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こんな風に始まる恋も、ある。
Kindle unlimitedにて拝読。
面白すぎて、声を出して笑っちゃいました〜!
主役二人の出会いから名倉先生節、炸裂してますꉂ(๑˃▽˂๑)
主人公は35歳の商社エリートリーマン・吉国(受け)。
部下の女性社員に誤って熱いコーヒーをぶちまけられ、更衣室で着替えながら、
火傷していないかと股間を覗いていたところ、視線を感じーー
ふっと窓の外を見ると、吉国の股間を凝視する窓拭き清掃員・白柳(攻め)の姿が。
…こ、こんな笑えるシチュでの出会いって、あるー!?
もう初っ端から笑えて仕方ないお話、最後まで名倉先生らしいコミカルさと
きゅんと萌えるポイントの散りばめられたお話でした✨
白柳、いやシロがね、本当に「シロ」のあだ名のとおり可愛いワンコなのです。
後半、吉国が上司に断りきれずにお見合いに臨むシーンがあるんですが、
ここが本当におっかしくて、吹き出しました。
ノンケの恋人がお見合いに乗り気になってしまうんじゃないかと
気が気ではないシロが窓拭き要員として会場のホテルに乗り込んでいき、
気付いた吉国の前で窓に「LOVE」でデカデカとスプレー!笑
うるうる泣きそうな瞳でご主人様…ではなく恋人・吉国のことを見つめながら
スプレーする描写に、笑った〜!!(*´艸`)
会社では部下に恐れられている堅物なのに、酔っ払うと途端にふにゃふにゃ言葉になって
チョロ受けになっちゃう吉国もまた可愛くて、攻め受け共に違う種類の可愛さが
爆発しているお話でした〜笑
ちょっと元気が出ない時、笑いたい時、コミカルだけどキュンとするお話が読みたい時…
そんな時にサッと差し出しておすすめしたい、名倉先生のハッピービタミンBL。
「窓拭き」のプロの全国大会が本当にある、なんてことも知ることができ、
とっても楽しく読み終えました☺︎・:*+.
初めはとにかく吉国に好感が持てなくて、こんなパワハラ課長のどこに魅力が…?とか思ってたのに読み終わる頃にはすっかり可愛くなっていた…。白柳がとにかくいい子なんですよ。真摯にアタックする年下くん!吉国は酔っ払った時のフニャフニャ感が最高でした。ツンツンしているかと思えば不器用ながらに愛の言葉を言おうとする吉国に最後はとりこ。
「働く男」特集に寄せた作品とのことで「窓拭き職人×仕事の鬼のリーマン」なんだけど、かっこいい男たちがビシィっ!と働いてます〜!!と中身ではないところが名倉さん。
受けの吉国(表紙のちょい神経質そうなリーマン)は、普段は仕事の鬼でピシぃぃっ!とした堅物メガネなのに酒を飲むと、
「すまにゃい」
「みじゅ、くれ」
「いやら〜いやら〜 まだシロと遊ぶのら〜」
というふにゃふにゃ子猫ちゃんに変身しちゃうんです。
受けのことがどストライク!だと言う攻めからすると、いろんな意味で「勘弁してください!」状態になってしまう。
それがもう、とにかく可愛くて可愛くて……。
根が生真面目で堅物ゆえに「男に抱かれてしまった自分」というのを受け入れるまでの足掻きっぷりと、それに振り回される年下ワンコ攻めも可哀想でかわいい。
そもそもの二人の出会い方もインパクト大で、吹き出しました。
全然ロマンチックじゃないのに、まさかの恋に発展してしまうところがすごい!
「窓拭いてる人がいるなぁ」程度にしか思っていなかった窓拭き職人さんという存在だけど、あんな大会があるんですね。
その裏側を知る事もできたのが良かったです。
そして阿部あかねさんの絵も良かったです。
ちょっと昔の絵なんだけど、その頃の絵が好きなので嬉しかった。
評価はおまけして神です。
ひれ伏したくなるような凄みゆえの「圧倒的神」ではないんだけど、攻め受けのキャラが良かったのと、全くのストレスなしで読める作品って結構少ないので、これからも何かと読み返すだろうなぁという事から。
吉国さんの最初の酔っ払いシーンからもう次の酔っ払いが楽しみで楽しみで
勢いよく読みました。
吉国課長が職場にいたら面倒くさいとは思いますけど。
ちゃんと仕事してて厳しいのなら、そういう上司だってことで。
理想の上司ではなくても、理不尽に説教を垂れているわけでもないようなので
悪い上司でもない。
それより何より酔っ払い課長の破壊力たるやもうインパクトが凄くて
白柳じゃなくてもこりゃ持ち帰りたくなるような可愛さで。
私も持ち帰りたい。この二人の隣の席で飲みたい。
で、何だかんだ最初は吉国がゲイではないと抵抗するんですけど根が非常に誠実
で白柳とちゃんと向き合います。
そっからはラブラブですよ。もう二人の世界です。
途中なんだかわからない理由で吉国が白柳と距離をおくんですが、相手に対して
理不尽であったことも傷つけてしまったこともちゃんと謝ってます。
吉国は相手の気持ちがすぐには解らないお馬鹿ちゃんなんですけど、
ちゃんと考えて誠実に対応しようとするところは良かった。
白柳がめちゃくちゃまっすぐに吉国ラブなのが可愛かった。
何だかんだと吉国を最優先に考えて、大事にできるとても良い男です。
良いカップルです。
なにより酔っ払い吉国になるたびに悶えました。
ちゃんとした大人の男の恋愛だと思います。
途中で何やってんだよ?という読者のイライラをちゃんとキャラが対応してくれます。
あとは笑いと二人のラブラブで読んでるこっちが「ま、いいか。」と思えました。
ストレスなく気持ちよく楽しく読める。
そして何より阿部あかねさんのイラストがベストマッチです。
大好きな名倉さんと阿部あかねさんのタッグ、テンションが上がります!
2009年発売のお話だったのですね。確かにイラストの絵が当時の感じだなあと思いました。
始めは吉国あなた何なの?と思いました。シロの想いを知りながら煽っては後悔して傷つけて。友達でいたいって。
でも吉国もシロを好きだったんですね。いや、薄々はわかってたしBLだしそうなるお約束なんですが。思ってたよりはわりと早い段階で恋人になります。
二人とも初めて愛した相手なんですね!
吉国は人柄までシロの影響を受けて丸くなっちゃって。シロは吉国に尽くしたい世話したいって。最後は同棲したいって。それにこんなに抱いても抱いても尽きないのは初めてって。良かったです!
気になるのが巻末の阿部あかねさんのマンガ。あれ?黒田はもしかして吉国の言うとおりシロを?
超クールな仕事の鬼の吉国が酔ってシロに甘えたり誘うのが良かったです。またシロの一途さとワンコさとお見合いを覗いた時の泣きそうなのも。
さらっと読めて深刻なすれ違いはなくラブラブな状態がたくさん読めてノーストレスなお話でした。
最初のコンタクトが強烈でしたね。
そしてシロの会社もよく個人情報を教えてくれたなとか無粋なことをチラッと考えちゃいました。
でもシロは覗いた時から吉国をいいなと思ってたみたいなので呼び出しに応じたのかな。
始まって良かったです!