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こういうのを求めてました!とにかく可愛い!
安定安心の みなみ節です。疲れた時に染みわたる…
「特別奨学生枠の生徒は寄付金多額の生徒の召使いになる」
という、お金持ち学園のトンデモ設定が人権やらなんやらで受け入れられない方は回れ右です。
<良かった点>
・受けの両耳が髪で隠れてるのは珍しい。可愛い。
・受けの手作り弁当を「ホッとする味」と表現していたり、しかも当て馬も美味しいって言ってたり、やっぱりみなみさんはバランスのとれた食事の大切さをよーくご存じで、それを上手くいろんな作品に生かしてらっしゃるなぁと。
・「召使状態の受けよりも、家族のために頑張ってる受けの方に興味がある」
ココなんですよ!ちゃんと受けの人間性を見てくれてる…
・一番グッと来たのは、攻めがちゃんと受けのことを考えてくれて、借金のことが周りにバレないようにしてくれてたこと。
ちゃんと(セクハラ以外はw)良い友達として自然に振る舞うんですよ。ホント見直しました。
・セクハラは最初からグイグイいくけど、ちゃんと大事な本番行為は最後まで取っておくのもイイ。
ただ平日は毎日一睡もせずにずっと夜間バイトはいくらなんでもありえなさすぎるwww
寮滞在に切り替わったから良かったもののw
それにしても、相変わらずシャツは第二ボタンまで開けるというスタンダード(?)を崩していませんね。
90年代のゴ○ペラーズ並みです(分かる人だけ分かってくれ)
腐男子目線の西岐くんがオモロイw
当て馬の錦小路くんもめちゃくちゃ良い奴!
悪い人一人もいません。
この二人が仲良しなのも可愛い!
実は本作、梶さん目当てでBLCDを聞いたのがきっかけでした。
こんな良作に出会わせてくださったベテラン声優さんにも感謝です。
ロココ調のジュストコール風の制服だったり。庶民枠の奨学生がVIP生徒のお世話係だったり、と。全寮制で無いのが残念だけど、麗しき学園ラブコメディ。
庶民枠の新入生のカオルは学園No.1セレブの御園生のリザーブ(‼︎)となり、身の回りのお世話をする事になるが、ウブで可愛い反応を面白がられて、若干のセクハラを受ける毎日。
みなみ遥先生らしく、少女漫画との線引きも難しい、いつもどおりの可愛い可愛い展開です。御園生が美形なだけでなく、結構良い子で、カオルを気遣い、その健気っぷりにどんどんほだされて行ってしまう。当て馬になり損なう錦小路も所詮は坊ちゃんなので、愛し合う二人の間に割り込むのは申し訳ない、と引いちゃいますし。平和〜。学園ものの筈なのですが、教師も出て来ませんし、勉強してるシーンも無いです。ほぼ、御園生とカオルのラブラブ。
御園生は無理やり抱いたりは決してしないので、セクハラする割にはエチは少なめです。なのにクラスメイトには「いれたり出したりしてるのかなっ!」(直接的だなっ!)などと噂されてるのが、可笑しくて。そんな噂を立てられてるのに、先生とかに注意もされない。
カオルの告白も「御園生のことを思うと、胸がドキドキして熱くなるよ。」なんて、どこまでもピュアっピュアな可愛いさ。学園ものと言いながら、ほぼ二人だけの、物語でした。
嫌いではない………
嫌いではないのですが………
王子様×庶民でブッ飛んだ設定の学園モノという、少女漫画では王道中の王道のような内容だったので少女漫画を読んでる気分になりました。
あらぬ方向への期待をし過ぎたようです…(笑)
いや、でも…!
“BL”で“お世話係”と聞いたらそれなりに不純な期待をしますよね?
むしろこれ、御園生の方が甲斐甲斐しくカオル君のお世話しちゃってますよね?
御園生いいヤツだなぁ。
読んでて思わず恥ずかしくなるくらいに超ピュアな学園ラブストーリーでした。
物語の設定はまたとんでもない設定なんですが、明るくてコミカルな雰囲気や、キャラ達は魅力的だったと思います。
1冊丸ごと同じカップルのお話で、ゆっくりと進展する主人公2人のお話が読めたのがよかった。
最初は俺様キャラだと思われた攻め様が意外に優しくて、受け様の気持ちを優先してくれたり、受け様を守ってくれたりと男前だなぁと思いました。
受け様も最初は全く馴染のない環境に来て攻め様に振り回されてますが、自分の目的をはっきりと告げたり、嫌なことは嫌だと伝えられる、なかなかのしっかり者かなと思いました。それに健気さと初心さがプラスされているので、そりゃぁ可愛いですよ(笑)。
周囲のキャラもちょっかいを出す人は現れますが、根はいい人達なので、楽しく明るい学園モノが楽しめます。^^
自分の中でみなみ遥さんというのは妙な位置にある作家さんで、ズバリ好みかと問われれば好みじゃないんだけど、何というかたまに「みなみ遥さん気分」な時があるんですよ。
ぶっちゃけ何も考えずに読める!最初からストーリー性を求めてないので内容が無くてもがっかりする事もないという、褒めてるんだかけなしてるんだか分かりませんが、この何も考えずに読めるという所がみなみさんの良さな気がします。
同じ位置にある作家さんだと例えば南原兼さんとかもそうかな。
好みではない筈なんだけど、たまに読みたくなるという……。
セレブばかりが通うお坊っちゃま学園に、特待生として入学してくる貧乏庶民な薫琉[受]と学園一の大企業の息子、御園生[攻]。
学園の掟?で御園生の世話係をする事になった薫琉。
いつものみなみさん作品なら初っぱなからエロご奉仕な流れに行きそうなんですがこれが予想外に割に普通に世話係してます。
途中で御園生をライバル視する敵役も出てくるんですが、こいつが実は結構いいヤツで憎めません。
いつものみなみさんよりはエロは少なめ。
甘さも少なめかな?しっかりハピエンだけど。
出てくる主要キャラが基本みんないい人で、軽くイジメられはするけど酷いイジメシーンもなく安心して読めました。
その辺りが「みなみ遥さん気分」な時に読むと丁度いいのです。
やっぱり自分内で不思議な位置にある作家さんだなあ。