしいなぁ~
人目を気にして外ではキスもできなくて、赤くなってる2人が
初々しくてかわいい♪

でも、エチはすんなりしちゃうし、入っちゃうし...
そして、受のお腹はきっちり割れてるし~!萌える!!
これはやっぱり、ややさんが某格ゲーにハマってたせいかな?
当時買ってたその同人誌のキャラを思い出すなぁ~

潤君、10本もジェルのまとめ買いって激しいですねぇ~
私も何プレイ分かわかんないんですが、とにかくすごいってことですよね??
そこらへん詳しい人、教えて下さ~い!!

そんな潤の「おいで」の一言にキュン!
その後の「俊幸もらってく」にキュンキュ~ン!!
「お前の初めてを独り占めしてる」からキザなセリフのオンパレードです★
これでもか、これでもかとキザなセリフ連発され、これがBLじゃなくて
少女マンガだったら絶対放り出してるな、私...

でも、さらにその上をいくクサイ(あっ、すみません)セリフが
同時収録の「目は口ほどに嘘を言う」のラストのセリフ。
ちょ~っと見てて恥ずかしくなりました(><)
まぁ、ややさんはこの本はそんな本にしたかったんだろなぁ~

「熱雲」
「知ってるよ」って愛しげに言う潤たまらんよぅ。
愛されてるなぁ~トシ。
そして、2人の関係に気付いた泰平の反応が面白い。
あせる潤はこれまたかわいいですね~♪

0

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