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表題作官能小説家を翻弄中

ファンが高じてハウスキーパー兼秘書に・別所俊一郎
本好きが高じて物書きのライター兼小説家に・中原伊吹

その他の収録作品

  • 官能小説家と対峙中

あらすじ

「ここで雇ってください」突然自宅におしかけてきた熱いファン・俊一郎に根負けして、ライター兼小説家の伊吹は、俊一郎を秘書として雇うことに。そんなある日、仕事先の出版社から官能小説の執筆依頼が舞い込んだ! 初ジャンルの原稿に詰まった伊吹は俊一郎に、大御所官能小説家・天堂近衛にHを書く秘訣を聞いてこいと遣いにやる。しかし戻ってきた俊一郎は「実践あるのみです。さあ私とセックスしましょう」と伊吹を押し倒して…!?
出版社より

作品情報

作品名
官能小説家を翻弄中
著者
森本あき 
イラスト
かんべあきら 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
官能小説家を調教中
発売日
ISBN
9784877249953
2.3

(3)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
2
得点
6
評価数
3
平均
2.3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

貴方だから初めてでも

今回はファンが高じてハウスキーパー兼秘書になった元会社員と
本好きが高じて物書きになったライター兼小説家のお話です。

受様視点で攻様への思いを自覚して恋人になるまでと
攻様視点で変化の原因となった助言の真相を収録。

受様はかなりの活字中毒。
父親の長期海外転勤にも日本を離れたくないばかりに
一人で日本に残ります。

結果両親をあてにする事なく自立を目指した受様は
高校三年で投稿原稿を書き始めて以来
どんな雑誌、出版社、媒体の依頼でも
スケジュールの余裕があれば来る限り引き受けて
小説やエッセイや書評等を「書く」事で稼いできました。

そんな生活が続いて十年以上・・・
一人では手が回らない幽霊屋敷暮らしでしたが
有る人物が住込むようになってからは状況が一変、
快適な生活を送れる様になります。

その人物こそ今回の攻様になりますね♪

攻様は元は化粧品会社の研究員でしたが、
受様の熱烈なファンでなかば押し掛ける様に
住込みの秘書となります。
そして一年経った今では秘書兼ハウスキーパーとして
受様に不可欠な人物となっています。

受様の作品をこよなく愛する攻様は
実際に会った日には受様本人にも惚れ込みますが
活字以外に興味のない受様は
攻様の気持ちには全く気が付きません。

そんな二人の関係に変化をもたらす事になるのは
「官能小説」の執筆依頼!!

官能小説は書いた事も読んだ事もなかった受様。
そこでライターとしての過去の人脈を生かし
その道の大家である旧知の作家に助言を貰う事にしますが
そのアドバイスとはなんと「やってみろ」の一言で?!

官能小説家シリーズ第七弾は、
四組目の新カップル・秘書×小説家の登場です。

官能小説家シリーズは
受様は皆様ちょっと天然系可愛子ちゃんで
攻様は俺様系のモテ男が多いので
Hシーンは初々しいのにエロくて
私のツボを刺激してやまないシリーズ♪

今回受様は
大御所作家の悪戯心と攻様の嫉妬が複雑に絡んだ結果、
攻様の策略に載ってしまって抱かれてしまうので
お初後は双方がギクシャクしてすれ違いそうになりますが、
受様も無自覚で攻様が大好きなので
最終的には甘々カップルに仕上がっております。

続編は大御所作家の「やってみろ」発現の真実。
担当さんとのラブラブな様子もチラ見出来ますよ。

10月にはシリーズ1作目がCD化との事。
益々先が楽しみなシリーズです。

今回は本作の続編で意味深だった大御所作家と編集者のお話で
森本あきさんの『官能小説家に服従中』をご紹介しますね。
『官能小説家へ告白中』まで一気にどうぞ♪

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これはよいアホの子

バカバカしくてよかった。
アホの子受けを満喫しました。
攻め、がんばれ。

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