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表題作満員御礼 上

?久保田梶之助、大会社のドラ息子、タニマチ
?鈴木誉、入門7年目の呼び出しさん

その他の収録作品

  • あとがき

あらすじ

東京は下町、両国あたり。土俵舞台に青春をかける青年たちが住んでいる。いなせで粋な名人目指す、呼び出し序ニ段の鈴木誉もそのひとり。そんな誉に恋したのは、でっかい会社のドラ息子、久保田梶之助。日々の苦楽もなんのその、角界ロマンスついに誕生!

作品情報

作品名
満員御礼 上
作画
真生るいす 
原作
真生るいす 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス HertZ Series
発売日
ISBN
9784813051992
3.5

(23)

(6)

萌々

(2)

(14)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
17
得点
81
評価数
23
平均
3.5 / 5
神率
26.1%

レビュー投稿数17

相撲界を題材にしたお仕事ものとしても楽しめました

角界が舞台ですが、主人公の鈴木誉は力士ではなく裏方、それも、誰もが真っ先に思い浮かべるであろう行司ではなく、呼出です。谷町のドラ息子の久保田梶之助(この名前は、力士の両国梶之助に由来するのかな?)とは、恋人未満。
二人が喧嘩をはじめたため、そろって力士に抱えられて相撲部屋の外に放り出される。そこから仲直りする展開に萌えました。
中村明日美子さんも、非BL作品で「呼出一」を描かれてましたが、コミックスは1巻だけが出て、主人公が本格的に仕事をする前の段階で打ち切り状態。
本書も上巻が発売されたきり、続編は刊行未定。大相撲が人気の今こそ、続きを読みたい作品です。

2

面白いのに下巻がない?

角界がテーマですが、詳しくなくても楽しめる作品です。
上巻は恋愛面では起承転結の「起」くらいでもだもだしているだけですが、お仕事ものとしての雰囲気が面白いです。
呼び出しである誉やお相撲さんたちの職人としてのストイックさといいますか。

これに恋愛が絡んだら絶対面白いと思うのに十年くらい経っても下巻が出ない、それだけが欠点です。

1

下巻はいずこ…

ふと思い出しレビュー。
こちらなかなかの佳作だと思うのですけど、続きはどうなっているのでしょう? 雑誌での掲載は追っていませんでしたので、この上巻に収録されている分以降、少しでも続きがあったのかどうかが分かりません。とってもいい所で終わってるのに!!
(明日美子先生の「呼出一」と言い、なぜ尻切れトンボで中断してしまうのか…? 角界だめですか?)

若手呼び出しの美青年と、タニマチの恋なんてキュンとするじゃないですか。脇の力士や呼び出しの先輩・同僚たちも味のあるキャラクターばかりです。面白くなりそうなのに…!!

上巻の発行から8年もたつと、いろいろ難しいのかもしれませんがなんとか続きをお願いしたい!という気持ちを込めて、今更レビューしてみました。よろしくお願いしますよ。

3

定期的に読み直すお話

2009年発表の「上巻」。下巻は未だ出ておりません。待っているのですけどね…
本作の舞台は「相撲」!
独自性がすごい。
とはいえ、主人公は力士さんではなくて「呼び出しさん」です。
だから力士体型のおデブではなく、すっきりした塩系男性。
そこに、タニマチ(相撲の世界で言うところのスポンサー)の3代目社長のボンボン(イケメン)が絡んで…というお話です。
ボンボンの梶之助は、昼間っから桟敷席でブラブラと。
まだ入門7年目の呼び出し・誉(ほまれ)は、修行の身。
梶之助は何かというと誉をからかったり。どうやら誉に好意を持っているよう…
…と、まだ何も始まってないのですね。BLの芽が出てるだけ!
これから面白そう〜と下巻を待っているのですけど!
お相撲そのものに絡むといえば、サイドストーリーっぽくリトアニアから来た新弟子さんが、ちょっとインテリ・隠れイケメンの関取さんに懐き…というちょっと匂う設定もあったりして。
また、角界の知られざる裏方事情も知れて、大変面白い作品なのです。

2

肉の下には夢とラブが詰まってます。

うえおさん、弥七さんのレビューを見て、我慢できずに買ってしまいました!
ありがとうございます!めっちゃおもしろかったです!
そしてお二人のレビューを読んでもまだ力士同士の恋だと勘違いしていた私…バカすぎる。

呼出しと道楽息子の恋。イイですね!
主人公・誉は自分の仕事に誇りを持ちつつも、自分が目指す最高位・立呼出しにはワケあって絶対になれない。
大好きな仕事なのに、自分の目指す未来が見えなくて辛い。理解しているけれど、心の奥底ではそれを認めたくないんでしょう。
一見クールに装うけれど、心の中ではグルグルもがいています。
そしてどこかの社長のドラ息子・梶之助。
社長である父親に振り回され反発し、親の金で好き放題。
それでも自分のやりたいことも見つからずグルグル…
そして誉と一緒に相撲の土俵づくりのお手伝い…。
自分の興味のあるものを見つけた梶之助と、コンプレックス持ちまくりの誉。
時には反発し合い、惹かれあい、そんな恋の駆け引きが素敵です。
傍目から見てりゃぁお互い意識し合ってるのはミエミエなのに、
青春丸出しで人前で喧嘩する二人。好きです。
夢に向かって必死な大人ってかっこいいですよね!!

そして、皆様の話題のテツさん。
素敵ですね!確かに寺尾関っぽいです!インテリメガネとか!
脂肪の下に詰まった筋肉が素敵ですね。倒された時のお尻の肉加減が好きでしたvv
テツさんにも外国人力士との恋の予感が…!?
力士同士にしても、呼出しとドラ息子にしても、この作品ではエッチは見たくないなぁ
せめてキス止まりにして下さい!と叫んでおきます。

強くなるために必死な力士、自分の仕事とその未来のために必死にもがく呼出し、
そして夢もない道楽息子の自分探し(?)と、
彼らの織りなすピュアな恋愛に釘付けです!
静かで穏やかな空気感の中に漂うラブの香りが…たまらーん!!
夢とラブのたっぷり詰まった作品です。
トキメキます!
真生るいすさんの爽やかで柔らかい絵柄もイイですね。
相撲の豆知識もめっちゃ面白いです。
乳首ピンク発言も面白かった(笑)
いままで力士の乳首を気にして相撲を見たことがあっただろうか…??
私の小さい頃の女力士の夢が再燃するかも…??笑
下巻も楽しみに待ちます。

4

ミドリ

弥七さん、ありがとうございます。
本当に弥七さんとうえおさんのおかげで素晴らしい萌えに出合えました。

これを読んだ人は絶対相撲中継を違う視点で見てしまうと思います。
それにしても乳輪の大きさは見ておられたんですか(笑)!?
弥七さん、強者ですね!!
アザラシも萌えましたね!!確かに!って思いました。

あぁ早く下巻が読みたいです。ほんと、イイところで終わりすぎました。
気になって気になってしゃぁない!!

弥七

 ミドリさんもはまってくれて嬉しいです! 絵柄が爽やかでいいんですよね~。アザラシも可愛かったし。
 乳首は……乳輪の大きい人とかは目に付きますが、色までは見てなかったです!! 背中の毛は気になって見てしまいますが。久々に、じっくり相撲中継を見たくなりましたよ。(見るところが確実に今までと違ってそうです)
 下巻楽しみですね。私も、エロはなくていいかも。

ミドリ

うえおさん、ありがとうございます。
おかげで素敵な作品に出会えました!
乳首に関しては、今後相撲を見る際に気になってしまいそうで…
本当に乳首がピンクの力士がいるのでしょうか(笑)

上巻は盛り上がってイイ所で終わってしまいましたよねー
というか、盛り上がりに向けて恋が燃え上がって、とても私好みの展開でした。
下巻はきっとラブ度が上がってるんでしょうねー
ホント、エッチはないにしろ、ハグしてチュウチュウしてほしい(笑)
テツさんに限ってはチュウはなくてもいい!
魂と魂のぶつかり合いを希望します(笑)!

ちなみに真生るいすさんは『坊ちゃまと主治医』を読んだことがあるのですが、また違った雰囲気ですよ。
くるくる巻き毛の坊ちゃまが可愛いです。
…と布教してみる(笑)

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