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今回は交換留学で英国から戻ってきた高三の義弟と
交番勤務の警察官で弟に激甘の義兄のお話です。
一途な攻様が受様を口説き落として恋人になるまで。
物語は受様が攻様に迫られている所からスタート♪
受様と攻様は
両親の再婚によって兄弟になりますが、
出会った時からお互いにお互いが大好きな
とても仲の良い兄弟でした。
攻様は高校一年生の時に
英国の学校との交換留学生の候補に選ばれます。
攻様はどうするかかなり迷いますが、
攻様は受様に相応しい男になるべく行く事を決意。
そして留学する直前、
攻様は受様に好きだと告白します。
俺の事、一人の男として見て欲しい
受様に相応しい男になれるように頑張るからと
餞別代りにとキスまで奪う攻様に
内心かなり動揺した受様は売り言葉の一環で
ある誓約書を書く事になります。
『攻様が受様の身長を超したら何をされても怒らない』
当時受様は160センチに届くかどうかでしたし、
留学先で可愛い彼女を作れば忘れるだろうと軽く考え、
誓約書の存在をすっかりわすれていた受様ですが…
それから2年、
交番勤務のお巡りさんになった受様の前に現れたのは
記憶よりも大きくカッコ良く成長した攻様でした!!
ただでさえ弟に甘かった受様は
誓約書を盾に迫る攻様をどうしても拒みきれずに
ついに押し倒されしまいます。
受様は羽目を外した生活を送っていた事も有り
比較的貞操観念は緩いほうだと自覚はしていましたが、
高校生の弟とので限度超過もいいところ。
なんとか自分を諦めさせようとする受様ですが、
ブラコンな自覚が有るだけになかなかうまくいきません。
しかも攻様に近寄られて兆したところを見つかり、
フェラ&手コキまでされてしまって進退着かずで?!
はたして二人の関係の落ち着く先はどこなのか?!
藤崎先生の3ケ月連続刊行の第一弾は
生意気な義弟と往生際の悪い義兄のカプ♪
真正のゲイな受様は
捨てられるくらいなら兄弟でいたいという本音を
ブチまけられて攻様を受け入れるのですが、
攻様の先輩で今は上司なでかつての恋人や
ある事件の被害者となった女の子が
攻様の同級生だったりと
お互いにしなくても良い嫉妬でヤキモキするのも
ハッピーエンドだと判っているから
楽しめる感じのお話ですね♪
私的には面白くサクサク読めたのですが、
キャラの言動に疑問や無理矢理感を感じ始めると
あまり楽しくない展開かもしれません。
今回は同じく年下攻め&義理の兄弟のモノで
妃川螢さんの『恋する瞬間』をお薦めしま~す。
藤崎さんの本は、リラックスして読める。
義理の兄弟モノ。
弟わんこ攻め。
兄がおまわりさん。
ノンケ同士じゃないし、下地にゲイ設定があるから
小難しい葛藤なしでもサクサク読めちゃいますね。
エロまでの焦らしとかもなく
読者が読みたいほうへコロコロと転がっていく
BLファンタジー本でした。
兄がおまわりさん設定なのですが、おまわりさんの
コスプレしてるとしか思えなかったので
おまわりさん設定をするなら
もう少しおまわりさん萌えを追求してほしいと思う。
いろいろ萌え要素が並んでるけど
細かい部分が全て“なんちゃって”なんだよね。
気晴らしにはなるけど心には残らない。
さっくりあっさり、良く言えば読みやすい、悪く言えば何も残らない一冊でした。
弟を想うあまり、なかなか踏ん切りのつかない兄、湊の葛藤や設定をもう少し重みを出してくれたらなぁと思いました。
軽く読めて軽く萌えられるのでお手軽な作品ではありましたけど。
当りでも外れでもない、本当に無難な一冊。
BL小説暦が長い人は満足いかないんじゃないかと思います。
近親相関モノの年下攻めにひかれて購入しました。
チビだった弟が三年後に身長も力も兄を越していて、久々に会った途端に迫って突然エッチ!
その展開は萌えだったのですが、元から両想いのようなものなだったのもあり、とんとん拍子にハッピーエンド。
警察官という名のアクセサリーで制服はコスプレのような感覚。
そこまで『警察』を深くは書いていません。
読者の思う内容に転がるのですんなりと読めてしまう内容でした。
物足りなさはありますが、BLを軽く楽しむには良い小説です。
交番勤務の警察官である湊は、2年ぶりに留学から帰国した血の繋がらない弟である孝平に押し倒されていた。
それというのも、孝平が出国する前に告白され、その時に「自分の身長を追い越したら何でもしていい」という約束を孝平と交わしてしまったからだった。
帰国した孝平は湊の身長を軽く追い越し、体格も力もまったく敵わないくらいに成長しており、冗談じゃないと湊は抵抗するものの、「兄貴のくせに約束を破るのか」と孝平に押し倒されて抱かれてしまう。
その後も、孝平は湊の下を訪れ、何とか湊を口説き落とそうとしてくるけれど、湊はそんな弟をまっとうな道に戻そうとしていて……?
というような話でした。
自分の弟を自分と付き合うなんて状態にしたくない湊と、何とかして湊と付き合おうと押せ押せな弟・孝平のお話でした。
この話は本当に、押しの一手で、孝平が押して押して押し捲っていて。
湊は何とかしてそれを避けようと、同僚で元恋人の警部と付き合っているフリまでしたけれど、それも見破られて。
最終的に、湊の逃げ場がなくなって、結果、湊が孝平を受け入れるという話。
押せ押せの攻めが好きなら面白い話だと思いますが、割とベタなように感じました。